深海釣りと鮎釣りメインに水辺で遊んでいます。 JB23ジムニー弄りやキャンプやDIYなども。

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2017/03/16

香港ビアバー探訪記~Kowloon Taproom~

初の海外ビアバー探訪、香港編
お恥ずかしい話ですが、日頃クラフトビールが好きだ何だと言いつつも、行ったことがあるビアバーは精々数店舗、国内のみだったります。
昨年幸運にも香港の方に遊びに行く機会があったので、これ幸いと「地球の歩き方」で少々の下調べをして初の海外クラフトビアバー探訪に行ってまいりました。

2019年1月追記
第二弾は台湾

台湾ビアバー探訪記~Driftwood 西門町~

香港はクラフトビール先進国?
いきなり話が脇にそれますが、個人的には海外旅行では地元のスーパーマーケットを見て回るのが好きです。
地元の人が普段から食べてる食品や飲んでるお酒が見れますし、なんならお手頃価格でお土産にすることも出来ますしね。

香港でも初日からスーパーで買い出しをしたのですが、その際少し驚いたのがビールの品揃えの豊富さ。


ヨーロッパのクラフトは少なめですが、アジア圏のビールは数え切れないほど。日本人向けなのかスーパードライやサッポロ黒ラベルもなぜかラインナップ。
さらに注目すべきは地元のクラフトビールがちゃんと置いてある所。Gweilo Beerというブルワリーのビールが4種類ほど揃っていました。
日本や東南アジア圏の国々と比べてもとても充実したラインナップで、ふつーのスーパーにコレだけのビールが揃っているのは少し驚き。
香港は日本に先んじてクラフトビールのブーム中らしいのですが、一過性のものというよりはきちんと生活に根ざしているように感じました。

Kowloon Taproom
さて今回訪れたのは九龍の尖沙咀にあるその名も「Kowloon Taproom」
少し路地になったような所にある小さめのお店ですが、品揃えと美味しさは抜群でした。


ビールは基本的にズラッと並んだタップ(俗に言う「樽生」)から選ぶ感じ。輸入物と香港の地物がそれぞれ数種類ずつ。もちろんボトルもありましたが、ここではせっかくなので香港のクラフト樽を幾つか頂きました。

フードがウマいしビールもウマい
フードは基本のフィッシュアンドチップスやバッファローチキン、サラダやピザなどそれなりに揃っていました。
飲めない人や、しっかり食べたい人も充分に満足できるかなと思います。写真はフィッシュアンドチップス。2人1皿で充分満足出来る量が出てきて少し驚き。


レビューの質としてどうなんだ、という気がしますが、もうどれを飲んでもウマかったです。
香港のクラフトビールオンリーで7種類程飲んだのですが、さっぱりしたピルスナーから濃厚で香り高いIPA、小豆を使った「大福エール」とか言う変わり種まであり、香港クラフトだけで1晩しっかり飲むことが出来ます。


ちなみにお店のスタイルとしては落ち着いてテーブルで飲む日本のビアバーと言うよりは少しガヤガヤした感じのパブと言った雰囲気。
ただ店員さんはみんな気さくで英語も通じるので安心ですし、一人でも複数人でも行きやすい、敷居の低い感じが魅力的でした。

正直香港にクラフトビールのイメージはあまりなかったのですが、今回思いつきで飲んでみて非常に勉強になったと思います。
タップはドンドン入れ替わるようなので、再訪待ったなしという感じです。皆さんも香港に行く機会があれば是非覗いてみてください。
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2017/03/03

奥多摩 三条の湯 MTBトレッキング

MTB+林道=楽しい!
研究や修論にかまけて最近めっきり山に行かないまま冬が終わっていよいよ春が近づいてきてしまいました。
せっかく買ったMTBもろくにオフロードで乗らないまま部屋の肥やしになるばかり。これはイカンと言うことで奥多摩に行ってきました。


そもそもMTBはマウンテンを走るためのバイクですから、やっぱり乗るなら山道に限ります。
奥多摩で有名な山といえば、標高2017mと今年、2017年にちなんで盛り上がりを見せる雲取山ですね。
と言ってもメジャーな登山道では一般の登山者も多く、自由に乗れないのが実情。オフシーズンとは言え鴨沢から雲取山に登るルートはそれなりに人が入ります。
また初のMTB登山でいきなり雲取山の頂上までMTBを担ぐのは少々抵抗がありますし、今回は無理せずお祭(地名です)から後山林道を経由して三条の湯に至る平坦なトレッキングコースを走ることにしました。

MTBを、ジムニーに載せて

先日作ったサイクルキャリア、一般の舗装路とちょっとした山道で既に100km以上の走行テストを済ませていたので今回も実戦投入。
つくばから奥多摩まで延々と下道を走り続け、奥多摩に着く頃には昼過ぎ。このまま三条の湯に向かっても良いのですが、場合によっては登山中に日が暮れます。
そこまで急ぐワケでもないので後山林道の途中でテントを張って一泊することにしました。

意外と楽しい林道キャンプ

後山林道は割と奥まで車で入れるのですが、基本的に2kmほど入った所にあるゲートはいつも閉まっています。
その手前にはちょっとした転回場と言うか、駐車場と言うか、砂利の広場があり、今回はそこで野営としました。
正規のキャンプ場でもなんでもないので当然水場もトイレも何もありません。全て自前で用意する必要があります。
事前に「道の駅たばやま」に寄ってトイレと買い出しを済ませ、自転車の組み立てと幕営、夕食の準備。


道の駅で仕入れた食料はソーセージとアルコール。鹿肉のソーセージは豚肉のそれのようにパリッジュワッという感じではなく、あくまで「肉」という感じでした。脂が控えめでさっぱりしているのですが、しっかりと食べごたえがあって美味しいです。
締めに袋麺を作ってこの日は就寝。

明朝、まさかの、雪

5時半頃に目を覚ますと聞き慣れたパラパラという音。
嫌な感じはしたのですが、テントを出てみると案の定小雪が舞っていました。
MTBはオフロード向けのブロックタイヤ(非スパイク)で、ジムニーに至ってはH/Tタイヤです。ガッツリ雪が積もるようなら動けなくなる前に撤退しようと思いながら朝食の用意をしていましたが、特に雪が強まるでも無く、降ったりやんだりしているので予定通り山に入ることにしました。

後山林道ゲートから林道起点へ


林道に入ってからはひたすら三条の湯を目指して走りつつ、押しつつ、登ってゆきます。
斜度はそこまででも無いので、普段から鍛えている人であれば全区間で乗って登れるのではないでしょうか。僕はムリだったのでほとんど押して上がりました。
道中はちらほら雪が積もっているものの、路面の凍結等は無く走行問題なし。ただしたまに現れるグレーチングなどはそれなりに滑るので注意する必要がありました。


後山林道は山側に延々と落石防止ネットが張ってあるのですが、これがもう大活躍。無かったらあっという間に落石や木が倒れてきて車が入れなくなりそうですね。


これが林道の起点、終点です。ここからは車の入れない登山道となります。三条の湯の方は発動機+無限軌道付きの荷車みたいなやつで行き来しているようですね。
ここからはガードロープも何もなく、落ちれば数十m下の沢に落ちるような道が続きます。歩く分にはどうと言うこと無い道ですが、自転車に乗って登るとスリル満点。

三条の湯と厳しい現実

後山林道から三条の湯へ至る道中で個人的に好きなのが上の写真奥にうっすら見える三条谷を登るつづら折りの道。この広葉樹林は山梨の森林100選にも選ばれているとか。秋頃行くと見事な紅葉が楽しめます。冬になれば落ち葉が厚く積もってフッカフカ。その下にデカい浮石とかが落ちていてMTB乗りには地獄です。


結局2時間少々をかけて三条の湯に到着。しかし

温泉に入れない事が判明

話を聞くと平日は電話で予約しないと温泉を沸かしていない(※三条の湯は源泉温度が10℃とかそんなもの)とのこと…。完全にリサーチ不足でした。
宿泊なしの入浴だけでも電話さえすれば沸かしておいて貰えるそうなので、平日に行く人は電話しましょうね…。


ちなみに三条の湯から上はすっかり冬景色。これ以上標高を上げるのであればスパイクタイヤ等に換えたほうが良いかもしれませんね。

帰路


帰りはひたすら山道と林道を下るのみ。蓄えた位置エネルギーをバシバシ放出しながら駆け下ります。
とは言っても登山道区間は落ちたら死ぬのでスピードは控えめ。林道区間はガレガレなのでパンクを恐れつつやっぱりスピード控えめ。
それでも登りで2時間以上かかった道を45分で降りてくる事が出来ました。自転車、サイコー。


車に戻ったら一息ついてタイヤの掃除。
フロントはシュワルベのハンスダンプ、リアはロックレーザーを履いているのですが、パンク防止策(スネークスキンとか何とか)のお陰かガレ場を延々走ってもノートラブルでした。シュワルベがちょっと好きになった。
時間にして4時間弱の短いMTBトレッキング?でしたが初めての山ライドとしては満足でした。
次は土のシングルトラックを走ってみたいなぁと思っているところです。



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