深海釣りと鮎釣りメインに水辺で遊んでいます。 JB23ジムニー弄りやキャンプやDIYなども。

Pages

2017/08/16

キャンプ場紹介 no.1長野県高ソメキャンプ場

理想のキャンプは十人十色
皆様キャンプはお好きでしょうか。僕は好きです。
一口にキャンプと言っても「沢登り中の野営」から「電源付きオートサイトで仲間とワイワイ」まで、人によって楽しみ方は様々かと思います。

ここではそんな数あるキャンプスタイルの中でも、僕が個人的に好きな「1人、もしくは少人数で落ち着いてゆっくり出来るキャンプ」が出来るキャンプ場を紹介してみようと思います。
と言うのも、世間一般でよく紹介されるキャンプ場はファミリーや仲間たちと快適に楽しめる設備てんこ盛りのものが多く、「設備が少なくても良いから安くて静か」というキャンプ場って案外探しにくいんですよね。そういうキャンプ場を探している方の参考になれば幸いです。

高ソメキャンプ場
第一弾は長野県は松本市、標高1200mの高地に位置する高ソメキャンプ場です。


電源付きオートサイトやバンガローから静かな個別のサイトまで幅広いスタイルで楽しめます。フリーサイトは無いようです。
アクセスは基本的にクルマ、駐車場もありますが各サイト横付けが基本となります。
水洗トイレや水場が完備され、キャンプ道具のレンタルから薪の販売まで、サービスはかなり充実していると言えるでしょう。直火可というのも焚き火好きには嬉しいですね(最近は楽なのもあってもっぱら焚き火台ですが……)。
料金は大人1人1540円。大都市近郊のオートキャンプ場などと比べるとかなり安いのではないでしょうか。流石に北海道のキャンプ場(数百円~果ては無料まで)と比べるのは酷でしょう。


利用したのは当然静かな個別オートサイト。クルマで直接乗り付けられるので荷物運びが楽。
ただし途中不整地や多少急な坂があるので二輪車や地上高が極端に低い自動車は厳しいかもしれません。


「極力静かな場所を」とお願いして勧められたのは山の斜面に段状にサイトが並ぶエリア。
隣や上下段のサイトとは木立などで隔てられており落ち着けるサイト配置になっています(一部遮蔽物なしにサイトが連なる部分も有り)。

近くに大きな道路なども無く、夜は非常に静か。子連れのキャンパーなどが多少騒がしくもありますが、花火等は禁止されているので大したことはありません。
グループでの宴会やスピーカーの音出しなども禁止されており、運営側としても「静かな落ち着いたキャンプ場」を目指しているのがよく分かります。


場内には池があり、ニジマスなどの放流が行われているようです。持ち込みはもちろんレンタルの釣具もあり、午前中から入っても充分楽しめそう。
標高が高いので真夏の日中でも猛暑という程でも無く、日が落ちれば上着が欲しくなるような気温で1日通して快適でした。

最近はキャンプ場も高機能化が進んで「電源からアスレチックまで何でもありだけどビジネスホテル並みの値段」などという場所もあります。それ自体が良いか悪いかはともかくとして、個人的にはある程度の不便さも含めてキャンプなのかなぁと思っております。
そんな意味ではこの高ソメキャンプ場はとても“ちょうど良い”バランスが取られており、あまりキャンプ経験の無い人や家族連れから自分のスタイルで楽しみたい経験者まで幅広い人が楽しめるキャンプ場になっているように感じました。
都市部からのアクセスは多少時間がかかるかも知れませんが、その分ゆったりと楽しめる良いキャンプ場だと思います。是非一度足を運んでみてください。

おまけ 酷道158号線

今回日本海側からのアクセスはオール下道、国道158号線をひた走りました。が、これが「本当に国道か??」と疑う様な道。
後で調べてみると有名な酷道のようですね。写真のナビ画面をよく見て頂ければドライバーの苦労を感じ取って頂けるかと思います。酷道好きの人は是非。オススメです。
Share:

2017/08/15

ダウンヒルレース観戦のススメ

乗る人も観る人も楽しいお祭り
去る(2017年)8月13日、岐阜県のウィングヒルズ白鳥リゾートにて開催されたダウンヒルシリーズ(公式サイト)第五戦を観戦して来ました。DHレース、一言で言ってしまえばDHライダーのお祭りです。ライダー、家族、友人、(少ないけど)観客、ショップやメーカーの方々が一緒くたになって楽しめるイベントだったと思います。
初めてのレース観戦だったのですが、一般人からプロレーサーまで、迫力のある走りを目の前で観られて大満足の1日になりました。

レースの結果などに関しては公式サイトに譲り、ここでは認知度の低いDHレースを“観て楽しむ”という事に関して簡単にまとめておこうと思います。

※掲載する写真は僕が撮ったものですが、プロではない一般の方が大半です。顔が全く分からないので問題ないと判断して掲載していますが、「勝手に載せるな!」という方はコメント等でご連絡頂ければ即削除致します。また「この写真くれ!」という方には未編集の高解像度版が手元にありますので同じくご一報ください。

で、DHレースって何をやるの?
ダウンヒル(DH)は端的に言ってしまえばマウンテンバイク(MTB)で指定されたコースをなるべく速く走るというシンプルな競技です。
一般的なロードバイクのレースや自動車、バイクのレース、お金が動くお馬さんのレースと違うのはゲレンデ等に作られた下り基調のオフロードコースを走るという点でしょうか。

※参考動画、個人的な意見ですがTahnee Seagrave可愛いですね。

またレースの形式も動画のように一人ひとりが順番に走りタイムで競うものから何人かが同時に走り順位で競うものまで様々。
コースの途中にはゴツゴツした石だらけのセクションや直線的な下りにジャンプ台が設置されたセクション、連続するカーブを走り抜けるセクションなど色々な見所があります。

どうやって観戦するの?
レースが開催されるゲレンデに行ってコース脇で観てればOK!
基本的に観戦料のようなものは無いようですが、コースの上の方まで歩いて登るのは流石に大変なので現実的には片道のリフト券等を購入する事になるでしょう(と言っても数百円の出費です)。
レース開始前も試走などで選手が走っている場合があるので、コース周辺を歩いたり、コースを横切る際は注意が必要です。
またレース開始後は一定時間おきに選手が走ってきます。近くにいる係員の指示に従って安全に観戦するようにしましょう。

レースを快適に、より楽しむために
僕が実際にレースを観て感じたこと、思ったことをまとめておきます。

・服装の基本は山歩き
ゲレンデはスキーで滑ったりMTBで走る分には快適ですが、自分の足で登って降りるとなると登山とそう変わりありません。
むしろ綺麗な登山道などが無い分多少過酷であるとも言えます。靴は歩きやすいトレッキングシューズなど、服装は長ズボンなどが良いでしょう。僕は半ズボンで歩いて足が傷だらけになりました(刈った笹や小枝が引っかかりやすいのです)。
またその日の天候に合わせて雨具や日傘などがあると快適に観戦ができると思います。

・飲み物を忘れずに
僕は忘れました。
天候によりけりですが、DHのハイシーズンは春から初秋にかけて。日陰の少ないゲレンデは中々に暑くなります。当然自販機などもありませんので、登る前に飲み物を用意しておくのをオススメします。

・座布団、椅子があると快適
全樹の通り、ゲレンデのコース脇は硬い笹や草、低木が生えていて中々快適に座れるような場所はありません。何か下に敷く板やマットのようなものがあると快適です(僕は背負っていたデイパックを敷いて座っていました)。

・コース、選手の下調べをしよう
これはどんなスポーツにも言えることかも知れませんが、下調べが大事でした。これは今回の大きな反省点。
特にDHは頻繁な観戦場所の移動が中々難しく、観る場所の選定が非常に重要になりそうです。
ロックセクション(岩場)やバーム(カーブ)、シングルトラック(林の中の狭い道)など、コースの中で見どころになりそうなポイントを知っておくと観戦がグッと楽しくなるのは間違いありません。実際に自分で何度かコースを走ってみてから観戦するのが理想的かもしれませんね。
また選手の名前や過去の成績を知っておくとタイムや順位に関しても楽しめるようになると思います。

・誰かと一緒に行こう
DHレース、あまり一般認知度が無いせいか、基本的に居るのは選手とその身内、関係者ばかりです。独りで観に来ているのは僕くらいのもの。ましてやわざわざ上まで登って写真を撮っているのは僕とゲレンデの代表者のおじさまくらいでした。これはあくまで個人的な感想ですが、誰かと連れ立って観戦に行くのをオススメします……。


DHレースを観に行こう!
少し長くなりましたが、結論は「レース観に行こう!」これに尽きます。
MTBに乗る人はもちろん、乗らない人も、プロ選手の迫力のある走りを間近で(本当に近い、2mも無いような目の前をものすごいスピードで走っていきます)観ているとそれだけでワクワクしてくると思います。お金もかかりませんし、ちょっとしたトレッキング気分で観戦してみるのも楽しいでしょう。もしかしたら「次は自分も走ってみよう!」となるかも知れません(ちゃんとビギナー向けのクラスからプロクラスまで区分けされています)。
お天気のいい週末、普段あまり行ったことのない夏のゲレンデに足を伸ばすのも面白いのではないでしょうか。
Share: