カサゴ料理は釣り人の特権
カサゴ(関西ではガシラ)は釣り魚としてはメジャーですが、お店に並ぶことは少なく、普段食べる機会もあまり無い、まさに「食べれるのは釣り人だけ」という感じの魚です。先日三重県で筏釣りをした時に久々にキープサイズ(マイルールで20cm以下はリリース)が釣れたので刺身にしてみました。
ヒットルアーはみんな大好きメジャークラフトのショアスロー40gのイワシカラー。
朝イチで渡船屋のおじさんに「青物はおらんよ」とキツいお言葉を頂いていたのでひたすらボトムを叩いて根魚狙いをしていたらヒット。
ショアスロー以外のメタルジグもいくつか試したのですが、根魚のヒットがあったのはショアスローのみ。何となく根魚には強いイメージがあります。
ちなみにマハタのいいサイズもヒットしたのですが抜き上げ直前でバラシ。筏釣りではバラしてばかりです……。
帰宅後にサイズを測ったところ約27cmで尺には届かず。それでもコレくらいのサイズになると刺身で食べられます。
内蔵は現地で抜いておき、帰宅後にざっくりと鱗を落としたら頭を落として三枚おろし。中骨は気にしなくてもそのまま食べられるので薄めに引いて刺身は完成。
残った頭を背骨は煮出してアクを取り味噌汁に。もれなく食べつくしましょう。
カサゴは見た目に反して非常に淡白であっさりとした味で、それでいて歯ごたえはしっかりしており非常に美味しいです。
お鍋なんかにしてもダシが出てウマいですね。
ただカサゴに限らず根魚の類は大小構わずキープしてしまうとあっという間に魚影が薄くなってしまいます。ルールは人それぞれだと思いますが、食べる場所が無くてダシしか取れないようなサイズはリリースするのが良いかなと。
おまけ
このところ(2018年5月6日現在)紀伊半島周辺でカタクチイワシが接岸しているようです。この日のベイトもカタクチイワシと小サバ。サビキで山ほど釣れました。これはこれで美味しい魚なので持ち帰って色々と料理してみました。
お馴染みのカマボコ。
朝マヅメから午前中にかけてこれしか釣れず、オマケに写真に写っている新品のムーチョルチア60gを根掛かりロストして心折れました。
段々と気温も水温も上がってきて魚の活性も高くなってきたように思います。
去年からの黒潮大蛇行は相変わらずらしいですが、どうにか今年は青物を何本か上げられると良いのですが。
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