東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2018/06/27

京丹後でカヤックに入魂

初夏の海でカヤックフィッシング
梅雨らしい梅雨も無いままいつの間にかメチャ暑くなってきた最近、日頃の残業の鬱憤を晴らすべくお馴染みの京丹後の地磯まで行ってきました。
ただ今回は陸っぱりではなく、カヤックを使ったカヤックフィッシング&カヤック地磯エントリーです。

以前ご紹介したように、この地磯は歩いて10分ちょっと程度、山道を登って降りるので夏の暑い時期は正直シンドイ。
そこでカヤックに荷物を積み込んで近くの漁港脇の浜辺から出船。海側から地磯に上陸してみました。

(参考:京丹後で初の地磯デビュー

風も穏やかで凪だった事もあって10分ほどで地磯に到着。時間こそ徒歩と変わりませんが圧倒的に楽ちんです。流石海運。
徒歩でエントリーする会社の友人を待つ間に陸っぱり用のショアジギロッドで軽くジグを投げて待つことに。
様子見がてら適当にジグを投げるつもりが、なんと一投目からヒット。

アタリは明確だったものの、あまり抵抗もなくゴリゴリと巻いて上がってきたのは30cm少々のアコウ。(キジハタ)
陸っぱりなら結構な良型ですが、青物を釣りたくて揃えたタックル(コルトスナイパーS1006HにPE2号)だったので全くファイト感は無く……。
しかし食べて美味しい魚なのは間違いないのでちゃっちゃとストリンガーに繋いでキープ。幸先の良いスタートです。

そして早速酔う
この日は波こそなかったものの、沖からのうねりが若干ありカヤックはゆっくりと上下にゆらゆら……。
当日午前1時から運転していたので速攻で気持ち悪くなってきました。(アネロンを飲み忘れる痛恨のミスも重なる)

しかしここでカヤックの自由さを存分に発揮。ちょっと磯に戻ってちゃちゃっと上陸。少し横になって寝ているとすぐに回復してきました。
仕立ての船釣りだと当然「ちょっと酔ったから港に戻ってくれ」なんて言えるはずもなく、ただただ揺れる船の上で耐えるしかありませんが、カヤックは良くも悪くも個人戦。好きなタイミングで出たり戻ったりできる自由さは大きな魅力です。

休んで調子も良くなったので再度出船。
数百mほど沖に出て新しく導入したライトジギングタックルでタイラバを試してみることに。

着底してすぐに鋭いアタリ、結構な竿のしなりと小刻みな引きで上がってきたのは40cmを超える良型のホウボウ。
ショアジギで釣れることもありますが、ここまで良いサイズは初めて。ほんの数百mですが、やはり陸から離れて水深のある場所を攻めれるというのは大きなメリットですね。

その後もプカプカと浮きながらタイラバでホウボウを追加。
風が出たり気持ち悪くなったら磯に戻ってショアジギしたり休んだり。

とにかく自由なカヤック釣り

お昼も過ぎ、あまりアタリも無くなってきたのでこの日は納竿。
結局朝方にパラパラっと釣れただけであまり大漁という感じではありませんでした。が、カヤック釣りの楽しさを存分に満喫。
カヤック釣りの魅力は兎にも角にも「自由」の一言に尽きます。好きな時に船を出して好きなところで釣りをして好きな時に戻る。
まぁボート釣りでも同じことは出来ちゃうんですけど、手漕ぎは手漕ぎで楽しいと思います。

帰りがけに地磯を海上から撮影。
こうしてみると大した傾斜では無いですね。歩いてみると壁としか思えないのですが。

漁港近くは水深も浅く、凄まじい透明度と相まってサイトで根魚が狙えそうなレベル。箱メガネなんか付けてワーム釣りしたら楽しそうですね。

結局この日の釣果はアコウ1尾とホウボウ2尾。いずれも良型で大満足。


家に帰ったら早速アコウとホウボウをお刺身に。アコウの皮は湯引いてネギポン酢で。
どちらも白身であっさりとして美味しいです。アコウの方がムチムチとして刺身は上かも。ホウボウは鍋物にすると美味そうですね。
アコウの皮はまさしく絶品。湯引きすると半透明のゼラチン質がプリップリになってポン酢と良く合います。何で今までやらなかったんだと後悔すらしました。

地味に狙っていたマゴチが釣れなかったり、青物が釣れなかったりといくつか課題も残っているので、京丹後、しばらくは通うことになりそうです。
カヤックの艤装なんかももうちょっと工夫できる部分がありそうなので、また紹介できればと思います。
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