深海釣りと鮎釣りメインに水辺で遊んでいます。 JB23ジムニー弄りやキャンプやDIYなども。

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2018/09/24

丹後でスローな根魚ジギング

先日社内でお誘いを頂いて初めてのジギング船に乗ってきました。
初めての本格的なオフショアジギングとあって少々緊張しつつ、午前3時頃出発。
釣果情報を見る限りはヒラマサやハマチがよく釣れているようです。

お天気はあいにくの小雨。この日は降ったり止んだりしそうで一応カッパを着てスタートです。
ちなみに同乗した皆さんはソルティガやらツインパワーやら高級タックルを並べた上に見たこともないような巨大なアシストフックを準備しています。なんとも恐ろしい世界です。

基本的に青物を狙う船なので周りの方はジグの着底後ジャーっと早巻きして大きく誘ったりワンピッチジャークしたり、いわゆる丹後ジャークをやっていました。
僕は使えそうなタックルがベイトのスローピッチジャーク用一本だったので着底後は底を切ってフワフワとワンピッチかハーフピッチ。
船長いわくポイントはヒラマサ狙いの漁礁とのことなので、青物は難しくとも根魚は狙えるだろう!という算段です。

嬉しい一尾目は思いがけない超レア物
割とのんびりとスローピッチでやりつつ、漁礁3つ目か4つ目くらいを流している時でしょうか。
着底から数シャクリしたところでネットリとジグが重くなるようなヒット。青物にしてはそこまで暴れず、しかし重さはしっかりとしており期待大。

そして水面に上がってきたのはなんとクエ
お前幻の高級魚なのでは…と思いつつ周りのプロフェッショナルおじさん達に聞いたところやはりクエとのことで。
クエって言えばゴリゴリの大物タックルで泳がせ釣りをしたりしてやっと獲るイメージでしたが、思ったよりあっさりと釣れてしまいましたね……。
少しボトムから浮いたところで掛かってくれたのが功を奏したのか、思ったよりも根に突っ込むような引きもなく、安心してやり取りが出来ました。

この手の魚を知らなすぎて型が良いのかどうか分かりませんが、帰宅後に測ってみると全長は50cmほど。重量は3kg程度?

ちなみにヒットルアーはクロスファクターのブレイズスロー180gのゼブラピンク。購入理由は「Amazonで安かったから」。
オフショア向けの重たいジグは1000円超えるのが相場のようで、そんな中で700円程度の価格が魅力的でした。安くても釣れるって素晴らしい!
※塗装は弱そうだったので100均のマニキュアトップコートを塗ってあります。

その後もひたすら根魚狙い!
ビギナーズラックで気を良くして当然その後はひたすらボトム狙い。
お昼前には良型のヒラメ(帰宅後測ると60cm)をゲット。こいつは最初なかなか引いてくれました。
取り込みの際船長がボソッと「茶色いやんけ……(=青物じゃない)」と言っていたのが少し寂しい。青物ジギング船だものね……。


あとはポツポツとアコウを追加したり。


ガシラを追加したり。
アコウもガシラも30cm弱くらいあるのですが、段々とサイズ的に物足りないような気分になってきます。オフショアジギング恐るべし。
陸っぱりのショアジギングだったら大喜びしてるのに。

お天気も少し回復して、肌寒かった気温も上がり若干暑いくらいに。
相変わらずボトムをネチネチ攻めているとジグの抵抗に若干の違和感。前にエサ釣り船の合間にやったジギングでもそうでしたが、これ多分魚のミスバイトなんですよね。
すぐさま底取り直して少し丁寧目にハーフピッチで誘いあげると明確なアタリがあって即ヒット。


まぁまぁの引きで上がってきたのは40cm弱の良型チカメキントキ。
あまりルアーで釣れるイメージのない魚なので喜びもひとしお。そして前アタリを捉えて誘って釣ったというプロセスが何より嬉しい!
やはり「釣れた」のと「釣った」のでは上げたときの嬉しさが全然違いますね。(ちなみにここまでの魚は全部「釣れた」魚)

ちなみにアコウやキントキのヒットルアーはジグパラスローの180g。どちらもリアフックに掛かっており、このフックは自作のモノ!
自分で作った道具で釣ると言うのも釣りの醍醐味だと思います。ほどけたり切れたりしなくて本当に良かった。


あとはスレがかりのツバスなんかを追加して納竿。全体的に青物は渋かったようですが、個人的には根魚祭りで大満足。
やはりジギング船はジギング専門だけあってエサ釣り船で真似事をしているより本格的に、徹底的にジギングを楽しむことが出来ました。
お陰様で翌日は全身筋肉痛。修行が足りてないですね。また行きましょう。

おまけのタックル紹介
今回は使えそうなタックルがベイトのスローピッチ用のみだったのでタックルは1本。
念の為4000番のスピニングリールとオフショアキャスティングの柔らかめのロッド(カヤック用に買ったもの。ちなみに驚きの8000円)も持っていきましたが出番なし。

リールはシマノのオシアコンクエスト300HG(正確には左巻きなので301HGですね)。
PEはよつあみのスーパージグマンX4、2.5号を300m巻いています。ちなみにラインキャパはこれでパンパン。リーダーはフロロ50ポンドを7mほど。
まだ本格的に使って数回目ですが、巻きが異常になめらかで以前使っていたグラップラーBBとは比にならない快適さです。
お値段はそれなりにするものの、やはりフラッグシップモデルは別格の使い心地です。詳細なレビューはまた今度。

ロッドはテイルウォークのソルティシェイプダッシュスローピッチジャーク(SSD SPJ)の633。
ジグウェイトがMAX350gのスローピッチ用のロッドになってます。個人的にエイテックが好きなのとお値段が優しいので買ってみました。
個人的な感想ですが、ジグは100~180gくらいまでがシャクリ易いです。200gくらいになってくると竿の反発が少し物足りない感じ。次買うなら634か、いっそ635を買うかも。
割と硬めの竿が好みなのでこの辺は個人差があるかも知れませんけどね。こちらもまた詳しくレビューしたいと思います。

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