東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2019/01/21

台湾ビアバー探訪記~Driftwood 西門町~

待望のシリーズ2店舗目は台湾


前回の香港編から個人的に待望していた海外ビアバー探訪、ついに、やっと、ようやく、第二弾です。
今回は週末を利用して台湾(台北)に行ってきました。観光なし、ビールのみの旅です。


ちなみに前回はこれ

香港ビアバー探訪記~Kowloon Taproom~

Driftwood 西門町


前回香港に行ったときも似たようなことを書きましたが、どうやら台湾もクラフトビールブームらしく、台北駅の周辺だけでもお店は何件もあります。
中でも今回は台湾の地元ブルワリーであるTaihu Brewingが直営するDriftwood西門町。




比較的若者多めの賑やかな街並みの中で、ホテルの1階部分にドーンと構えているのが件のお店。
南国風のデザインで統一されていて、ビアバーとしては珍しい感じ。


1月ということで一応季節は冬。ただそこは台湾なので比較的暖かです(地元の人はダウンジャケット着てますけどね……)。
オープンな屋外カウンター席で飲んでいる人も何人かおられました。テラス席とまた雰囲気違って、こういうのも良いですねぇ。


店内は意外なほど広いので予約等なくてもさっと入れそうな感じ。
ちなみに英語は全く問題なし。日本語が少し分かる店員さんも居るので基本的に注文は困らないはずです。
メニューにも英語併記されているので安心感あり。むしろ中国語表記の方が漢字で意味が取りやすいような気もします。

初めてらしい地元カップルが試飲もさせてもらっていました。店員さんも快くビール選びに付き合ってくれるのが好印象。

肝心のビールのお味は



メニューの表紙が木製だったりしてイチイチおしゃれ。
基本的にタップは自社製のビールが数多く繋がっており色々なスタイルから選べます。
なおお値段はすべてグラス1杯200NTD(ニュー台湾ドル、だいたい700円くらい)なので、価格帯としては高くもなく安くもなく。
日本でクラフトビール飲むのと変わらない金銭感覚で良いかと思います。

現地の屋台とかで飯食うのと比べたら結構高めですけどね。(適当な麺類が1杯35NTDとかなので)


今回はNo.1,2,3,6の4種類をオーダー。
雑多な感想だけメモしておくと……

No.1~Taihu Grapefruit IPA
完全にジュースです。ありがとうございます。
正直言ってIPAというよりアロマホップが効いたフルーツランビックのようなノリです。しかし非常に美味しい。これ知らない人にビールって言って飲ませたら怒られそう。でもうまい。
苦味が控えめ、と言うか甘めで非常に華やかなのでよくあるビールが苦手な人にもオススメしたい。

No.2~Taihu Momo Peach Weisse
桃でピーチなヴァイスビール。これも完全にジュースです。ありがとうございます。
ちょっとビビるくらい桃のフレーバーが漂います。これまた非常に甘くてジュース。ただこれまたうまいんですねぇ。


No.3~Taihu IPA
こちらは上記の2つと比べるとかなり真面目にIPAです。名前から察するとこれがスタンダードなTaihuのIPAなんでしょうね。
一般的なアメリカンスタイルのIPAで、No.1なんかと比べるとしっかりホップの苦味が効いていて美味しいです。2杯目あたりで飲みたい。

No.6~Taihu Nine to Five
「Taihu925ってなんや!頼んだろ!」と思って2杯目で注文したら完全にスタンダードなピルスナーでした。
ごく普通に美味しいのですが、1杯目でグレープフルーツ爆弾のようなTaihu Grapefruit IPAを食らっているので全然味が分かりません。組み立て間違えた。次回反省。

総じて感じたのが、非常にフレーバーが分かりやすくて飲みやすいビールが多いということ。
台湾のクラフトビールブームの牽引役は若者だそうですし、西門町自体が若者の街ということもあるのか若い人にウケそうな華やかな味付けのビールが多かったと思います。
まぁ端的に言ってしまえば種類の違いが超分かってホッピーでフルーティーでうまいです。日本でもこういうブルワリー出ないかなぁ。


ちなみにフードはバッファローウィングみたいなやつとかフライドポテトとかが数種類、どれも作り立てですし丁寧に作ってあって美味しいです。香港のときもそうでしたが値段の割に量があるのも嬉しい。
またゲストビールの方はMikkellerやStoneが繋がっていました。ボトル販売もあるようです。やっぱり全体的に華やか目な品揃えだったような気がします。

ちなみにちなみに、嬉しいことに店内ではTaihuブルワリーオリジナルのTシャツ等グッズ販売もしておりました。ついついTシャツ買ってしもた。こういうの、ビール好きな人へのお土産にはベストバイですよ。

さあ行ってみよう!


前回紹介した香港のKawloon Taproomと比べるとそもそも台湾と言うことでアクセスが良く、物価も比較的安めなので訪問のハードルは非常に低いです。
というか台湾便が安すぎる。下手な国内旅行行くより安い……。

という訳で、ここまで読んだあなたも台湾に行ってクラフトビールを浴びてきましょう。
國立故宮博物院や九份も良いところですが、わざわざ海外まで行って酒だけ飲んで帰ってくるというのもなかなかオツで良いものですよ。

今回はアクセスのこともあり台北市内の店舗に行ってみましたが、実は工場併設の直営店なんて面白いものもあるらしいのでいずれそちらにも行ってみようと思っています。
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