東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2022/03/29

2022春 渓流始めてみました

 渓流ルアー釣り


実は去年からこっそりと渓流ミノーイングってやつを始めていました。
ナチュラルな格好して、人里離れた小河川で美しいトラウト(決して渓流魚ではなく、トラウト)と戯れ、「ありがとう」と静かにつぶやいて川へ返す。そんな釣り。自然と触れ合って仕事で疲れた心をリセットする釣り。

……では当然なくて、アマゴやイワナを釣って唐揚げにするとメチャメチャ美味しいんです。もうドハマリしました。

書いてて気づきましたがヒレピン?

キャッチ&イートの人です

愛知川上流漁協


今回遊びに行ったのは鮎でもお世話になっている愛知川上流漁協。



八日市インターで高速降りたら右に曲がってひらすら真っ直ぐ。奥永源寺の道の駅少し手前に漁協の事務所があります。遊漁券や放流場所の情報はここで入手しましょう。
ただし営業はお昼までなので注意。遊漁券は道の駅や池田養魚場その他でも購入可能です。

今回は渓流の年券を6000円で購入しました。

メインの支流は3つ


メインフィールドは3つ、茶屋川・御池川・神崎川です。漁協事務所にマップがあるので貰っておきましょう。

茶屋川は俗に言う本流で、結構川幅が広くて鮎釣りでもメインになる川ですね。今回は前日までの雨と雪代で濁っていたのでパス。

御池川は広めの支流で谷が深いので雰囲気が良くて個人的には一番好きです。ただポイントまでのアップダウンがあるのでアプローチは多少面倒かもしれません。今回はここを釣り上がりました。

御池川は雰囲気◎

入渓場所付近は浅めの瀬が続いておりルアーには完全無反応。
教えてくれた人曰く、水温が低すぎてあまり瀬には入らないらしいです。こういう時期は深めの淵や落ち込み、流れの緩い場所を狙うのが良いんだとか。鮎とはだいぶ違いますね。

ちょうど尺サイズのカッコ良いイワナ

この日は午前中みっちりとスピナーを投げ倒して景気よく6尾ほどキャッチすることが出来ました。アマゴとイワナが半々くらいですね。
やっぱりセオリーってのはあるみたいで、皆さんおっしゃる通り流れの緩いポイント、あるいは緩いところから追ってきて流れの中でヒットするパターンが大半でした。寒くてそんなに元気ないんですね。

釣れてくるのはほとんどが成魚放流の魚。愛知川上流は放流量が関西でもトップクラスだそうで、ド素人でもまぐれ当たりがあるくらい魚影が濃いのは正直嬉しいです。

これからいい時期になってくるでしょうし、もうちょっと通って天然モノのきれいなやつをたくさん釣って、きちんと勉強することに致しましょう。

道具はお手軽でした


さて今回用意したタックルですが、深海餌釣りや鮎の友釣りと比べると良心的すぎて涙が出てしまうお手軽な内容でした。渓流最高やね。なお突き詰めると青天井でお金が掛かるのは他の釣りと一緒でございます。

・ロッド
ジャクソンのカワセミラプソディTULN-542ULを中古で買いました。完全に見た目で選んだ。だってブランクとスレッドの色が綺麗じゃないですか。人もロッドも見た目が大事。
ちなみにイシグロのオンラインショップで15000円くらい。イシグロの中古はちゃんと検品されてるので個人的にはオススメです。
渓流域で使う分には5フィート前後使いやすくてよかったです。もうちょっと短くてもいいかなぁ。硬さはULで十分ですね。使うルアーが2~4g程度と軽いのでこれ以上硬いと投げにくく感じそうですね。

・リール
シマノ党なのでストラディックC2000XGを新品購入。20000円くらい。
ドラグをハチャメチャに使ってシビアにやり取りしたり、異常な負荷をかけて死ぬほどラインの出し入れをするような釣りではないので正直安くても大丈夫ですね。巻き心地や所有感を求めるなら高いの買えばいいと思います。
ただし流れの上にキャストしてすぐに糸ふけを取ったりする釣りなのでギア比だけはハイギア以上を選んでおくべきだと感じました。


・その他用品
ラインはナイロンの3ポンドを使用。最初はPEの0.4号にリーダー繋いでましたけど切れるたびにノットを組むのがめんどくてやめました。ナイロンとは言え細いので飛距離等で不満はありません。そもそも遠投する釣りではないですし。

タモ(ネット)やウェーダーは鮎や他の釣りで使っているものを適当に代用。見た目気にしないなら鮎ベストとか鮎ベルトは便利ですね。オシャレさは欠片も無くなるので難しいところですけども……。

偏光グラスは必須でした。追ってくる魚影とか見えないと釣りにくいですし、見えるだけでも楽しいのであった方が何かと良いですね。これも鮎釣りで使っているサイトマスターを流用。マジサイコーやで。みんなもサイトマスター買おう。


あとは鮎用の引き船(魚のキープ用)とかルアーケースとか諸々。


・ルアー
こればっかりはメチャメチャ迷いました。なにせ周りでガッツリ渓流ルアーをやってる人が居ないので、このフィールドの定番が全然わかりまへん。
春の定石は小型のシンキングミノー……らしいんですけど、これ使うの難しくて大変。特に流れの中でうまく動かすことが出来なくて大苦戦しました。

 
色々買ってみましたけどメジャクラのFine tailエデンの45Sと超絶ド定番らしいDコンタクトの50が安定して魚の反応を引き出してくれました。メジャクラ安くて良いよね。本体の作りやフックの質も悪くなかったです。これでDコンの半額はすごいっす。


結局ド素人でもどうにか使えたのは投げて巻くだけのスピナー。最初の数日間はスピナー意外で魚釣れませんでした。ARスピナー作ってくれたSMITHのエンジニア、本当にありがとう。
業界ド定番らしいARスピナー意外使ってないんですけど、2.1g~4.5gくらいあればとりあえずどこでも何とかなるかなと。ロッドの硬さ的にもそれくらいのウェイトが限度ですね。

 
もうARスピナーしか信じない。

とりあえずやってみましょ



と色々雑文を散らしましたけど、とりあえずは適当に道具を揃えて川に行ってみましょう。なんせ景色が良いですし、静かな渓流でルアー投げているだけでも楽しいってもんです。おまけで魚が釣れたらラッキー。釣れなくてもコーヒーでも淹れて帰ってくればオッケーです。

ただし、水温が激低い時期にウェーダーで川に入る事になるので慣れていない人はあまり一人では行かないほうが良いかも知れません。安全第一で川遊びしていきましょう。


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