東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2020/02/16

【釣行メモ】2020年2月15日 朝日丸 ヤリイカメタル

日本海の冬の風物詩をメタルで狙う

週末に予定していた太平洋でのイカメタルが荒天を理由に突然中止に。
慌てて太平洋側で船を探し、敦賀から出ている朝日丸さんにお世話になってきました。


釣り物は今アツいヤリイカ。
これまでスルメイカとケンサキイカしか釣ったことがないので、初の釣り物になります。

ヤリイカと言えば年明けくらいからオカッパリでエサ巻きスッテを使って狙うウキ釣りというイメージでしたが、イカメタルも出来るんですね。

初乗船なので、設備やシステム等々をメモしておきます。

釣り方:半夜便イカメタル(電動連結スッテの人と相乗り)
時間:16時出船、23時過ぎ沖上がり
料金:12000円(敦賀の船はちょい高いですね…)

その他:氷はバケツ1杯200円、事務所に洗い場等は完備。料金は前払いで釣座は先着順。

漁船兼用ではなく純粋な釣り船で、設備も綺麗なので非常に快適でした。
ただキャビンが狭いので全員は入れません。荒天時はちょっとつらいかも。


お天気は最高!反応は…



この日は本当に冬の日本海か?と思うほどの良い天気。気温が高くて風もないので心配した寒さも平気平気。
16時になると周囲の釣り船含めて一斉に出船します。漁協のルールでもあるんですかね?全く同時に出船です。

一斉に出船した船がそれぞれのポイントに一直線で飛ばすので、さながらちょっとしたレースです。


ポイントまでは45分ほど。敦賀湾を出たあたりの80mラインにアンカリングしました。
日が暮れるまではデイゲームとなりますが、残念ながらまっったくアタリ無し。沈黙が続きます。

船長の指示で、連結スッテの人はおもり80号、メタルの人は15号~20号。

この日のタックル

タックル1(スピニング)
ロッド:メジャークラフト スカイロード SKR-S702NS/ST
リール:シマノ ツインパワーXD C3000XG
ライン:シマノ タナトルX4 0.6号
リーダー:フロロ2.5号+自作のオバマリグ

タックル2(ベイト)
ロッド:テイルウォーク ソルティシェイプダッシュ メタルイカ 
リール:シマノ グラップラーCT 151XG
ライン:よつあみ G-soul X4 0.6号
リーダー:フロロ2.5号+自作のオバマリグ

水深は75m~80mくらい。イカメタルとしては深場ですね。このへんは連結スッテの人とバランス取っているのでしょう。
余談ですが、普段会社のクラブで乗っている船は古き良き餌釣り船なので水深90mくらいでイカメタルやれと言われます。イカが浮かない日は地獄!

潮は全然流れず、12号くらいのスッテでも底取りは問題なし。
ただ深場というのもあって、とりあえずベイトタックルで始めます。

実はいままでほとんどスピニングのイカメタルしかやったことがなくて、なんとなくベイトタックルは苦手です。
この日は練習も兼ねてずっとベイトタックルのみで釣り続けました。カウンター付きリールは楽ですね。何をいまさらと言われてしまいそうですが。


18時半頃に集魚灯を焚いて、ぼちぼち周りは釣れ始めますが我々は沈黙のまま。
よく見ると皆さんほぼ全員がエサ巻きのスッテを使っています。マジかよ。

ヤリイカメタルは難易度高いと聞いてはいましたが、まさか餌まで必要とは…。
どうにか頑張りポツリポツリと地道に釣るしかありません。ちなみに皆さん電動の連結スッテとイカメタルの2本出しでした。(両方餌付き)

釣果情報では平均で30杯くらいと聞いていたのですっかり安心していました。
竿2本出し+餌で30杯しか釣れないってどんだけ厳しいねん!という気持ちを堪えつつ、どうにか見出したパターンをメモしておきます。

①棚はボトムから10m以内
船長指示はボトムから30mくらいまでを広く探る、という事でしたが、アタリはベタ底から5m以内に集中しました。

②スッテは赤白、赤黄色などの明るめのカラー
これは有意差があるかどうか微妙です(なにせ数が釣れなかったので…)。ただヒットカラーは赤白、赤黄色傾向。
緑系はノーヒットでした。

③ゆっくりとしたテンションフォール
激しいシャクリやタタキは全く無反応、テンションフォール中に抱き上げたり、ステイで当たってくることが多いです。

④群れが来ないと全く釣れない
回遊性があるとは聞いていましたが、この日は特に群れが止まりませんでした。
釣れるときは仲間内でバタバタと釣れてダブルヒットも。過ぎたらシーン…の繰り返し。

テクニカルで楽しい釣り!ただし人を選ぶ



結果的に9杯で終了。つ抜け目指すも届かず。
連結スッテで3杯の人も居たりしたので特別厳しい日だったようです。

数こそ伸びませんでしたが、個人的にはかなりテクニカルで楽しい釣りでした。
夏のケンサキゲームでイカメタルに慣れている人や、誘い方変えたりパターン探したりするのが好きな人はハマるかも。

逆に手軽に数釣りを楽しみたいという人には全然おすすめできません。陸っぱりで数杯釣ってる方がコスパ良い。

次はエサ巻きスッテも用意してリベンジしてみたいと思います。
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2020/02/09

【釣行メモ】2020年1月 北陸遠征初日 遊心丸 寒ブリ?ジギング

初の北陸


年始も早々に北陸方面へ遠征して来たのでそのレポ。

日程は一泊二日、初日は石川県の遊心丸さんにお世話になりました。
ちなみに狙いはライトジギングでのアマダイ……のハズだったのですが。


デケェクーラー持ってくるのは青物釣りてぇバカだけだぞ!


予約等々は一緒に行った友人に丸投げしたので船長とはお初。
常連さんたちとの話しぶりを聞く限りはなかなかにファンキーなお人のようで。

のっけから「この時期に青物ァ?!バカじゃねぇのか!虫だらけだよ!」という罵声が聞こえてきます。
遊漁船の船長って色んなタイプが居ますけど、

・釣り好きが行くところまで行っちゃって始めたパターン
・親父がやってたパターン
・漁師が片手間でやってるパターン

なんかがあって、いずれにせよ船長のキャラクターは濃いです。
そんな中でも遊心丸の船長はピカイチでした。というわけで、サブタイトルは船長名言集でお送りします。

船長のファンキー発言故に誤解されるかも知れませんが、一応先に言っておきましょう。
素晴らしく楽しい船です。クソ遠い(片道300kmくらい)ですが、今後も年に1回か2回は行きたいなと思います。

ベイトリールで釣れる魚はこの海には居ねぇよ!



集合は確か6時半、遠征で余裕を見て移動していたということもあって6時位に到着。
しかし船着き場には常連さんたちがずらり。最後に1人、6時半ちょうどに来た常連さんが何故か怒られるというファンキーアトモスフィア。

そして僕らのタックルを見るなり「ベイトリールはゴミ!そんなのは伊勢湾でしか使えぇねよ!」と一蹴。
のっけから不安になる我々。

針20本付けろ!1匹バレると釣れなくなんぞ!


港から45分くらい?走ったところで一流し目、青物の反応があるようです。
(船長青物釣るのはバカだけ言うたやん……)と思いつつ、ライトジギングのタックルを仕舞ってベイトジギングのタックルを準備準備。

タックル1 (ライト)
ロッド:ソルティシェイプダッシュ スローピッチジャーク 634
リール:オシアコンクエスト 301HG
ライン:ジガーULT 1.2号 600m
リーダー:ナイロン8号(35lb)

タックル2 (青物ジギング)
ロッド:ホライゾンSL MH
リール:オシアジガー 2001HG
ライン:G-soul X4 upgrade 2.5号 300m

※ちなみに常連さんは洒落でも冗談でもなくフロントフック6つくらい付けてました。文化が違いすぎる。

水深は90mくらいなので、適当に160gくらいのジグを付けてやってみます。
青物反応とのことですし、スローピッチでネチネチやらずに最初からワンピッチでシャカシャカ、そしてあっさりヒット。

「メジロ以上はあるかな~」とすぐ分かるくらいの引きですが、普段使っているタックル(太平洋でのジギングではPE1.5号)と比べるとガチガチに強い道具なので、ドラグも何も気にせずにゴリゴリ巻き巻き。割とあっさりと上がってきたのは80cmちょい超えるか?くらいのブリ。幸先良いスタートです。

そしてここからが祭りのはじまり。

関西から来たァ?!外国人かおめーら!


ポツポツと周りでも釣れ始め、僕にも運良く2本目がヒット。
1本釣れた後なのでなおのことゴリ巻きです。ジガーの2000番で本当に良かった。小さいリールだったら身体が壊れてました。

船長いわく、上から下までブリだらけとのことで、もう入れてシャクれば何でも食ってくるようなノリ。
上の方にはメジロサイズ、下の方にはブリサイズが居るようで、ボトムまで落とせればサイズ良い傾向でした。

3本目をかけた時に「お客さんうまいねぇ!」のコール。これ、どうやら遊心丸名物らしい。


足元にはブリがゴロゴロ。血抜きをする間にジグ落として、また釣れて……の無限ループです。
中には3本くらいかけてギブアップしてる人も。ちなみにギブアップすると船長にどやされます。

15kgまではメバリングロッドで抜き上げだぞ!



9時頃には持ち込んだクーラーボックスが満タンになったためストップフィッシング。
2人で乗って15本以上釣れたでしょうか。後半は半分労働という様相を呈していました。

後半は船長も横で竿を出していましたが、僕の目がおかしくなければ本当にメバリングロッドを使っていました。
船長いわく「ブリ相手にはソアレSSで十分!」

ちなみにその日は昼前から爆風予報だったため、肝心のアマダイライトジギングはほとんどやらずに帰港。
完全なブリジギングになっちゃいました。これだけ釣れれば満足ですね。




10時くらいに港に帰った後はひたすら魚の処理。

癖は強いが楽しい船


という訳で、かなりキャラクターの濃い船長ですが個人的にはかなり楽しめました。
ただ船自体はそこまで大きくないので荒れた日などはつらいかも知れません。(キャビンは無い)

青物のジギング以外にも底物狙いのライトジギングや、珍しいところだと深場のタラジギングなどもやっているようなので、タラジギでまたお世話になりたいですね。


宿に向かう道すがらラーメン屋さんに寄って昼飯。
下調べほぼ無しだったのでドキドキでしたが、とても美味しかったですよ。

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【釣行メモ】2020年2月8日 トロ丸 五目中深海ジギング

高知遠征、中止!

タイトルの通り、三重県志摩市のトロ丸さんで五目中深海ジギングをして来ました。

もともとは高知県まで遠征してキンメジギングをする予定が荒天で中止に。
居ても立っても居られず、1名だけ空きがあったトロ丸さんに滑り込み予約。

初めての船なので釣り物や仕掛けについて長々と聞いてしまったのですが、船長さん気さくに丁寧に教えてくれました。ありがとうございました。

初乗船はいつだって緊張する

船での釣りをしていると、どうしても“馴染みの船”というのが出てきます。
特に年配の方なんかは「俺ァここでしか釣りしねぇよ」的な船宿があったりするみたいです。

個人的には釣り物色々やりたい。釣果情報見て行く場所決めたい。色んな所で釣りしたい。
という考えでやっているので、行きつけの船というのはあまりありません。(よく行くところはありますが、多くて年に数回程度)

という訳で今回のトロ丸さんも初乗船です。これって緊張するんですよね。


船自体は52フィートの大型船で、とても綺麗。
ジギングからキャスティングまで何でもできそうな感じです。一応メインはビンチョウジギングと中深海みたい。

船長も非常に良い人で、釣り好きそうな感じが見て取れました。
ちなみに今回の中深海ジギング(メインはクロムツ狙い)で用意するように言われたタックルは下記。

水深:200~300mほど
ジグウェイト:200g後半~400g程度まで
ライン:船長からは特に指示なし。みなさんPEの1.2~1.5号くらい。

なんの考えもなく空のクーラーボックス持っていきましたが、氷は乗船前に分けてもらえるスタイルでした。
ちなみに個人のクーラーボックスを持って乗船します。このへんも船によりけりですね。


流し台も完備されているので釣行後の水洗いも簡単に出来ます。
意外と無いところもあるので嬉しいです。特に中深海は道具高いですし、気を使いますから。

なお駐車スペースは船着き場近くにありますが、行くまでの道がかなり狭いです。
軽自動車であればどうということは無いものの、釣り人御用達のハイエースなんかだとヒヤヒヤするかも。

さっそく実釣

集合は5時半。5時頃付いたのでゴンゴン寝ていました。
全員集まったらじゃんけんで釣座を決めて荷物積んで出発。


ポイントまでは1時間ほど走ります。
志摩の船は湾奥から出るので外海に出るまで時間かかりますね。

1流し目は水深300mくらいからスタート。
爆風予報だけあって朝から風強め。波は低くて不幸中の幸い。

今回用意したのは2タックル。


タックル1
ロッド:オシアジガーインフィニティB635
リール:オシアジガー2001HG
ライン:ジガーULT 1.2号1200m
リーダー:フロロ5号

タックル2
ロッド:ホライゾンSL MH
リール:オシアコンクエスト301HG
ライン:ジガーULT 1.2号600m
リーダー:フロロ5号


とりあえず違和感感じて上げてみると残り40mくらいでひと暴れ。
「アカムツちゃうか?!」とテンション上がりつつも、上がってくるとユメカサゴでした。

中深海だとゾンザイな扱いされることが多いユメカサゴですが、煮付けが絶品なので個人的にはメイン級のターゲットです。

ジグはなんとなく定番感のあるパナジグ290gに自作の蓄光ビーズ付きフック。
この日はビーズにあまり食ってこない感じで、ユメカサゴを追加したのみでした。


その後かなり間が空いて、やっとこさクロムツ追加。型は…。


結局終日渋めの展開でアタリもほぼなし。以前へいみつ丸でやったときはアタリビンビンだったので、状況次第というやつですねぇ。
竿頭の方でクロムツ5本か6本ほど上げていました。中アラを釣ったラッキーな人も!船長が一番ビックリしてたかも。

釣りの間の雰囲気ですが、乗せ方が片舷8名のみということもあって中深海につきもののお祭りは少なめ。これ素晴らしい。
ただし祭ったときの対応はお客任せです。頼めば船長見てくれるのかな?酔いそうな人とかは無理せずすぐに頼みましょう。死んじゃうので。

取り込みや締めも各自やってくれ、という感じでした。
ソロで行くときは隣近所の人と事前に世間話でもしておくとやりやすいかも知れないですね。

全体的に設備が整っていて釣りやすい良い船でした。
3月末頃からはアコウダイも釣れるそうなので、通わないといけませんね。

おまけ

久々のソロ釣行というのもあって道の駅に寄ってみました。



伊勢志摩だけあって海鮮系が充実。
塩辛が美味しかったのでお土産に購入。ビールによく合いますわ。
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2020/02/03

ジムニー JB23W 10型 プラグ交換をしてみよう

プラグ交換 目的と効果は?


先週末、ジムニーのプラグ交換をしてみました。
新古購入してから5万km弱、純正プラグで走り続けてきたこともあってか最近たまに始動に時間がかかる。

バッテリーかプラグか、およそどちらかかなと思い、とりあえず交換時期をとっくに過ぎているプラグ交換に手を付けた……という流れでございます。
(ちなみに純正プラグは型式にもよるようですが、NGKの片側白金プラグで推奨交換時期は1万km)

結論としては始動は気持ち早くなり、長いことセルが回るようなことも無くなりました。
メーカーの謳う燃費アップや加速アップは正直体感出来ていませんが、作業としては面白い内容だったのでメモがてら残しておきます。

適合プラグを調べよう


まずはプラグメーカーを決め、そこから適合する型番を探していきましょう。
とりあえずは馴染みのある日本特殊陶業(NGK)にするとして、下記リンク先で適合するプラグの候補を調べます。

4輪車国産車用スパークプラグ検索

僕の愛車、JB23Wの10型の場合は

・純正プラグ
・イリジウムMAXプラグ
・プレミアムRXプラグ

の3モデルが候補となります。
両側電極に貴金属を使用した長寿命モデルとなると、MAXかRXの2択。
Amazonでの価格差は300円/本程度だったので、今回はNGK最上位モデルのプレミアムRXを買ってみました。

“最上位モデル”ってわけもなく嬉しいですねぇ



ジムニーの場合は3気筒なのでプラグも3本。
プラグ1本1600円ちょいなので、5000円くらいで交換可能です。

釣具の最上位モデルと比べたらタダみたいなもんですな!

必要な工具を準備する


基本的には一般工具で対応可能です。
唯一追加で必要なのはプラグレンチくらいですね。

今回は3/8sqのソケットを買ってみました。コンパクトですしね。
メーカーは個人的に好きな山下工業研究所。Ko-kenですね。2面幅16mmが適合します。

「次いつ使うねん!」って感じですけど、趣味ですから。気にしない。1600円くらい。



他に必要なのは下記の工具類。

・#3のプラスドライバー
・適当なマイナスドライバー
・ソケット8mm、10mm
・10mmのレンチ
・100~150mmくらいのエクステンションバー

全てもともと持っていたのですが、今回調子に乗って前から欲しかったKo-kenのZEALシリーズのソケットとラチェットハンドルのセットを合わせて購入しました。
最低限のセットで1万円弱くらい。救いようがありませんね。ちなみに使用感は最高でした。



邪魔者を片付けよう


さて次からいよいよプラグ交換に入りますが、丁寧な解説は各所に散らばっているのでそちらを見ていただきましょう。
今回は雰囲気だけでも伝われば良いかなと。


JB23Wの場合、プラグ、コイルの上部にインタークーラーが鎮座しているため、まずはこれから取り外す必要があります。
四隅のボルトをプラスドライバーで外し、2本の10mmボルトも外します。
それからIn/Out両側のホースバンドを緩めてインタークーラーを手前に引くとインタークーラーがガボッと外れてくれるはず。

ホースを抜くのが多少手間ですね。手袋あると良いかも。


次はコイルカバーを外します。
8mmのボルト4本で止まってます。ちなみにKo-kenのZealシリーズの浅いソケットだと深さが足りませんでした。
車載工具にしていた適当なソケットで代用。


あとはコイルをそれぞれ外していくだけです。
10mmのボルトで止まってるので、それを外すだけなんですが……。


一番奥の気筒は配管類のフレーム?が邪魔ですんなりと外れません。
フレームは3本のボルトで固定されているので全て緩めます。上手くやれば外さなくても作業は出来るかも。

今回は面倒ですが全部取り外しました。


あとはコイルを引っこ抜いてしまうだけです。
早速プラグ交換に取り掛かりましょう。


調子に乗って250mmのエクステンション買ってみましたけど、こんなに要らなかった。
結局手持ちの150mmくらいのを使って作業しました。

ちなみにエンジン内部に異物を入れたくないので、プラグの抜きかえは1気筒ずつ作業します。


一番手前の気筒、グラウンド側の電極がかなり偏摩耗してますね。
他の2気筒は目視で見る限り特に電極の摩耗はありませんでした。
どの気筒も焼け具合はいい感じで、白くも黒くもなく、きつね色にこんがり焼けていました。ナイス。

走行46000kmと、メーカー推奨と比較すると相当な走行距離オーバーをしちゃってますが、意外と(1気筒以外は)まだ行けそうな雰囲気。
車載部品はアホかってくらいマージン見た設計をしているのでそんなもんなのかも知れませんが、ちょっと拍子抜けですね。

いずれにせよ換えておいて損はないかな……と信じてます。

あとは逆手順でインタークーラーを戻してあげれば作業は完了。
エンジン始動とアイドリング回転数、軽く吹かして動作確認したらおわりです。作業時間は1時間ほど。

意外と簡単で面白いぞプラグ交換


さて、今回はプラグ交換にDIYでチャレンジしてみましたが、車好き、機械好きの人であれば是非やってみて欲しいです。
仕組みや構造を理解するきっかけになりましたし、自分で交換することで愛着も湧きます。

逆に言えば興味ない人が工賃浮かせるためにやる作業ではないですね。
専用工具だけで1000円はしますし、手間考えたら車屋さんに頼んでしまうのが無難でしょう。

次回も是非自分で……と言いたいところですが、今回交換したNGKのプレミアムRXプラグ、普通車での交換推奨距離がなんと12万km。エンジン回転数が上がりがちな軽自動車の場合でも推奨6万kmとなっています。

こりゃ下手すりゃ廃車までこのプラグで戦えますね。プラグレンチに次回活躍の機会はあるのでしょうか……。
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