東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2023/11/07

東南アジアの露店メシがうまい

 屋台のメシはうまいのだ

東南アジア。
地球の歩き方なりを読んだことがある方は当然ご存じだと思う。

・生野菜は避けましょう
・飲み物に氷を入れるのは控えましょう
・空調の効いているレストランは安心です

・露店・屋台は避けましょう

分かる。分かる。
せっかくの旅先で食あたりになるなんて嫌だもの。
衛生面が心配だし、なるべく綺麗なところでごはんが食べたい……。

でもここはあえて声を大にして言わせていただきたい。

屋台のメシはうまいのだ


何でも食えるチェンマイだから

以前ご紹介したように、タイのチェンマイは(高いお金をちゃんと払えば)何だって美味しい。
当然タイ料理も綺麗で空調の効いた良いお店で食べることが出来るし、当然のように美味しい。


「なら素直に綺麗なレストランで食ってりゃいいじゃないか」ってのはごもっともな話で、すでに言った通り少ない旅程でわざわざ(多少の)リスクを冒して屋台でメシを食う必要はあまりないかもしれない。

でも個人的な感覚として、異国でごはんを食べるときってその国とか人の雰囲気も含めて食事を楽しんでいると思う。
そう、あのラーメンハゲも言っていたように「ぼくたちは情報を食っている」のかもしれない。

その点で「東南アジアで屋台のメシを食う」という行為はそれ自体が一種のエンタメとして成立していると思う。
蒸し暑い屋外で、ペニャペニャのプラスチックのイスとテーブルについて、何となく分かりそうで分からないメニューを見ながら現地語で注文して、ドキドキしながら食べてみる。

これがエンタメじゃなくて何なのか。

パッタイとタマリンドサラダ

ニマンヘミンのうまい露店

実際にぼくがたまに行く露店を紹介したい。


MAYAからニマンヘミン通りをチェンマイ大学方向に歩いていくとセブンイレブンを過ぎたあたりにあるお店。

日本人が居るのは見たことないけど、欧米人は時たま見かけるし、ごはん時はタイ人で結構混雑している。
近くで働くタイ人や、ロングステイの欧米人向けという位置づけなんだと思う。

左の明るい方…ではなくその右の暗い店

一応ジャンルとしてはミャンマー料理店のようで、メニューくれと言うとBURMESE FOODとTHAI FOODの2種類をくれる。
流石に超観光地のニマンヘミン通りなのでメニューには全部英語が併記。
ただし注文はタイ語か指差し。(英語も通じるかも知れないけど使ったことはない)

プリックナンプラー、カオパットにかけると超うまい

個人的に好きなのは

Young tamarind salad
Tea leaf salad
Young mangoes salad

のサラダ系。タイで暮らしていると自動的に野菜を食べない生活になるので意図的に注文しないと死んでしまう気がする。

そこにカオパットとかパッタイを付けるのが定番化した。

味はごくごく普通に美味しい。
お店の人も優しくて、日本人が珍しいのかぼくが行くとニターっと笑ってくれるようになってきた。
何故だか分からないけどタイの人は他人の顔を覚えるのが本当に得意で、どこに行っても数回通うと何となく顔を覚えてくれるっぽい。

人の顔と名前を覚えられないばかりか、タイに来てニックネーム(タイ人は互いを本名ではなくてニックネームで呼ぶことが多い)まで覚えるのに苦労しているぼくからすればとんでもない話。羨ましい技能だと心底思う。

カオパットとソムタム(目玉焼きはトッピング)

値段は大体サラダが40THBで主食が50~60THBくらい。
本当の(?)屋台と比べると高いけど、周囲のレストランが1食で数百THBすることを考えれば安いと思う。
ちなみに水と氷もくれる。(レストランは有料の場合が多い)

比較的観光客向けの露店というちょうど良いバランスのお店なので、いきなりガチガチのローカル店に行くのはちょっと……と言う人でも大丈夫。

現地の雰囲気を感じながらリーズナブルに食事をしてみたい人にはぜひおすすめしたいお店。
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