東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2023/10/08

【海外生活】チェンマイの食事事情

生活は、やっぱメシ

生きることは食べること。
食べることは生きること。

どこで生活しててもご飯はやっぱり大切ですし、逆にその地で生きていけるかどうかってご飯が美味しいかどうかに割と左右されると言っても過言ではありません。

そこで今回はタイ北部のチェンマイの食事事情を紹介します。

タイ料理は基本うまい

タイなので、普通に考えて一番メジャーなのはタイ料理です。
でも意外と普段の食事でタイ料理を食べる機会、実は少ないです。

カオパットとtea leaf salad


というのも職場の飲み会はタイ料理、接待や日本からの出張者を連れて行くのもタイ料理。当然社員食堂もタイ料理なので、プライベートのメシくらい他のもん食べたいよ!と大抵の人はなるんですね。

ただ、さっと安く済ませたいとき。
稀にタイ料理食いてぇな~となったときは適当に屋台や路面店で食べることが多いです。
何と言っても美味しいですからね。タイ料理。

鶏肉のガパオ

独特の香辛料、ものによっては辛さが結構あるので好き嫌いはありますけど、基本的には日本人の口にも合うと思います。

とにかく種類が豊富で安いのもうれしいポイント。
やっぱり地元の食べ物は何だかんだ安くて美味しいです。

パッタイと豚肉の焼いたやつ

日本人の口に合うのはカオパット(炒飯)とパップンファイディーン?(青菜炒めみたいなやつ)の2つ。
特にカオパットはネームと言う酸味のある発酵肉を使ったやつが好きです。
初めて頼むならムー(豚肉)かグン(エビ)が無難。

大体1皿で数十タイバーツで食べれます。

また、そういう屋台から高級店まで幅広く店を選べるのもタイ料理の魅力。

日本食ブーム最高

タイ料理の次に登場頻度が高いのはやはり日本食。
昨今の日本食ブームと「日本」のブランドイメージのおかげで日本食には困らないです。

とんかつ

大きなショッピングモールにはやよい軒とか大戸屋、ココイチとか色々入っていますし、街にも日本人や現地の人がやっている日本料理屋が嫌ってほどあります。

塩唐揚げ定食

味も日本と遜色なく、とっても美味しいです。

ただし刺身や寿司だけは、日本で港町に住んでいたり釣りをしていたような人にはあまりおススメできないかも。(別にまずくはないんですが、味の割に超高い)

余程店を選べば美味しいのが食べれますが、基本的には肉系にしておいた方が無難な気がします。

とんこつラーメン

ラーメンもたくさんお店があって、とんこつからまぜそばやつけ麺まで何でも食べれます。これは本当にうれしい。なかったら死んでたね。

和牛ユッケ

焼肉の類も豊富で、1人数千円~1万円オーバーまで幅広い価格帯で色々あります。
金さえ出せばいくらでも美味しくなるのがすごいところで、最高級クラスになると日本の近江牛を使っていたりして下手に日本で食べるよりうまいです。

日本式カレーライス

全体的に1食200~400タイバーツくらいが相場。
店によっては200バーツ以下で食べれるところもあるので、常食するのはその辺になります。

その他なんでも

そのほかとにかく何でも食べれるのがチェンマイの良いところ。
バンコクもそうなんでしょうけど、とにかく観光客や駐在員で外国人が多いので、世界中のうまい食い物が大体食べれます。

カルボナーラと何かのサラダ

現地の感覚からするとかなり高いんですけど、狭いエリアでこれだけのクオリティがそこそこの値段で楽しめるってのはかなり魅力です。

イタリアンはなぜか多くて、美味しいパスタやピザには困りません。
ただしワインは基本輸入物なのでメチャ高い。グラスで200バーツとかするので、ちょっとビビる。

エッグベネディクト(って何?)

カフェも非常に多いので、おしゃれな朝ごはんもいい感じで食べれます。
野菜マシマシのオシャレサラダとか、ベーグルとか。

コーヒーも美味しいので休みの日に朝ごはん食べに出かけるだけでも割に楽しいです。でもやっぱり高い。朝食で250バーツ(1000円)くらいは普通。

本格ビビンバ

その他韓国料理、インド料理、中華、チェーン系のケンタッキーとかマックとかサブウェイとか。本当に何でもあり。

食事で不安になる必要は1ミリもないと断言できます。

熟成肉のステーキ

現地の食事事情と食費

ここまでで食べ物で困ることはないとよく分かって頂けたと思います。

強いて日本と違うところを挙げるなら、タイは外食文化が強くて自炊をする人があまり多くないという事でしょうか。
現地でも出勤途中で朝ごはんを買って、帰りがけに晩ごはんを買う、みたいな生活をしてる人が多いです。

特に市内の日本人が多いエリアだと気軽な感じのスーパーがなくて、日本でいう成城石井的な「モノは良いんだけどメチャ高い」系のRimpingとかになります。
肉も野菜も結構高いので、「ここで買い物して1人~2人前作るくらいなら外食かな」となっちゃう感じですね。

そうなると気になるが食費。
前述の通り、これは店選びでかなり変わってきます。

タイ料理を最安クラスで食べ続ければ1食数十バーツ~maxでも100バーツ。
夕食だけ考えて、月に30食食べても3000バーツなので、2023年時点で約12000円くらいですね。安い。

トリュフリゾット

一方で全部日本食やその他高級系の店で食べると平均250バーツくらい。
30食で7500バーツ、30000円くらいになります。結構高い。毎回お酒も頼んだりすればもうちょっとかかっちゃいます。

この辺は出向者でも人それぞれで、せっかく来て他にやる事もないんだから美味しいもの食べたい!って人も居れば、ガチガチにタイメシばっかり食べてる人も居ます。

旅行で来ている方であればそこまで予算はうるさい事言わないでしょうし、おおよそ1食400バーツくらいで見ておけば十分かなと思います。

ただ個人的には現地の雰囲気を楽しむのも兼ねて、その辺の屋台で頑張って指差し注文しながらタイ料理を食べてみてほしいです。
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2023/10/03

400円怪魚 メコンオオナマズ釣ってきた

 流行りの怪魚

コロナ渦が落ち着いた事もあってか、ここ2022~2023年にかけて日本国外で俗に怪魚と呼ばれるちょっと変わった大型魚を狙うのが流行ってますね。


流行ってるなら乗ってみましょという事で、タイの北部チェンマイにあるChiangmai fishing parkに行ってきました。
現地の釣り方や雰囲気、システムを簡単にまとめているので、チェンマイで手軽にナマズ釣りに挑戦したい方は参考にしてみてください。

位置とシステム

タイの釣りは釣り堀でやる事が多く、日本のように海川で野生の魚を狙う人はそこまで多くありません。というか世界的に見て日本人が釣り好きすぎな気がします。

今回紹介するChiangmai fishing parkもそんな釣り堀の1つ。


チェンマイとランプーンの間くらいに位置しており、チェンマイ市内からだとホテルの位置にもよりますがGrabタクシーで200THBくらいが目安かと思います。

木の奥にはヘラ池、左には管理棟兼レストラン

オープンはAM9時くらいで、初めに管理棟で受付をします。
エサ(パン)がバケツ1つで50THB、竿1本が50THBで最低100THB(400円!)から釣りが可能。レンタルタックルは使ったことありませんがせいぜい200~300THBかと思います。


ちなみに時間制限は特にないのでやろうと思えば1日ダラダラできます。
目安ですがバケツ1つのエサ×竿1本で気合入れて釣っても4時間くらい遊べますね。

基本的に地元の人が多い釣り堀なので、外国人向けの1000~2000THBするような釣り堀とは違ってのんびりした感じです。

タックルバランス

ベイト、スピニングいずれも可です。
キャストのしやすさを考えるとスピニングの方が良いかもしれないですね。

PEなら2~2.5号くらいあれば十分です。
リーダーは8号(約30lb)でOKでしょう。


ぼくはZENAQのEP67BにDAIWAのHRF PE SPECIALの組み合わせを使っています。
最近ならカルコンの300や400を使ってゴリゴリやるのも楽しそうですね。

エサと仕掛け


エサはクラッシュした食パンと、クラッシュしてないミミ。
クラッシュしたパンに水を加えて適当にこねて練りエサ(まきエサ)に、ちぎったミミを刺しエサにします。


仕掛けはシンプルで、プラスチックやワイヤーで出来たエサキーパーの下にサルカン、その下にハリスと針。
エサキーパーはオモリ付きと無しがあり、狙う棚によって使い分けるようです。

この写真ではハリスにナイロンを使っていますが、地元の人はPEラインのようなタコ糸のようなラインを使っています。


針は伊勢尼の管付きがメイン。
というかタイで伊勢尼以外の針全然見ません。なんでや……。

ただしナマズって思いっきり吸い込み系のバイトをする魚なので、ムツ針の方が良いと考えてます。実際に伊勢尼を使っていてハリスを切られるケースがありました。恐らくフッキング位置が口内になってますね。

2回目の釣行では日本から送ったムツ針を使っていい感じのフッキングが続いたので、やはり針はネムリの方がよさそうです。

釣り方

エサをセットしたら後は適当にぶっこむだけ。
表現が難しいのですが、アタリはラインスラッグの走り方で判断します。

ナマズがバイトすると水面に浮いたラインが走るので、そのタイミングを見てフッキング。あとはのんびりやり取りしていればOKです。



混んでくると隣の人が近くなることもありますが、何となく頭を下げながら寄っていくといい感じにクロスしてかわしてくれます。この辺は言葉が通じなくてもどうにかなりますね。

ランディングはずり上げ。
Chiangmai fishing parkの場合はmaxでも10kgちょっとくらいの小型サイズの釣り堀なので、よくある入水抱き抱え!みたいなランディングは不要です。

初心者OKのイージー怪魚

特に準備もなく、オールレンタルで気軽にできる怪魚フィッシングでした。
他にも大型メコンオオナマズが狙えるちょっとお高めの釣り堀もありますんで、その辺もおいおい試してレポートします。

数kgまでのサイズであれば子供でも十分楽しめるので、観光のついでに怪魚釣りにチャレンジするのもおススメです。

釣り堀ランチ

おまけ情報。釣り堀のランチ事情をご紹介。

現地の人は半分ピクニックのような感覚で家族連れで釣り堀を楽しんでいます。
ジュース飲みながらダラダラ釣りして、お昼ご飯食べて…みたいな。


ド定番はカオパット。チャーハンですね。
日本人の口に超絶マッチするのでどこで頼んでもうまいです。
唐辛子(プリック)が入ったプリックナンプラーをかけて食べるのが現地風。


これもうまい。ガパオ。
特に指定せず注文すると割と辛くなることが多いので、「ペット・ノイ(辛さ控え目)」が良いと思います。
この釣り堀のガパオは本当にうまい。

どちらも70バーツくらいで、街中の屋台で食べるよりちょっと割高です。(小奇麗なところで50THBくらい。もっと安いところもあるみたい。)
飲み物は15THBとかなんで、日本円にしたら数百円あれば飲み食い十分できます。

1000円ちょっとで1日怪魚釣り出来ると考えると思ったより身近な感じ、しませんか?
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