東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2020/12/31

【釣行メモ】またも那智勝 中深海キンメジング

 キンメ釣ろう

世間はすっかりお正月休み。
無駄に実家が遠い北方出身者でそもそもマメに帰省するタイプではございませんが、今年は輪をかけて帰れる雰囲気でもないですね。そういうワケで先日に引き続き那智勝浦に遊びに行ってきました。


超釣り好きっぽい楽しい船長が深いポイントを色々案内してくれました。

メインのターゲットはキンメ・アカムツ、あとはクロムツ。
年末年始の食材確保のために頑張ります。

前回の釣行はこちら。

集合4時45分

那智勝浦の港での集合時間はまさかの4時45分。
後で聞いた話、キンメは朝一番のモーニングサービスで良い型が上がるということで、こんなに集合早かったんですね。だって港ついても真っ暗だったもの。



朝イチは水深300m前後のポイント。
潮流の様子が分からんのでとりあえず重め、引き抵抗軽め狙いでメサイア450gを投入。
それはそうと、なんか黒系のジグ使ってると玄人っぽくないですか?その実ヤフオクで安かっただけなんですけどね……。


ボトムから30mくらいまで反応ビッシリ!という嬉しい船長アナウンスを聞いて上の方までジャカジャカとワンピッチで探っていると20mくらいのところでヒット。
幸いバレることもなく上がってきてくれました。嬉しい~!

その後追加で1匹上げてトータル2匹。ただサイズがちと小さい……。

船長曰く、久々に潮が緩くて釣りやすい。ということで大物が狙える400mラインへ移動。
5分10分走っただけで水深が100mくらい変わるのヤバくないですか……。スキー場かよ。


ラッキーなことにサイズアップ。今日イチのサイズ。
後で量ったらこれでも500gくらいでした。新島沖の2kgアップとかどれだけデカいんだか。

ジグはディープライナーのフレック?430g。これもヤフオクで安かった。
この汚い緑色みたいなカラーがやたらと釣れる気がするんですよね。

モーニング後はアカムツ狙い

船長の言う通り、時間が立つほどキンメのアタリは遠くなってしまいました。
そこで300m前後のポイントでアカムツ狙い。しかし残念ながらこの日はアカムツ配当無し。

それでもゲストは色々釣れました。


途中までいい感じに重くて期待してたら途中で軽くなったチビシロムツ。お腹にスルメイカの噛み跡がくっきり。


クロムツちゃん。嬉しい高級魚ですが、サイズが……。
ASSのパナジグ290gと比べてこのサイズ感なので、お察し。美味しいけどね。


極めつけ。「重たい!これは良いやつ!」と言って上げてきたのはまさかのスルメイカダブル。
イカメタルでもあんまりダブルにならないのにどうしてジギングで釣れちゃうの……。

この日は船中で相当スルメイカが上がりました。
こういうのもメヌケとかバラムツからしたらベイトなんだろうなぁ。

釣果は上々

最終的にはキンメ4、チビクロムツ2、スルメイカ2となりました。
キンメ2つとスルメイカはお世話になってる人におすそ分け。


炙り刺と握りで頂きました。(一緒に乗っかってる白身は前日釣ったショウサイフグ)
超ウマ。これ熟成とかさせたらとんでもないことになりそうですよ。


というわけで前回のたいし丸に引き続き那智勝浦では魚影の濃さをひしひしと感じました。
関西圏からちょっと距離があるものの、頑張って運転する価値はあると思いますよ。

参考までタックルは下記を使いました。

タックル1
ロッド:テンリュウ ホライゾンSL MH
リール:シマノ オシコンクエスト 301HG
ライン:SUNLINE ジガーULT1.2号 600m
リーダー:フロロカーボン4号

タックル2
ロッド:テンリュウ ホライゾンSL H
リール:シマノ オシアジガー 2001HG
ライン:SUNLINE ジガーULT1.5号 1100m
リーダー:フロロカーボン4号

根がかり時のダメージコントールを意識してリーダーを5号から4号に落としました。
メヌケ狙いとかならともかく、キンメアカムツで切られることはほぼありませんし、タチウオとかスミヤキには4号でも5号でも関係なく切られますので……。

新しく買ったホライゾンSLのHは期待通り。非常に使いやすかったです。
レビューはまた別の機会に。

 
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2020/12/30

ヘラブナ釣り堀 滋賀県甲南市 甲南へらの池

 ヘラ池2つ目は甲南

前回のトムソーヤに引き続き、ヘラブナ釣り堀シリーズ第二弾。
湖西(滋賀県は琵琶湖が世界の中心なので湖北、湖西などと地域を分けます)では有名な甲南へらの池に行ってまいりました。

釣り餌業界のトヨタことマルキュー

1日券で2200円。受付が無人で焦りましたが、おばちゃんが奥の厨房に居てお会計してくれました。この際に番号札を貰ってから釣り場に入ります。


釣り場は広々していていい感じ。トムソーヤより大型ですね。
写真に写っているのは中央部分のみで、更に左右に3面ずつ釣り場が広がっています。

常連さん(例会?)は中央の浮き桟橋を占領。やはり時代は浮き桟橋か。

セット釣り修行


この日はセット釣り一本勝負。食わせは力玉 or 力玉ハード。
バラケはマルキューのSレッド、後半はなんかよくわからんネットのブレンド。


新ベラ放流はまだ2回よ~とおばちゃん言ってましたけど綺麗なの釣れました。
鱗1つ欠けてない、ってやつね。綺麗ですね~。

ただ数が釣れません。例会の人や一緒に行った友人は普通に釣っているので、腕の差でしょう……。後半になってわかりましたがどうもアタリが取れていなかったみたいです。

だってね、Youtubeのセット釣り動画だとバシュッと浮きが消えてるじゃないですか。「セット釣りってこんな感じか~」と思ってましたけど、どうも素人がやるとそうでもないっぽいですね。時期的なものもあるのかも知れませんが。

魚がデカい甲南へらの池


そんなわけで数は全然釣れないんですが、時たま運良く釣れるとそこそこサイズ。
向かいで釣りをしていた御老公はなんと43cmのナイスサイズを釣り上げていました。
釣り堀で40cmオーバーってすごいなぁ。


上がりベラは約35cmの良型。嬉しい!全く引かなかったけど!
全体的に放流されているヘラのサイズが良いというのは噂通りのようです。

充実設備と嬉しいサービス


大型の池だけあって設備は充実。
自販機が4つくらい?ありましたね。トイレは事務所と池の四隅にあります。ありすぎでしょ。
中は撮影していませんが、食堂も併設でカツカレーやらなんやら、メニューも充実。


日曜祝日は6時半から、その他は7時から。
クローズは16時となっていて、16時ちょい過ぎからエアレーション用の水車がバシャバシャと回り始めます。

全体的にトムソーヤよりも大型で充実した設備の池でした。
あと来てる人が玄人っぽいのが多い感じ。逆に言うと初心者に優しい雰囲気はあまりないかも……。

それでも大型のヘラブナが多い事と、食堂併設でお昼ごはん食べれるのは魅力的。
まだ食堂を利用したことはないので、次回は試してみようと思います。

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2020/12/13

【釣行メモ】那智勝浦 中深海ジギング たいし丸

 遠路はるばる那智勝浦

さる週末、海なしの滋賀県から延々走ること数時間かけて200km以上離れた那智勝浦まで中深海ジギングに行ってまいりました。


お世話になったのは那智勝浦のたいし丸さん。
中深海ジギングから飲ませ釣りまで色々されているようです。
若くて親切な船長さんでした。
釣り好きな人だな~と思ってたらグレ釣りのトーナメンターだそうで。納得。

乗り合いの午前便で11000円。朝5時半集合で11時過ぎに沖上がりでした。
午前便という割には結構やらせてくれるな~という印象。

ちなみに氷どころか船上で使うクーラーボックスまで備え付け。
船のサイズはそこそこ大きめで、よくある和船タイプ。


真っ暗な中で集合・出船

この時期は仕方ないのですが、集合時刻はまだ真っ暗。
船長が来れば船上の作業灯点けてくれます。ただ乗船前のタックル準備するためには車外で使う照明は必須ですよ。

GOOD GOODSのLED投光器 YC-02Wレビュー
↑これメッチャ使い勝手良いです。

星見えてますもん

そんなこんなで第一投はなんと夜明け前。水深はたしか240mほど。
30分ほど走って到着するのは良いですね。しかもそんなに飛ばさずにこの時間ですから、伊勢志摩と比べるとちょっとポイントが近いです。

ムッちゃん!そこそこサイズ。

どうにかひとつ釣ってボウズのがれ。
本命のアカムツ……とはちょっと色が違いますけど美味しいから問題なし。

ポツポツ釣れるが色が違う

中層が微妙に流れる感じのちょっとやりにくい潮加減に苦労しつつシャクっていると、フッとジグの重さが薄くなりました。祭りかよ~と思って上げてきたらまさかのリーダー切れでジグロスト。

流石にちっちゃいんでリリース

犯人はこいつで~す。クロタチカマス。
大きいものは1m超えてバショウカジキみたいな背びれがカッコよくなりますが、リーダーをぶった切るので中深海では嫌われ者。そりゃ1カット4000円で僕の散髪より高価ですから。


自分を挟んだ前後では本命の赤いムツが釣れたりしていて(しかもサイズが良い!)焦りつつも、残念ながら黒っぽいのばかり釣れてくる。


龍牙とかいう260gの安い(1000円くらい)ジグが大活躍。
やはりジグは安い方が釣れる説。

ちなみにこの日のタックルは下記。

ロッド:テンリュウ ホライゾンSL MH
リール:シマノ オシコンクエスト 301HG
ライン:SUNLINE ジガーULT1.2号 600m
リーダー:フロロカーボン5号

予備で硬めの竿にジガー2000番、PE1.5号も持っていったのですが引き重りがひどくて1.2号タックルに戻しました。バランス大事。

黒に始まり白に終わる


しまいにゃこれまた定番ゲストのスルメイカ。赤から遠ざかる…。
ちなみにこの日のアカムツさんは船中2本、パッと見1kg前後くらいの良型でした。

締め損なってチェッカーフラッグに……

本命こそ釣れませんでしたけど、なんだかんだポツポツと釣れて楽しい釣行でした。たまには遠出も良いですね。眠すぎて帰りに中央分離帯に突っ込みそうになりましたけどね。


おまけ
巨大な作業船がタグボート?に曳航されていました。こんな外洋を!カッコいいですねぇ。トローリングに良さそうなスピードだったので一度乗ってみたいです。

行ってみよう那智勝浦

さて何だかんだ楽しかった和歌山釣行。
距離の問題があって年に数回しか行けませんが、魚種魚影は間違いのないエリアなので京都大阪方面の人も足を伸ばしてみることをオススメします。


船長の話では「本命少なかったね~」って事なんで、船中1本上がれば上出来!って感じの三重に比べると天国なの……かも知れませんよ。
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