東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2016/02/17

2015,11,28-29:奥多摩 三条の湯


徒歩キャンプの第一弾は山をやる人の間では有名な奥多摩の山中にある三条の湯です。
雲取山登山と絡めて小屋に宿泊される方がほとんどかと思いますが、幕営場や水場も備えており、キャンプ目的で訪れても充分に楽しめると思います。

公式HPこちら
アクセス
ほとんどが舗装路、最後の30分程度が未舗装の山道
アクセスは非常に容易、かつ安価です。
都内から青梅線で「奥多摩駅」、そこからバスで「お祭バス停」下車。交通費は都内から往復でおよそ3000円前後。
バス停からは徒歩で10km、約3時間の道のりです。
道中はほとんどが舗装された林道で、マイカーがあれば途中まで車で行くことも可能。
傾斜も大したことはなく、荒れている所も無いので登山の経験が無くともアプローチは充分に可能でしょう。
設備
思った以上に普通の風呂(温泉)
何と言っても特筆すべきは温泉でしょう。
これだけの山奥で天然温泉(源泉温度が低いので加温)に浸かれるのは驚きです。ただし国立公園内につき石鹸の使用は出来ないので注意。
テント場と小屋に少し距離があり、水場はテント場近くにあるのですがトイレは小屋側、斜面を少し登った所にあります。
設備は総じて非常に綺麗で、特にトイレに関しては下手な公衆トイレよりも快適です。

水場は屋根付きで雨でも安心
料金は幕営代が600円、入浴料が300円。(2015,11,28現在、なお入浴のみは600円みたいです。)
テント場
寒い時期を狙えばテント場独り占めも可能
小屋から少し斜面を降りた清流沿いにテント場が作られています。大体10張程度でしょうか。
テン場はフラットな細かい砂利で非常に快適。ただしペグはあまり効かないので周りの石を使って張り綱を張るのが良いかと思います。非自立式のテントを使う人は注意してください。
基本的に登山者しか来ないのでマナー、騒音に関しては全く問題ありません。周囲の川の音が気になる人は気になるかも。
直火は恐らく出来ないので調理はガス等になるかと思います。(未確認)

余談ですが、山登りをする人はテントを張って寝る場所を「キャンプ場」ではなく「テント場(てんとば)、テン場(てんば)」と言います。キャンプ場よりも硬派な響きがあって個人的には結構好きです。
まとめ
登山という程でもなく、かと言ってお気軽キャンプでもなく、個人的にはかなり好きなテント場です。
ある程度の距離を歩くので全くの未経験者が初めてテント泊!というのには向かないかも知れませんが、何度かキャンプ経験がある、山登りの経験があるけどいきなり山でテント泊は怖い…と言う人にはぴったりかと思います。

ちなみに帰り道、バス停を幾つか歩くと「鴨沢」というバス停に行き当たります。雲取山登山のベースの1つになっており、美味しい定食屋さんがあるので是非寄ってみてください。
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