東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2016/02/11

金をかけずに暖かく寝る方法

タイトルからして貧乏臭くてサイテーって感じですが、内容は真面目です。

僕は出身が北海道なのですが、関東に引っ越してきてから住宅の壁の薄さにビビりっぱなしです。
外歩いてる人の話し声は聴こえるし夏は暑くて冬は寒いし、正気とは思えません。

中でも屋内の寒さは北海道の比ではありません。もうダメ、限界です。家に入っても外と同じ気温ってそれ家の意味無いです。もちろん朝も起きられません。
そうなると結局エアコンに頼らざるを得ないのですが、カネが無いのでそれは最後の手段にしておきたい。
少なくとも寝ている間は止めて節電したい。でも止めると寒い。切実な問題です。

そんな経緯で今まで色々な就寝時防寒対策をしてきましたので、そのまとめをお伝えします。
貧乏くさいのは否定しませんが、効果の程は保証します。

梅コース
もう毎日食うのでやっと。お風呂も2日に1回きり…。みたいな人におすすめのコース。予算500円以下。


必要な物は100均で売っている「カーペット下に敷く銀マット」のみ。
そもそも暖かく寝るために大事なのは「如何に体温を逃さないか」これに尽きます。
そして熱伝導の要素は3つ、“伝導・対流・放射”ですね。
伝導と対流は一般的によく言われる断熱で対策可能。要は敷布団と掛け布団があれば最低限OK。

そこで更に人体からの放射ももれなくお布団に閉じ込めて暖かくしよう、というコンセプトなのがこの銀マット戦法です。
「サバイバルシート」とかって売られている銀のブランケットと同じ理屈。
しかも費用は150円+税のみ。約2mm程度で断熱材としてはイマイチなのですが、アルミ蒸着のお陰で体の下に敷くとびっくりするほど暖かいです。費用対効果で言うならダントツでしょう。

竹コース
予算3000円程度は出せる人向け。


掛け布団に安い化繊の寝袋をプラスします。Amazon等で売っている2000~3000円の封筒型で充分。それ単体で使うわけではないので夏用でも冬用でも、何でも構いません。(夏用の方が安くてかさばらないので布団と合わせて使うなら便利)
ポイントは単純に上にかけるだけではなく、左右を紐で固定すること。
いくら掛け布団や寝袋で断熱しても、寝てる間に足がはみ出たりしたら完全に無意味です。
そこで上から寝袋で覆って周囲を固定してしまおうという作戦。これが案外効果がある。正直普通に寝るならこれで充分です。

松コース
「そのカネでエアコン使えば?」と言われかねないコース。予算は1万円~


もう冗談みたいな絵面ですが、このマット、笑ってしまうほど暖かいです。お値段は約7000円。


アウトドアやる人にはお馴染み、やらない人は絶対知らないTHERMARESTのリッジレストソーラー。(ソーライトではないです)
元々が4シーズン用のマットなので暖かくて当然って話もありますが、初めて使った時は驚きました。
まだ一度もテント泊では使っていないのですが、購入後1ヶ月近く毎晩家で使っているので少しへたり始めています…。

梅コースの銀マットと違ってマット自体にかなり厚みがある上にアルミ蒸着されていて断熱性は極めて高いです。
エアマットと違って値段が手頃なのも非常に嬉しい所。ただここまで来ると普段からテント泊とかする人以外にはメリットが薄くなってきます。予算に余裕がある人は是非。

まとめ
費用対効果で言えば梅>竹>松です。まず手始めに銀マットを買ってみるのがオススメ。
ただし松コースでマットと寝袋を揃えてしまえば寝具が1式増える事になるので、急な来客等で雑魚寝する時に便利だったりもします。
厳密に「金をかけずに」を貫くなら梅コースか、せいぜい竹コースまでですね。

あとは予算の都合によりけりで、マットをハイグレードなエアマットに変えるなり、寝袋を変えるなり、布団を新しく買うなり、自分に合わせたスタイルを探してみてください。
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