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2017/12/06

ジムニーにLEDリアルームランプを追加する

オプションは自分で付けるジムニスト
「車のオプション」と聞いたら普通はシートヒーターだの革張りのインテリアだのナビだのオーディオだのと思いがちですよね。
でもスズキのジムニーはまるで違います。最低グレードのGグレードでは

・スピーカー…無いです。オプションです。
・ラジオアンテナ…無いです。オプションです。
・オーディオ…スピーカーもアンテナも無いので当然無いです。オプションです。
・リアルームランプ…無いです。オプションです。フロントにはありますが優しい感じの豆電球です。

とまぁ考えうるあらゆる快適装備が無いと思って頂いて問題ありません。
以前書いた(参考:SONY SRS-XB3 を買った話)ように、スマホとポータブルのスピーカーを持ち込めば案外ナビやオーディオは無くてもなんとかなるものです。
しかしリアのルームランプ、コレばっかりは実は非常に不便です。
趣味の都合上どうしても周りに明かりが全くない状態でリアに積んだ荷物をゴソゴソしたりするのですが、そのたびに山用のヘッドランプを引っ張り出すのは面倒ですし、作業性もあまり良くありません。やっぱりリアに明かりが欲しくなるわけですね。
実はジムニーにはリアルームランプ用のベースは付いており、部品を取り寄せたり互換品を買ったりすればスッキリと取り付けることが可能です。(軽くググるとその手の情報はたくさん出てきます)

しかしせっかくの遊べる軽。妙ちきりんに自作をしてみようじゃありませんか。
安く、簡単に、使いやすく
個人的な考えですが、部品を組み合わせて何かを作る時にまず考えるのは汎用部品を使ってなるべく潰しの効く構成にすることです。(あと安いこと)
今回も極力扱いやすくて応用の効く光源という事を第一に考えて5VのUSB電源で点灯するLEDパーライトを2本購入しました。
テープライトも売っていますが強度なんかをかんがえるとパーライトが無難かと思います。車内での使用を想定しているので広く照らせる拡散光のモデルを選びました。
電源ケーブルの途中にスイッチが付いているので電源に接続したまま点灯消灯が可能。
電源がUSBだとシガーソケット、ノートPC、加えて非常に安価で大容量、交換も用意なモバイルバッテリーが使えるので使い勝手はピカイチ。
加えてUSBの2股分岐や延長コードを購入。シガーソケットとモバイルバッテリーからの給電を想定しています。リアルームランプはエンジンを切っている時の使用がほとんどだと思うのでメインの電源はモバイルバッテリーとなるかも知れません。
なお仕様では「800mA以上の出力を持つUSB電源で使用してください」とのことですが、モバイルバッテリーの2.1A出力ポートで2本同時に問題なく点灯してくれました。

ちなみに部品代は使い古しのモバイルバッテリーを除いて3000円弱。下手に大光量のLEDランタンを買うよりも安価です。



取り付けに使ったのは皆さん大好きな結束バンドくん。
なおベースになるのは自作の天井裏収納(参考:ジムニーJB23W 天井裏収納 改装)。ポリカの波板に等間隔の穴を空けておいたのでそこに結束バンドを通しています。相変わらず極めて優秀な収納&オプションベースです。
電源コードは適当に束ねて2股分岐に接続、延長ケーブルでフロント側に回しています。


フロントルームランプのみ。
フロントルームランプ+自作LEDリアルームランプ。

上の2枚はそれぞれ同じ露出、ISO感度、シャッタースピードで撮影しています。
もう特に説明する必要もないかと思います。ハチャメチャに明るいです。荷物の整理やキャンプの時の調理、釣りの準備、車中泊時の照明としては十二分。

正直明るさだけで言えばパーライト1本でも事足りそうな気もしますが、今回は2本のパーライトを左右に設置しているので影が出来にくく、非常に作業性が良くなっています。(純正のルームランプベースは片側のみ)
割と軽い思いつきで作ったリアルームランプですが、安価で使い勝手も良く、費用対効果として素晴らしいモノが出来たと思います。(課題は車内にむき出しになるUSBケーブルでしょうか)
特に難しい作業も無く、工具も必要ないのでジムニー乗りに限らず、試してもらえれば幸いです。
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