東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

Pages

2019/09/25

Coleman ガソリンツーバーナー 414H で半年生活した

キャンプ用バーナーで生活はできるか?


皆さんの台所にあるコンロ、熱源は何をお使いでしょうか?
都市ガス?プロパン?IHかも知れませんね。

我が家はガソリンです。

購入から20年以上経っている

好きな人は好きなガソリン火器。
ガスカートリッジ全盛の今でも好きな人は使ってますね。一部のキャンパーとか、冬山をやる人とか。

実はここ半年ほど上のガソリンバーナー、Colemanの名機414Hで生活していたので、「家でガソリンバーナーを使う」という生活をご紹介します。

危なくないの?


馴染みのない方がガソリンバーナーと聞いて真っ先に考えるのがこれですね。
包み隠さず言ってしまうと、「リスクはある。けど付き合っていける程度。」という感じです。

確かに普段あまり馴染みのない液体燃料を扱うのは避けられないので、給油の際や点火時など、ガスコンロやIHほどお気楽に使うことができないのは事実です。

まさしくチャッカマンで着火

しかし幸いにもColemanのツーバーナー、414Hと413Hはプレヒートが不要。
点火時は点火レバーを上に向けて着火、火が落ち着いてきたらレバーを戻せばそれでOKです。簡単でしょう?

※「プレヒートってなんやねん!」という方は下記の記事をご覧ください。

SOD-372 ストームブレイカー ガソリン使用レビュー

燃料はレギュラーガソリンなので、ガソリンスタンドで携行缶に入れてもらっています。
流石に家の中で燃料タンクへの詰替をしたりするのは危険極まりないと言えますが、玄関先やベランダなど、換気のいい場所でする分には問題ありません。
当然ながら火気は厳禁。ガソリンは非常に便利ですが、灯油などと比べて極めて危険であることを忘れてはいけません。

※注意※
上記の414Hはレギュラーガソリン対応モデル(デュアルフューエルモデル)ですが、国内で通常販売されている413Hはホワイトガソリン専用モデルになります。
ホワイトガソリンモデルにレギュラーガソリン使っても正直どうもない(汚れがたまるので掃除や部品交換が要る)のですが、お気をつけください。

ちなみにおすすめは樹脂製の「ゴリッタ」です。軽い、凹まない、錆びない、と非常に優れた携行缶ですよ。
難点は給油時に「ポリタンクはガソリン給油出来ないんですよ~」と言われることがある点。

実際には国際規格適合品なので給油可能です。



扱いが難しいんじゃないの?


点火直後は炎が立つので注意 この時鍋を載せてるとススまみれになる

これも気になるポイントだと思います。
取り扱いに関しては、上記の通り、慣れてしまえば問題ありません。

青い炎がポツポツと出てきたらOK

唯一ハードルが高いかも知れないのはメンテナンス。
ガソリン、それもレギュラーガスを使っている関係でどうしてもススや汚れの堆積は避けられず、定期的な清掃と部品交換が必要になります。
特にジェネレータ周りはメンテナンスと場合によっては交換が必要になるため、初心者の方には難しいかも知れません。

幸いにもColeman製品は交換パーツの入手性が極めて良い(Amazonで全部買える)上にメンテナンス法がネットに溢れているので気合さえあれば大丈夫。
その気になれば相当長く付き合っていける道具なので、キャンプ好きにはそれがたまらないかも知れませんね。

一度安定すればガスコンロとそう違いはない

じゃ何が良いの?


と、ハードルの低さをアピールしてはみたものの、流石に都市ガスやプロパンガスのコンロと比べて面倒くささがあるのは否定しきれぬ事実。
では一体ガソリンバーナーを使うメリットは何なのでしょうか。ちょっとまとめてみました。

①燃料代が非常に安い
比較対象にもよりますが、光熱費は非常に安くなります。
我が家の場合は1ヶ月で3~4Lほどのガソリンを使うので、調理に使う光熱費は月に500~600円ほどです。
特にプロパンガスと比較するとかなり安くなるかなと思います。

②車と燃料を共有できる
レギュラーガソリン車の場合は車とコンロで燃料を共有できます。
僕の場合は他にもランタンや別のバーナーなど、キャンプ向けの道具はほぼレギュラーガスで揃えているので管理がしやすく、災害時の保険にもなっています。

③インフラ不要
これは②と近いような気もしますが、IHや都市ガスなどと違って公共インフラに全く依存しない熱源であることはメリットです。
停電の影響など受けませんし、使いようによっても暖房にもなります。

大雨などが増えてきてインフラのトラブルも増えてきたこの頃、車との燃料共有と合わせ、備えの一つとして優秀です。

デメリットは?


一方でデメリットは下記

①燃料の購入、補給がめんどくさい
インフラに依存しないのはメリットでもありますが、同時にデメリットにも。
燃料の在庫を切らせば火が使えなくなりますし、無くなったからと言ってCB缶みたいにコンビニで買うことも出来ません。これはちょっと面倒なポイント。

②扱いに慣れが必要
上記のように、慣れてしまえば簡単で危険もない道具ですが、慣れるまでは少しおっかなびっくり扱うことになってしまうかも。
最初は屋外でガソリンのシングルバーナーを使って慣れることをオススメします。

試しに外で使ってみよう



実は思った以上に簡単で便利なガソリン火器。
流石に家で毎日使うのは極端ですが、キャンプや登山で使ってみると意外と便利で頼れる道具です。

最近は取り扱いが超楽な製品も多くありますし、少し値は張りますが試して見る価値ありですよ。
Share:

0 comments:

コメントを投稿