東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2020/08/05

鮎仕掛け用の編み付け器を自作

無いなら作る

梅雨も明けた今日このごろ、皆さんいかがお過ごしですか。

お日様が出て気温が上がると釣りたくなるのが鮎。
まぁ雨降ってても釣りたくなるんですが。

今日は鮎の仕掛けを自作する時に必須とも言える編み付け器のお話です。



これですね。
どう見ても「直接材料費は1500円でーす」みたいな顔して7000円くらいします。
1本20万円超える鮎竿を見慣れた鮎師の人は買うのかな?

当然そんな余裕はないので、自作しましょう。

ちなみに今までは足の指と口を使って気合で糸を張っていましたよ。

用意するもの


材料は全部ホームセンターで揃えましょう。
余談ですが、理工系のオタクの9割はホームセンターが大好きなので、近所のホームセンターの商品配置はだいたい暗記していますよ。

右が組み上げ後、左はバラしたパーツ

基本は鉄製のアングル。そこにボルト・ナットの類を少々。
アングルはストレートタイプとL字タイプを組み合わせたものを2つで1セットとして使います。
使い方、設計によっては更に複雑化してもいいですし、簡素化してもいいですね。要は好みです。

費用は全部合わせても2000円少々だったと思います。やっす~。

なお今回は部屋でテーブルとして使っている銀閣(ヘラ台)にセットして使うので、ベースになるのは銀閣用のL字金具です。

構造はかなりシンプル

ボルト類は今回M5で統一。
ゴムワッシャーを見つけたのは幸運でした。(そのまま使えて楽なので)
なかったらゴムシートを切って作りましょう。

鮎用の細ラインはデリケートですから、金属ワッシャーよりもゴムワッシャーの径を大きくしたり、なるべく金属とラインが触れないようにする工夫は必要でしょう。

組み立て超簡単


材料さえ買ってしまえば8割がた終了です。
アングルをボルトで組んでいくだけなので、組み立て作業は一瞬で終わります。

ラインをゴムで挟むだけ

肝心要のライン保持部はこんな感じ。
実際に何度か使用しましたが、改善の余地はありです。

このまま使うとゴムワッシャーがボルトと共回りするのでラインをまっすぐ張るのに多少苦労します。そこまで問題ではありませんけどね。

ヘラ台の無限の可能性を感じさせる絵だ

ヘラ台にセットするとこんな状態。
使っているのはスーパー銀閣スリム。作業机としては手頃なサイズです。

側面のオプション用金具受けに差し込むだけなので、若干のガタツキはあるものの十分許容範囲です。
むしろ簡単に取り外しが出来るので、連泊する鮎釣り釣行の際に持っていけば現地で仕掛けの補修も可能になります。

ミニ銀閣と組み合わせると超コンパクトで良さそうですね。(この編み付け器、ミニ銀閣の中にも収納できますから)

効率も品質も爆上がりだ

ハナカン周り、複合メタルへの編み付けが非常に快適になりました。
やはり治工具の類は完成度よりも「とりあえず、あって使える」というのが何よりも大切ですね。

安くて簡単、バージョンアップも自由に出来る自作編み付け器。
自作シリーズの中ではかなり実用性高い部類なので、鮎釣り師の皆さんぜひ一度どうぞ。
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