スキップしてメイン コンテンツに移動

【釣行メモ】那智勝浦 中深海ジギング たいし丸

 遠路はるばる那智勝浦

さる週末、海なしの滋賀県から延々走ること数時間かけて200km以上離れた那智勝浦まで中深海ジギングに行ってまいりました。


お世話になったのは那智勝浦のたいし丸さん。
中深海ジギングから飲ませ釣りまで色々されているようです。
若くて親切な船長さんでした。
釣り好きな人だな~と思ってたらグレ釣りのトーナメンターだそうで。納得。

乗り合いの午前便で11000円。朝5時半集合で11時過ぎに沖上がりでした。
午前便という割には結構やらせてくれるな~という印象。

ちなみに氷どころか船上で使うクーラーボックスまで備え付け。
船のサイズはそこそこ大きめで、よくある和船タイプ。


真っ暗な中で集合・出船

この時期は仕方ないのですが、集合時刻はまだ真っ暗。
船長が来れば船上の作業灯点けてくれます。ただ乗船前のタックル準備するためには車外で使う照明は必須ですよ。

GOOD GOODSのLED投光器 YC-02Wレビュー
↑これメッチャ使い勝手良いです。

星見えてますもん

そんなこんなで第一投はなんと夜明け前。水深はたしか240mほど。
30分ほど走って到着するのは良いですね。しかもそんなに飛ばさずにこの時間ですから、伊勢志摩と比べるとちょっとポイントが近いです。

ムッちゃん!そこそこサイズ。

どうにかひとつ釣ってボウズのがれ。
本命のアカムツ……とはちょっと色が違いますけど美味しいから問題なし。

ポツポツ釣れるが色が違う

中層が微妙に流れる感じのちょっとやりにくい潮加減に苦労しつつシャクっていると、フッとジグの重さが薄くなりました。祭りかよ~と思って上げてきたらまさかのリーダー切れでジグロスト。

流石にちっちゃいんでリリース

犯人はこいつで~す。クロタチカマス。
大きいものは1m超えてバショウカジキみたいな背びれがカッコよくなりますが、リーダーをぶった切るので中深海では嫌われ者。そりゃ1カット4000円で僕の散髪より高価ですから。


自分を挟んだ前後では本命の赤いムツが釣れたりしていて(しかもサイズが良い!)焦りつつも、残念ながら黒っぽいのばかり釣れてくる。


龍牙とかいう260gの安い(1000円くらい)ジグが大活躍。
やはりジグは安い方が釣れる説。

ちなみにこの日のタックルは下記。

ロッド:テンリュウ ホライゾンSL MH
リール:シマノ オシコンクエスト 301HG
ライン:SUNLINE ジガーULT1.2号 600m
リーダー:フロロカーボン5号

予備で硬めの竿にジガー2000番、PE1.5号も持っていったのですが引き重りがひどくて1.2号タックルに戻しました。バランス大事。

黒に始まり白に終わる


しまいにゃこれまた定番ゲストのスルメイカ。赤から遠ざかる…。
ちなみにこの日のアカムツさんは船中2本、パッと見1kg前後くらいの良型でした。

締め損なってチェッカーフラッグに……

本命こそ釣れませんでしたけど、なんだかんだポツポツと釣れて楽しい釣行でした。たまには遠出も良いですね。眠すぎて帰りに中央分離帯に突っ込みそうになりましたけどね。


おまけ
巨大な作業船がタグボート?に曳航されていました。こんな外洋を!カッコいいですねぇ。トローリングに良さそうなスピードだったので一度乗ってみたいです。

行ってみよう那智勝浦

さて何だかんだ楽しかった和歌山釣行。
距離の問題があって年に数回しか行けませんが、魚種魚影は間違いのないエリアなので京都大阪方面の人も足を伸ばしてみることをオススメします。


船長の話では「本命少なかったね~」って事なんで、船中1本上がれば上出来!って感じの三重に比べると天国なの……かも知れませんよ。

コメント

このブログの人気の投稿

ジムニー JB23W リアシート取外し

なぜリアシートを外すのか スズキジムニー(JB23W)は基本的に4人乗りですが、リアシートを倒して荷室を作ることが可能です。 しかし元々狭い車内、シートを倒してしまうと荷室の幅や奥行きはともかく、高さが足りなくなりがちです。 このシートの上に板を敷いたりしても、成人男性があぐらをかいて頭がぶつかる程度の高さしかありません。 そこで巷でよく行われているのがリアシートの取外し。これで積載量、快適性、作業性、全てが向上します。 失われるのは登場人数だけですが、そもそも僕は普段人を乗せないので何の問題にもなり得ません。無敵です。 ※リアシートの取外しにより登場定員等の変更が必要な可能性もあります。またシートを取外した状態での荷室への乗車は危険です。事故の際などトラブルの原因にもなりますので自己の判断で行ってください。 取外し作業 必要な道具はレンチとドライバーのみ。 まずはリアシートの座面を取外します。 座面と言ってもウレタンフォームのカタマリみたいなもんです。座面の両サイド前部を上に引っ張れば外れます。 次に背もたれを取外します。 背もたれの中央下部、ボディへの取り付け位置にあるプラスチック製のガワを取り外すと4本のボルトが出てくるので全て取り外します。 今回適当なサイズのレンチが無く、やむを得ずモンキーレンチで外したのですがかなりしっかりと締め込まれいるので適切なメガネレンチ等で外すことをおすすめします。 シート背面に回り、両側のシート(表面がややこしいのですが、シート背面に張ってあるシートですね)をめくるとボルトが顔を出します。これも取外し。 これでリアシートの取外しは概ね完了です。後は座面とシート側面の固定金具を外せばおしまい。 座面の固定金具はプラスネジなのですが、恐ろしく硬いのでドライバーにモンキーをかけて外しました。 シート側面の固定金具はボディから飛び出たボルトにナットで固定してあります。 正直このボルトは邪魔くさいのですが、シートを戻す際に必要なのでこのまま残します。 作業は以上ですが、ジムニーは乗用車なので荷室の底面は凸凹でこのままの使用はちょっと不便です。そこで次回は底面パネルを自作してフラット化をしてみようかと思います。今回はここまで。

オシアジガー2000番にPE1.5号はどれだけ巻けるのか?

 立ち上がれ左巻きの諸君 中深海ジギングから徐々に深海へ軸足を移し出したジグマンがぶつかる大きな壁。 そう、「糸巻き量の壁」と「左巻きの壁」です。 水深600mを超えるポイントでアコウダイなど比較的大きめの魚を狙うようになると、地域にもよりますがPE1.5号~2号のタックルが必要になってきます。 高切れ対策で水深の2倍以上はラインを巻きたい、という欲望を満たすためには「PE1.5号1200m巻けるリール」を探す必要が出てくるわけです。   そこは世界のSHIMANOさんがバッチリとカバーしておりまして、泣く子も黙るオシアジガーに3000番と4000番がラインナップされとります。 …右巻きモデルだけね 以前からシマノは左巻きモデルだけ出るのが遅いとか、在庫が無いとか、左巻きユーザーに非常にカラい対応をすることで有名ですが、ラインナップすらしないとういのはあまりに冷たい。 まぁそれだけ左巻きでジギングやってる人が少ないという事なんでしょう。悲しいね。 というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は左巻きジガーの最大サイズ2000番にPE1.5号がどんだけ巻けんねんという全国の皆さんの疑問にお答えします。 ちなみに1.2号は余裕で1200m巻けますので、ご安心ください。 2号1200m巻ける左巻きがほしい!という人は大人しく高い別メーカーのリールを買いましょう。 とりあえず1200m巻いてみよ 用意したラインはお馴染みのSUNLINE ジガーULT 1.5号 1200m巻です。 こいつをとりあえず水に漬け込んでからテンションバチバチで巻いていきます。 当然下巻きはゼロ。空回り防止のナイロンラインを数十cmだけFGノットで接続してから巻き始めです。 30分くらいかけて1200m無理やり巻いたのがこちら。 うーん、クラッチ側、スプールエッジが見えません。ヤバい雰囲気です。 反対側は若干スプールエッジが見えてます。チラ見せ程度ですけど……。 心が不安になってくる画像です。リールフット側のクリアランスは数ミリもありません。 実釣→即トラブル とりあえず使ってみっか!と言うことで無謀にも実釣行に持っていってみました。 【釣行メモ】那智勝浦 キンメジギング ところが現場についてタックル準備をしてすぐにスプールからPEラインの切れ端が飛び出ていることに気が付きます。リーダー結んであるか

オシアジガー2000番 深海仕様ロングハンドルに交換

 正解は筋肉です 深海はつらいです。 何がつらいって回収。水深800mから900gのジグを回収するのは控えめに言っても超しんどいです。これをどうにか楽にしたい。せめて帰りの運転で手が震えるようなことは無いように……。 しかし結局のところ物を言うのは筋肉で、小手先のテクニックよりも上腕の太さが正義です。 これから小賢しいリールカスタムの紹介をしますが、聡明なアングラーなら今すぐスマホを捨てて筋トレをしましょうね。 でもでもそんなこと言っても努力せずに楽して深場の釣りがしたい!という最低なアングラーの皆様にはロングハンドル。そうロングハンドルなんです。 はい完成形がこれ。 泣く子も黙る激安ブランドゴメクサス。お金のある人はリブレとか買えばいいと思います。 今回はとにかく安く長くするのを目標にして、お値段の張る削り出しアルミハンドルアームではなくてカーボンハンドルアーム仕様をチョイス。 軸間距離は120mm、純正が95mmなので実に25mmの延長です。 一般にジガー2000番クラスだと110mm程度の延長がバランス良いと言われていますが、なぜかAmazonで一番安いのがカーボンの120mmだったので即決。(だってノブ込みで2990円ですよ!)   届いたものをジガー純正と比べてみるとびっくりするほど長いです。 さっそく取り付けいってみましょう。 相変わらず簡単な取り付け 純正リテーナー外して 固定ナット外して ※逆ネジ 純正ハンドルアーム外して ゴメクサスのリテーナー外して ※2穴で長さ選べる というお手軽作業です。なおハンドルアームにはハンドルノブも付属しており、最初から組み上がった状態で届くのでハンドルノブの取り付けは不要でした。 付属のナットはイケてない ただしここで注意点。 ゴメクサスのリテーナーを使うためには付属の袋ナットでハンドルアームを固定する必要があるのですが、この袋ナットは深さが足りなくてそのままでは使えませんでした。 グローバルな製品なので、そのうちシレッと改善されるかも知れませんが僕の買った2つはどちらもNG。 一応SUS このようにハンドルアームとドラグノブの間にM8のSUSワッシャーをスペーサとして2枚噛ませる事でどうにかなりました。あまり見栄えの良いものではありませんが、使えます。 これが問題の袋ナットちゃん なおリテーナーは裏返して取り付ける