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白山で初の山小屋泊をする

どうやって山で泊まるか
山に登られる皆さんご存知のように、誰しも最初は日帰り登山、次に小屋泊、そして憧れのテント泊、縦走…etc.というのがヤマ雑誌でも定番の流れです。
しかし実を言うと僕は去年の秋まで小屋泊の経験が全くありませんでした。今までの泊りがけの登山は前泊から何から含めて全てテント泊です。

と言うのも、山小屋って高いんですよね。素泊まりでも5000円とかはザラ。寝具付けたり食事を付けたり、酒でも買おうものなら1泊1万円が見えてきます。山小屋ですよ?
学生の時分は「小屋に泊まって数千円って人バカにしとんかい!それなら新しい山道具でも買うわい!」と思っていたものですが、勤め始めて数ヶ月、友人に誘われて始めて山小屋に泊まった感想。

メチャクチャ楽しかったです。

巷で話題の白山に
登ってきたのは北陸の名峰「白山」。
2016年は開山1300年の節目とあって北陸、関西では非常に話題になっていましたね。


当然と言えば当然ですが、中々の混みよう。関東圏の山ほどではありませんが……。
ちょうどマイカー規制の最終日だったので規制解除を待って車で登山口まで行きました。駐車場から登山口まで10分程度。
登山口には立派な休憩所兼案内所があって水場やトイレも完備。何もかも綺麗でびっくり。


白山に登る人にはお馴染みの吊り橋。結構長いです。歩くとふわふわ揺れてました。
しばらくはこの吊り橋で渡った川沿いの登山道を登っていきます。
ちなみにこの川は「手取川」。手取川と言われても日本酒しか頭には浮かびませんが……。


目を引いたのが点々と続く砂防目的の段々。
すでに標高1000mを超えるような場所ですが、延々と段が続いていました。
調べてみると「柳谷砂防堰堤群」と言う立派な名前まで付いているらしく、土木学会の選奨土木遺産にもなっているとのこと。
それもそのはず、コレ、元々は昭和初期に人力で作り始めたそうです。黒部の下の廊下と言いやることが凄すぎる……。


幾つかの休憩所、避難小屋を過ぎるとやがて森林限界を超えたハイマツ帯が現れます。
視界が開けて足場は少し湿地っぽくなっており、北海道の旭岳裾合平と雰囲気はそっくり。


山頂の手前、向かって右側の小高くなった所に目指す山小屋、「白山室堂」が隠れています。
ここまで来ればあと少しです。

小屋の快適さと便利さに脳をやられる
今回利用した白山室堂ですが、とにかくデカい。建物が3つか4つ。トイレは2箇所。受付の横では生ビールが売ってました。おかしくなりそう。
素泊まりで利用したのですが、小屋の中は暖房が効いていて寝るスペースも広々。寝具もふかふかで(金さえ払えば)酒も飲み放題。そりゃおじさんおばさんは小屋泊まりになりますわ。やめられなくなりそう。


夕食前のツマミとしてちょっと前に釣って冷凍してたタコ足を焼いてマヨネーズで。
焼き網なんてテント泊ならまず持ってきませんが、小屋泊は荷物に余裕があるぶんこういう遊び方も出来て良いですね。


友人と二人鍋。大きいフライパンがあるとこういう時良いですねぇ。複数人で食事を作るなら分離型のバーナーとかも欲しくなる。
偶然一緒になった他のグループの方々と一緒にメシを食ってたんですが、食事を山ほど分けてもらいました。ありがてぇ……ありがてぇ……。
テント泊だとどうしても1人で静かに過ごすことが多く、それはそれでテント泊の醍醐味でもあるのですが、小屋泊だと周りの人と飲んだり話したり出来るのが楽しいですね。
この日はその後しこたま酒飲んで爆睡。山小屋の快適さに脳をやられた一晩でした。


翌朝、5時くらいに起きて山頂を目指します。
上は少しガスってしまった上にえらい強風で、どうにか朝日は拝めそうな雰囲気。


下の方に見える雲が凄い勢いで流れていくのが見えています。まるで風洞実験のようなノリ。


山頂でご来光を見た後は降りるのみ。眼下には白山室堂が見えています。
さっさと降りて帰り支度をしたら後はひたすら初日に歩いた道を戻ります。道中小走りで3時間半ほど。久々の身には中々つらい……。


吊り橋まで帰ってくればほぼ下山完了。あとは駐車場まで少し歩いて温泉まで一直線。
登山道の整備、トレイや小屋の快適さ、景色、どれを取っても素晴らしい山でした。
初めての小屋泊でしたが、周りの人にも恵まれて小屋泊の魅力を堪能できたように思います。これならまたやってみようかな。

しかしなんと2017年はテント泊登山がゼロ。18年はちょっと気合い入れていかないとダメですね。新しいテントでも買おうか……。

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