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SOTO SOD-372 ファーストレビュー

待ちに待ったほんとに待った
皆さんいかがお過ごしですか。
そろそろ暖かくなってきて外遊びもしやすい季節になりますね。

今日はそんな昨今一部で話題になっているバーナーの話。

SOTO SOD-372 ストームブレイカー

アウトドア向けバーナーの大手と言えばプリムスですが、個人的に好きなのが新富士バーナー。SOTOですね。
そのSOTOからこの3月1日にガソリン、ガスのマルチフューエル対応シングルバーナー、SOD-372ストームブレイカーが発売になりました。
元々前作のMUKAストーブを買おうと思っていのたですが、後継モデルが出る出ると言われ続けて早幾年……。まさに待望の一品です。

どのくらい待望かと言うと、手元に届いてから3時間でこの記事を書く程度には待望でした。それではファーストレビューしてみましょう。

2018年8月20日追記
燃料にガソリンを使用してのレビューを追加しました。→(参考:SOD-372 ストームブレイカー ガソリン使用レビュー

冒険の道具と趣味の道具の良いとこ取りをした名品
ガソリンストーブと言うとMSRのドラゴンフライなど、どちらかと言うとかなりキビシイ条件で使う上級者向けの道具というイメージがありますね。
一方でガスストーブは登山からキャンプまで幅広く使えて簡単で便利、ただ寒さにはちと弱い。そんなイメージ。

今回紹介するSOD-372はその良いとこ取りをした。手軽かつ頑強な外遊びの道具に仕上がっています。

付属品はバーナーヘッド、ガソリン用のポンプ、ガス用のバルブ。
写真にはありませんが遮熱用のアルミ製バーナーベース、収納袋が付属します。

掃除用、増し締め用にメンテナンスキットも付属しているのは好印象。
前モデルのMUKAストーブは使用に伴ってジェネレータの交換が必要でしたが、SOD-372は燃料ノズルの掃除が公式で可能。

バーナーヘッドはゴトクを畳むとなかなかコンパクト。

MUKAストーブでOリングの劣化と燃料漏れが報告されていた箇所。燃料ホースのジョイントは固定式になりました。
接続部分はシリコーン系?のチューブで保護されておりホースそのものも非常にしなやか。取り回しはかなり楽です。

燃料ノズルの接続部分は綺麗にロウ付けされていて業務用感があります。無骨で良いですね。

SOD-310ウインドマスターからお馴染みのすり鉢状ヘッド。その耐風性の高さは評判。

実はまだガソリンを用意していないので今回はOD缶を使ってレビューします。
ガスバルブとのコネクタ、加工が綺麗で見ているだけで楽しいです。キャップが付いているので曲げたりする心配も無さそう。

接続の際はポートのスライドリングをずらしてコネクタを挿入します。外す時も同様。

全て組み上げるとこんな感じ。一応気を使ってSOTOのトリプルミックス缶を使いましたけど別に他社の缶でも使えます。
ちなみにCB缶からの詰め替え缶(参考:CB缶 to OD缶「つめかえ君」レビュー)を使ってみましたが問題なく使用可能です。(推奨はされていませんが)

ゴトクを開くと直径15cmくらい。大きめの鍋も安定して置けそうです。3つ足ですがデカいのでSOD-300の様な不安定さはありません。
ただしゴトクは展開状態で多少遊びがありガタつきます。上に鍋を置けば大して気にならないレベルではありますが。

燃焼炎は非常に綺麗でガスを使っている分には音も静か。
点火時はOD缶を正立させ、だいたい5秒後に倒立させて液出し状態にします。燃焼は安定していますがマイクロレギュレータを積んだガスシングルバーナー(SOD-300とかSOD-310とか)に比べると火力調整は苦手のようです。とろ火にしようとすると次第に火勢が弱まってしまいます。米炊きとかはアルコール系の固形燃料を使うなど分担が必要かもしれませんね。
代わりにパワーはそれなりのもの。ヘッドの大きさもあって湯沸かしもすぐ。

ただしイグナイタは付いていないので別にライターが必要です。

結局買いなのか?
唯一欠点を挙げるならお値段でしょうか。
ガソリンボトルと合わせて25000円を超えます。

長所はガスとガソリンを簡単に使い分けできる、耐風性、耐寒性、プレヒート不要などなど。
裏を返せばガソリンを使う必要ないならあまりメリットが無いかも知れません。ガスの一体型と比べると重くてかさばりますからね。

個人的には冬のキャンプや登山など、極端に寒い所で使う事もあるので耐寒性には期待しています。
あとは自動車用のレギュラーガソリンが使えるのでクルマと燃料を共有できると言うのも魅力ですね。バイク乗りの方なんかも使い勝手いいのではないでしょうか。
工業製品としての質も非常に高いので単純に良いものを使いたいというだけの理由で買っても悪くはないと思います。

ともかく具体的な用途がイメージ出来る人なら買って損はないと思います。何となく……で買うにはちょっと高いしオーバースペックかも。

今回はファーストレビューと言うだけの内容ですが、これから実際にガソリンを使ったレビュー、キャンプ、登山での使用感など追記していくつもりです。そちらも参考にしてみてください。



おまけ
ガソリン用のボトルとポンプを接続するとこんな感じに。

このポンプがまた質実剛健な雰囲気満点でたまりません。ボトルは400ml(燃料の給油上限は280ml)を買いましたが、ソロの1泊2日とかであれば充分とのこと。このあたりは追々見ていきましょう。心配なら110gのOD缶を持っておけばガソリン切れの保険もかけられますね。

もう何年も使ってボロボロのSOD-300と比較。流石にSOD-372はデカいですね。SOD-300がコンパクトと言うべきか。
プリムスの153とか使ってる人からしたらどちらもデカいかも知れませんが、ウルトラライトとか目指さないなら問題ない。

SOD-372はゴトクの展開、収納が非常に綺麗で、展開状態からだと少し驚くほどコンパクトにまとまります。
ほぼヘッドの直径と等しい程度には小さくなるのは素晴らしい。

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