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GOOD GOODSのLED投光器 YC-02Wレビュー

備えよ常に



以前からいくつかのモデルを検討していたLED投光器を購入しました。
もともと夜間に屋外で作業(キャンプや、釣りの準備など)をする際の光源を探していて、12V駆動のLED投光器を車に付けることも検討していましたが、可搬性と導入の簡単さを重視して今回はポータブルの充電式投光器をチョイス。
最近ではちょうど台風や地震など、自然災害への備えとしてこの手のLEDライトを準備する人も居るようですね。

今回購入したのはGOOD GOODSというメーカーのYC-02Wというモデル。お値段はAmazonでおよそ4000円少々。

LED充電式投光器 YC-02W | LED照明製造・販売・開発・OEM・ODM (株)グッドグッズ

主張の強い社名だ

LED投光器(ワークライトとも呼ばれる)で有名なのは国内メーカーだとGENTOSとかですが、このGOOD GOODSは2009年に立ち上がった比較的新しいメーカーのようです。

GZ-302 - GENTOS

OEM生産や業務用の作業灯を主に製造販売しているようで、デザイン等荒削りですが実用性を重視した作りでお値段も控えめです。
※今回購入したモデルと同程度の光量のモデルをGENTOSで選ぼうとすると20000円くらいするので、値段だけで比較すると1/5ですね。

あまりレビューも出回っていないようなので、使用前の印象を簡単にまとめておこうと思います。

作りはシンプルで業務向け感が漂う


スペックを簡単に文字に起こすと下記のような感じです。

・最大2500lm
・昼光色
・照射角度120°
・照射モード:High, Low, SOS, Flash(点滅)
・バッテリー容量4400mAh
・電池もち:Highで3時間、Lowで6時間
・IP65生活防水

この値段でこれだけあれば十分でしょう。
特に屋外使用を想定した生活防水は嬉しいです。(海水にどれだけ耐えられるかは怪しいもんですが……)


見た目はいたってシンプルで、大きさは7インチのタブレット程度。
「スマホサイズ!」と紹介しているサイトも見かけましたが、あれは嘘です。どんなスマホ使っとんねん。

外周に配置された黄色のガード?パーツのお陰かどうか知りませんが、2mまでの落下衝撃に耐えうるようです。


厚みは思ったよりも薄く、ちょっとした弁当箱程度。車のダッシュボードにも収まるサイズ感です。


ハンドルにはクリック感があり、折りたたみ~180°全開まで数段階で調整出来ます。


各部の成形バリや、組み立て精度など細かいところが気にはなるものの、全体的には頑強な印象。
外でガシガシ使う分には丁度いいかも知れません。

ライトとしての性能は思った以上に優れている


外観に引き続き、投光器としての機能を見ていきましょう。


背面には充電用のDC-IN端子とUSB出力用の端子、それと電源スイッチがあります。
個人的には入力もUSB-BかUSB-Cで揃えてほしかったところ。専用のACアダプタを保管するのはそれだけで不便ですよね。


端子類には蓋が付いており、ゴムパッキンで防水される仕様。
触った感じだと思いのほかしっかりとシール出来ているような手応えです。


電源スイッチを押すと電池残量のインジケータが点灯。
更にもう一度押すとHighモードで点灯、続けて押すとLow、SOS、Flash、High、Low…とモード切替が出来ます。

インジケータが付いているのは不意の充電切れを回避できるので便利そうです。


意外でしたが、配光は予想以上に綺麗な円形をしています。
値段の割に光学特性もそこそこ作り込まれているみたいです。
周縁部が暗くなるのは致し方ないとしても、もともとの光量に余裕があるため、かなり広い範囲を照らすことが出来ます。


LEDワークライトでは定番の磁石固定も可能。
ハンドルの握りの部分に結構強めの磁石が埋め込んであります。
車のボディやイレクターパイプに固定したり、ぶら下げたり出来るのは非常に便利。

費用対効果を考えると試す価値はある


上記の通り、第一印象としてはかなり良さげ。
GENTOSの1/5の値段で買えるとは思えないほど基本を押さえた作りになっており、実用上特に困るポイントはありません。

あとは安いLEDライトにつきものの単寿命、バッテリーの劣化、可動部分(ハンドル)の破損、防水不十分などを引き続き見ていきたいと思います。
これで屋外使用にも十分耐えうるだけの耐久性を備えているとしたら、意外とこれから有名になるメーカーかも知れません。

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