スキップしてメイン コンテンツに移動

鮎釣り道具を中古でお安く揃えよう

年始のご挨拶


明けましておめでとうございます。
2020年もたくさん釣って行きましょう。

2019年釣り納めは12/29-30でプレジャーボード、なお釣果は散々

私事ですが、2019年は色々な釣りを始めた1年と言っても良かったかと思います。
年始からオフショアジギングを本格的に始めましたし、夏にはイカメタルも本格的にやり始めました。



並行して鮎の友釣りにも挑戦し、夏の間はほとんど毎週末鮎を釣っていたような気もします。


更には先日紹介したように中深海のジギングでアカムツに会うことも出来ましたし、実はキハダマグロのキャスティングにもチャレンジしていました。(釣れませんでしたけど)
釣り初心者としては上々の滑り出しだったかな、と思っています。

2020年はこれだけとっ散らかった釣りジャンルのそれぞれをきちんと真面目に伸ばせるように頑張りたいですね。

さて、今日はそんな2020年に向けて進めている鮎釣りの準備編となります。

鮎釣り=高いは本当か?


鮎釣りと言えばカネがかかるおっさん(爺さん?)の趣味…と言うのが世間一般のイメージかと思います。
当たっている部分もあり、外れている部分もあると言えるでしょう。

今季通してやってみた結果分かったのは、「こだわればいくらでもお金をかけれるけど、釣りするだけならそうでもない」というフツー過ぎる結論でした。
竿から服装まで、鮎釣りにはそれに特化した多くの道具が必要ですが、高価な新品で固める必要は全く無く、上手に中古を使うと意外とお安く始めることが出来そうだなと思っています。

具体的に、僕が最近中古で揃えた激安な鮎釣りグッズをご紹介しましょう。

オトリ缶


オトリ缶とはおとり鮎を入れておくためのプラスチックの箱です。
マジで、ただの箱。普通に買うと15000円くらいしますけどね。

基本的に鮎釣りの道具、特にオトリ缶や後述する曳舟は傷だらけになります。川辺を引っ張ったりして歩くので仕方のないことと言えるでしょう。
どうやったって傷つくんですから、中古で十分です。


これは某タックルベリーで見つけたオトリ缶。川でよく見るダイワの友カンですね。これで2000円。
緑色というのはあまり見かけないかも知れません。赤や黄色の派手なものが多いと思います。(川辺で見つけやすいですからね)


傷があろうと何だろうと実使用には関係ありません。
ただしいくつかは確認しておくべきポイントがあります。

・オトリ投入口のバネ…ヘタっていたり外れていたりしないこと
・フタのロック…これが壊れていると勝手に口が空いて大惨事

特にフタのロックはオトリ逃亡という悲しい事故に繋がりかねないのでスムーズに動くかどうか、勝手に外れないかどうか見ておきましょう。

曳舟


これでひきふね、と読みます。
腰からぶら下げて釣れた鮎を入れておく容器です。これも普通に買うと1万円くらいするんですよね。


こちらもダイワの友舟、ヤフオクで800円。下手なルアーより安いですからね。
中古品が1000円程度で買えるのでおすすめです。


オトリ缶同様にフタの開閉などは見ておいた方が安心です。オークションだとなかなか難しいかも知れませんが、質問などしてみてもいいでしょうね。

鮎ダモ


鮎ダモは上記2つと違って少しこだわりたいポイントです。
と言うのも、友釣りは生きたオトリを使う釣りなので、針を付けたり外したり、オトリを交換したり、全ての作業をタモの中で行うんですね。
なので単に魚を掬うための道具ではなく、言うなれば作業場にもなる重要なツールとなるわけです。

とは言え良いものをフツーに買おうとすると2万円3万円は当たり前。
下手すると木製の手作り枠なんかにこだわりだして青天井の世界です。

選ぶポイントはいくつかありますが、一般論+1シーズン借り物でやってみた感想からすると、下記2つが重要。

・直径…36,39cmが一般的だけど、初心者が大きめの方が取り込みや作業が楽
・網の種類…手編み、機械編み、編み方、網目の細かさ(細かい方が良いけど高い)

僕のような初心者で、あまり川に立ち込んで釣りをしないのであれば大きめの39cmの素ダモで良いと思います。


こんな感じ。
タモ枠はシミズの中古品。直径は39cm。手編みの2mm目が付属して3500円でした。
網は少し古くていくつかツギハギされていたので新品に交換。
網に関しては下手な中古だとコシがヘタっていて形が崩れやすかったり、ツギハギしてあったりするので新品購入が無難かなぁと思います。


選んだのはこちら。シミズのテクノメッシュ、評判が良い製品ですね。
鮎のタモ網は手すき網と言って、職人さんが手で編んでいるという恐ろしい製品が主流で、替え網だけでも15000円とか平気でします。

テクノメッシュは機械編みで、結び目が無い編み方をしているので鮎のヌメリが取れにくくて針も引っかかりにくいとのこと。
確かに触ってみると滑らかで引っかかりの少ない手触りになっています。

今回はたまたまAmazonで39cmの素網(底に袋が付いていない、ただの網)が8000円くらいになっていたので即購入。

合計1万円ちょいくらいで鮎タモを準備することが出来ました。上々です。

あとは着るもの


鮎ベルトは先シーズンに購入済みですし、着るものは基本的にお師匠に借りているのでこれで一人でも鮎釣りに行ける道具立てが整いました。
着ているものに関しては徐々に自前で揃えていきたいなと思います。

実はこっそり鮎竿も新たに1本購入したりしているのですが、それはまた別の記事で。

コメント

このブログの人気の投稿

ジムニー JB23W リアシート取外し

なぜリアシートを外すのか スズキジムニー(JB23W)は基本的に4人乗りですが、リアシートを倒して荷室を作ることが可能です。 しかし元々狭い車内、シートを倒してしまうと荷室の幅や奥行きはともかく、高さが足りなくなりがちです。 このシートの上に板を敷いたりしても、成人男性があぐらをかいて頭がぶつかる程度の高さしかありません。 そこで巷でよく行われているのがリアシートの取外し。これで積載量、快適性、作業性、全てが向上します。 失われるのは登場人数だけですが、そもそも僕は普段人を乗せないので何の問題にもなり得ません。無敵です。 ※リアシートの取外しにより登場定員等の変更が必要な可能性もあります。またシートを取外した状態での荷室への乗車は危険です。事故の際などトラブルの原因にもなりますので自己の判断で行ってください。 取外し作業 必要な道具はレンチとドライバーのみ。 まずはリアシートの座面を取外します。 座面と言ってもウレタンフォームのカタマリみたいなもんです。座面の両サイド前部を上に引っ張れば外れます。 次に背もたれを取外します。 背もたれの中央下部、ボディへの取り付け位置にあるプラスチック製のガワを取り外すと4本のボルトが出てくるので全て取り外します。 今回適当なサイズのレンチが無く、やむを得ずモンキーレンチで外したのですがかなりしっかりと締め込まれいるので適切なメガネレンチ等で外すことをおすすめします。 シート背面に回り、両側のシート(表面がややこしいのですが、シート背面に張ってあるシートですね)をめくるとボルトが顔を出します。これも取外し。 これでリアシートの取外しは概ね完了です。後は座面とシート側面の固定金具を外せばおしまい。 座面の固定金具はプラスネジなのですが、恐ろしく硬いのでドライバーにモンキーをかけて外しました。 シート側面の固定金具はボディから飛び出たボルトにナットで固定してあります。 正直このボルトは邪魔くさいのですが、シートを戻す際に必要なのでこのまま残します。 作業は以上ですが、ジムニーは乗用車なので荷室の底面は凸凹でこのままの使用はちょっと不便です。そこで次回は底面パネルを自作してフラット化をしてみようかと思います。今回はここまで。

オシアジガー2000番にPE1.5号はどれだけ巻けるのか?

 立ち上がれ左巻きの諸君 中深海ジギングから徐々に深海へ軸足を移し出したジグマンがぶつかる大きな壁。 そう、「糸巻き量の壁」と「左巻きの壁」です。 水深600mを超えるポイントでアコウダイなど比較的大きめの魚を狙うようになると、地域にもよりますがPE1.5号~2号のタックルが必要になってきます。 高切れ対策で水深の2倍以上はラインを巻きたい、という欲望を満たすためには「PE1.5号1200m巻けるリール」を探す必要が出てくるわけです。   そこは世界のSHIMANOさんがバッチリとカバーしておりまして、泣く子も黙るオシアジガーに3000番と4000番がラインナップされとります。 …右巻きモデルだけね 以前からシマノは左巻きモデルだけ出るのが遅いとか、在庫が無いとか、左巻きユーザーに非常にカラい対応をすることで有名ですが、ラインナップすらしないとういのはあまりに冷たい。 まぁそれだけ左巻きでジギングやってる人が少ないという事なんでしょう。悲しいね。 というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は左巻きジガーの最大サイズ2000番にPE1.5号がどんだけ巻けんねんという全国の皆さんの疑問にお答えします。 ちなみに1.2号は余裕で1200m巻けますので、ご安心ください。 2号1200m巻ける左巻きがほしい!という人は大人しく高い別メーカーのリールを買いましょう。 とりあえず1200m巻いてみよ 用意したラインはお馴染みのSUNLINE ジガーULT 1.5号 1200m巻です。 こいつをとりあえず水に漬け込んでからテンションバチバチで巻いていきます。 当然下巻きはゼロ。空回り防止のナイロンラインを数十cmだけFGノットで接続してから巻き始めです。 30分くらいかけて1200m無理やり巻いたのがこちら。 うーん、クラッチ側、スプールエッジが見えません。ヤバい雰囲気です。 反対側は若干スプールエッジが見えてます。チラ見せ程度ですけど……。 心が不安になってくる画像です。リールフット側のクリアランスは数ミリもありません。 実釣→即トラブル とりあえず使ってみっか!と言うことで無謀にも実釣行に持っていってみました。 【釣行メモ】那智勝浦 キンメジギング ところが現場についてタックル準備をしてすぐにスプールからPEラインの切れ端が飛び出ていることに気が付きます。リーダー結んであるか

オシアジガー2000番 深海仕様ロングハンドルに交換

 正解は筋肉です 深海はつらいです。 何がつらいって回収。水深800mから900gのジグを回収するのは控えめに言っても超しんどいです。これをどうにか楽にしたい。せめて帰りの運転で手が震えるようなことは無いように……。 しかし結局のところ物を言うのは筋肉で、小手先のテクニックよりも上腕の太さが正義です。 これから小賢しいリールカスタムの紹介をしますが、聡明なアングラーなら今すぐスマホを捨てて筋トレをしましょうね。 でもでもそんなこと言っても努力せずに楽して深場の釣りがしたい!という最低なアングラーの皆様にはロングハンドル。そうロングハンドルなんです。 はい完成形がこれ。 泣く子も黙る激安ブランドゴメクサス。お金のある人はリブレとか買えばいいと思います。 今回はとにかく安く長くするのを目標にして、お値段の張る削り出しアルミハンドルアームではなくてカーボンハンドルアーム仕様をチョイス。 軸間距離は120mm、純正が95mmなので実に25mmの延長です。 一般にジガー2000番クラスだと110mm程度の延長がバランス良いと言われていますが、なぜかAmazonで一番安いのがカーボンの120mmだったので即決。(だってノブ込みで2990円ですよ!)   届いたものをジガー純正と比べてみるとびっくりするほど長いです。 さっそく取り付けいってみましょう。 相変わらず簡単な取り付け 純正リテーナー外して 固定ナット外して ※逆ネジ 純正ハンドルアーム外して ゴメクサスのリテーナー外して ※2穴で長さ選べる というお手軽作業です。なおハンドルアームにはハンドルノブも付属しており、最初から組み上がった状態で届くのでハンドルノブの取り付けは不要でした。 付属のナットはイケてない ただしここで注意点。 ゴメクサスのリテーナーを使うためには付属の袋ナットでハンドルアームを固定する必要があるのですが、この袋ナットは深さが足りなくてそのままでは使えませんでした。 グローバルな製品なので、そのうちシレッと改善されるかも知れませんが僕の買った2つはどちらもNG。 一応SUS このようにハンドルアームとドラグノブの間にM8のSUSワッシャーをスペーサとして2枚噛ませる事でどうにかなりました。あまり見栄えの良いものではありませんが、使えます。 これが問題の袋ナットちゃん なおリテーナーは裏返して取り付ける