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2021/10/04

三方五湖 久々子湖でハゼ釣り

 ハゼ釣って食べるまで

鮎シーズンも一段落、深海シーズンまでもう少し。
家でダラダラしているのももったいないので少し足を伸ばして三方五湖までハゼ釣りに行ってきました。

今回は釣ってから食べるまで。釣りはおまけ、メインは天ぷらです。

久々子湖(読めない)

少し下調べしたところ、関西圏では三方五湖の久々子湖と言うのが有名なポイントみたい。以前も三方五湖に遊びに行ってテナガエビとハゼが居るのは見かけてましたけど、結構有名なのね。

ちなみに「くぐしこ」と読むようで。難読地名だらけの北海道と比べてもこれは読めねぇよ。


Googleの衛星写真でおおよその検討をつけて向かいます。
狙いを付けたのは下記A~Cの3箇所。敦賀方面から繋がる県道214号線沿いのAから様子見してみました。


使用タックル

ちょい投げなので正直なんでも良い…と思ってましたが、実際にやってみると色々考えることもありました。


仕掛けはシンプルな天秤仕掛け。市販のモノは面倒くさかったのでバラ針買ってきて現場で結びました。

竿:エギングロッド セフィアTT S83L
リール:ツインパワーXD C3000XG

道糸:PE0.6号(別に0.4号でも0.8号でもOK)
リーダー:フロロ2.5号
天秤:適当に安いやつ
オモリ:3号くらいで十分
ハリス:フロロ1.5号(もっと細くても良さそう)
針:ケン付き流線8~12号(多分一番大事)

エサ:石ゴカイ

まず遠投はそんなに必要ないので8フィート前後のエギングロッドで十分。何ならアジングロッドでもいいです。むしろアタリが小さかったり、掛けきれない場合もあるので穂先の柔らかいアジングロッドやメバリングロッドが良いかも知れません。
稀に根がかる事もあるので、天秤までは丈夫めの仕掛けにして針を曲げる or ハリスを切って回収する作戦が賢いと思います。今回のタックルバランスだと100%ハリスと針の結び目で切れたので予定通り。

恐らく一番大事なのは針で、今回はケン付き流線を使いました。
吸い込みは良いのですが吸い込みすぎて飲まれる事が多かった(12号でも飲まれる)ので、もう少し幅広の針で良いかも知れません。それこそ細軸のチヌ針みたいな。

  

ポイントA 水神公園広場

1箇所目、マリーナと水路からの流れ込みが近いポイント。


岸沿いに柵がキレイに整備されており、足場も良くて釣りやすいポイント。非常に浅いようで、ちょい投げしても水深は数十cmくらい。


案外すぐ釣れた。アタリはそこそこあるけど全然掛かりません。
おまけに藻類と海藻がひどくて1投ごとに仕掛けが藻まみれ。数匹釣るのに1時間掛かりました。移動しましょう。

ポイントB


湖の南端部分、少し水深があって藻類はほぼなし。手前にテトラが入っており沖目には石混じりの砂地が広がっているようです。


ここはそこそこ反応良く、15cm程の良型混じりで20~30ほど追加。
やはり投げ釣りの基本、扇型に広く投げて探って反応のあるエリアを絞り込むのが釣果を伸ばす近道のようです。手応え的にはそんなに湖底形状は変わらないんですが、魚が溜まっているようなポイントがありました。

ポイント探索が目的だったので、ここも2時間程度で見切って移動。

ポイントC 

最後はポイントBから少し走ってCへ移動、浦見川の手前からエントリーします。フィールドとしてはポイントBに近い感じ。

この辺りは型が比較的良く、アベレージが他のポイントと比べて1回り大きい印象でした。釣れるのは沖目と言うよりは手前のテトラと砂地の間くらいの場所。


最終的な釣果は2人で40~50匹程度。半日でやめてラーメン食べて帰った割に十分な釣果でした。20cm超えるような良型が出なかったのはちと残念。もう少し時期遅いほうが良いんでしょうか?

釣って食べて

さてハゼは釣れたんであとは食べるだけ。
とりあえずはド定番っぽい天ぷらと唐揚げにします。


ウロコと頭を取って内蔵落として腹開きで背骨を外したらOK。尻尾は付けておきました。


温度高めの油でさっと揚げたら塩振って出来上がり。
身はフワッフワですが肉厚で超ウマ。尻尾はカリカリで食感のアクセントになりますね。泥臭さは全く無いです。というか最高だわこれ……。


唐揚げは腹を開いて内臓とエラを取ったらそのまま粉まぶして油にGO。
ヒレに丁寧に粉を付けるとリアルな感じで揚げることが出来ます。それが良いかどうかは別として……。

小型のものを選んで丸揚げにしたんですが、やっぱり天ぷらと比べると少し骨が気になる印象。それでも美味しく食べれますけどね。この辺は掛かってる手間の差が出たかな。
塩コショウたくさんかけてバリバリ食べてビールをジャブジャブ飲みたい感じ。

結論 どこでも釣れるし食べて美味しい

今回久々子湖の南東側をざっと見てきました。結局どこでもハゼは釣れますが、数と型を出そうと思うともうちょっとポイント探索をした方が良いかも知れません。
ファミリーフィッシングでちょろっとやったり、日曜の午前中だけのんびりする……みたいな楽しみ方がピッタリかも。丸一日やったらすごい数が釣れてしまうので、帰ってから捌くのが面倒くさい。

そして何より食味が非常に良いので、お天気の良い日に酒の肴を釣りに行く感覚でこれからも通ってみようと思います。

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