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北海道うまいもの記;城山東家

 そば屋さんだらけの北海道


蕎麦って寒いところ向きの作物だけあって、実は北海道には蕎麦畑が多いんですよね。季節になると白くて小さい花が一面に広がった綺麗な畑を見ることが出来ます。

そのせいか北海道はやたらと蕎麦屋さんが多いです。
中でも釧路を通る時に寄るのが「城山東家(しろやまあずまや)」さん。

釧路には東屋と呼ばれる系列のお店がたくさんあるんですが、この城山店はその中でも特に美味しい上に店主の方がお酒好きで日本酒のラインナップが多いのがサイコーです。


駐車場は全部で15台ほど。
お蕎麦屋さんだけあって回転は早いので、開店前から並んで……みたいな戦法は不要です。長くても15分~30分待てば入れます。

日本酒と一品物で攻める



この店でおすすめしたいのが「蕎麦屋呑み」、いわゆる蕎麦前?
まずは日本酒と蕎麦味噌で1杯。
日本酒は北海道内外の地酒が7~8種類ほど揃っています。その他は普通のビールや焼酎。
珍しいところだと蕎麦焼酎の蕎麦茶割や蕎麦湯割なんかも。


道東では一般的な「かしわ蕎麦」のかしわを使ったかしわ焼き。
かしわと言うのは親鳥のこと。肉は硬いのですが旨味が強くて美味しいです。


定番の天ぷら。これもうまい……。
他にも焼海苔や各種ぬき(親子蕎麦の蕎麦抜き、天とじの蕎麦抜き)なんかで延々呑めます。天国か。

当然蕎麦で〆る



最後は蕎麦。
もりそばでさっぱりするも良し、天南や天ざるでガッツリするも良し。

今回は種込(天ぷら1本と親子=かしわの卵とじ)でガッツリ系。

蕎麦湯と蕎麦茶も貰えるので最後はそれらを飲んでまったりして終了。

お蕎麦屋さんと言うとササッと蕎麦食って出ることが多いと思いますが、たまには長居してのんびり呑むのもオツですよ。

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