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苔、苔を撮ろう苔を

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レンズを買ったら試し撮り 最近寒い日が続きますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 ぼくは2018年もすでに1000kmほど車を走らせて釣りに行っていますが今のところ釣果はありません。 魚が釣れないと特に書くことも無いので、今日は2017年にひっそりと購入していたHD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRなどというレンズの試し撮りのお話です。 ひたすらコケの写真をつらつらと並べるだけですが、物好きな層にウケれば幸い。 コケを探しに鈴鹿の山へ 足を伸ばしたのは以前紹介した鈴鹿山脈の日本コバ(参考: 紅葉の日本コバを歩く )。 実は前回紹介した山行時、道中でチョコチョコと撮りためていた写真です。 16-85mmは使いやすい焦点域ながら非常に切れ味が良いと評判なので、少し低めのF値で接写気味に撮ってみました。 こうしてよく見ると非常に多くの種類のコケが生えている事に気づきます。 沢沿いと言う好立地もあってか、パッと見ただけでも10種類くらい?しかし同定が難しくて素人目では何という種類なのか全然分かりません……。 レンズに話を戻すと、素人がテキトーに撮っただけでも思った以上にキレのある画になります。 しかし如何せんウデマエがしょうもないのでスッキリとピントが合った写真は数える程度……。せっかくの性能を中々引き出せていない気もします。練習あるのみですね。 緑色の映え方は流石PENTAX。オリンパスブルーはよく聞きますが、個人的にペンタは緑が良く写ると思います。 今回のレンズはそこそこ寄れる(最短焦点距離35cm)ので草花との相性は良さそうです。逆に望遠側はAPS-Cと言えども多少心もとないので鳥なんかを狙うのであれば別にレンズが欲しいですね。 よく言われる歪みや収差、逆光耐性、フレアなんかは実はあまり意識したことがありません。カメラオタクじゃないし。 少なくとも登山道周辺で静物を撮っている分には何ら気にならない写り方をしてくれます。防滴も付いたWRレンズなのでアウトドアで使う便利ズームとしては18-135mmの上位互換と言う認識で間違い無さそう。 ボケ味も充分綺麗。全体に丸く均一にボケてくれるのでとりあえず絞りを開いてテキトーに撮ればそれっぽくなります。 古いタクマーの50mmF1.8とかで遊んで...

MTB専用シューズ FIVE TEN : IMPACT VXi を買ってみた

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シーズンオフ、それは物欲の季節 夏は閑散としていたゲレンデも、今やウィンタースポーツのシーズン真っ盛り。 広々として自由に使えた駐車場がスキーヤーやらスノーボーダーやらに埋め尽くされているようですね。 かく言う僕も先日始めてスキーというものを教えてもらい、いたく気に入って板を買おうかどうか悩んでいる所です。 一方でMTBの方はすっかりシーズンオフ。トレイルやゲレンデのコースも雪に埋もれ、春まではお預けです。(ファットバイクでゲレンデ滑走なんてのも憧れますが……) プロでも無ければオフのトレーニングなんてのもやりませんし、暇なオフシーズンにやることと言ったらひとつ。物欲解消です。 靴ほど増えるものはない 個人的なイメージですが、靴ほど用途別に細分化されている趣味の道具も無いように思います。 かく言う僕も登山靴に始まりトレッキングシューズ、ボルダリングシューズ、夏用長靴、冬用長靴、ウィンターブーツ、サンダルetc……足は2本しか無いと言うのに無駄に靴ばかり持っています。 しかしそれだけ種類があるというのは最適化にそれだけの価値があると言う事の裏返し。僕も去年の夏は延々「靴は専用の買うと、違うよ」と言われ続けていました。 実際トレッキングシューズでダウンヒルをやっていると木の根が多いシングルトラックなど、身体を上下に揺すられるようなシーンでしばしばペダルから足が浮いて怖い思いをしたものです。 SPDを使うとか、そもそもちゃんと身体で衝撃をいなすとか、やることは色々ある気もしますが手っ取り早く問題を解決するなら専用シューズが良いらしく…… 来シーズンに向けた準備と称してついにMTB専用シューズを買ってしまったので今回はそのレビューです。 IMPACT VXi 可愛い箱で届く 購入したのはMTBシューズ業界では定番の(つまり一般の人にはまっったく知名度の無い)FIVE TENから IMPACT VXi 。 周りのライダーを見てると大体の人がこのFIVE TENかSHIMANOのシューズを履いているように思います。 このIMPACT VXiはジャンルとしてはフラットペダル用のライトダウンヒルシューズに分類されるようで、全体的にかなりしっかりとした作りになっています。 ちなみに国内で購入すると2万円少々ですが、今回はCRCでセールになっ...

お手軽ローテーブルを自作

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半端なモノは自分で作る 以前からアウトドア向けのチェア(HelinoxのChair One)に座りながら使う中途半端な高さのテーブルが欲しいと思っていたのですが、世のテーブルは座椅子で使うローテーブルか普通の椅子で使うテーブルに大別されるようで、中々良いものがありませんでした。 そこで正月休みを活かして、近所のホームセンターで適当に材料を買い込み自作することに。(最近マキタの電動工具を買ったのでそれを使いたかっただけ、という面も) 完成。 天板には以前買ってクルマに放置していた何らかの白木の板を使いました。フレーム部分はお馴染みのツーバイ材。 基本的にカットは全てホムセンでお願いして自分でやるのはコーススレッドをパカパカ打っていく作業だけ。ほとんどレゴブロックの要領です。 仕上げは色々考えたのですが、蜜蝋ワックスという初めて使うオイル系の仕上げを採用。 天然の蜜蝋と亜麻仁油を少しずつ塗り込むというオーガニックでナチュラルでハートフルなプロセスです。 耐久性やらはどうなのか知りませんが、オイル系の仕上げは木目がゆっくりと浮かび上がってくる感じで結構好きです。色を塗って仕上げると言うより木材の色をそのまま残すシンプルな所が良い。 撥水性もそれなりにありますが、飲食をするには少々不安がありますね。食事用のテーブルは凹凸のない一枚板の方が良いでしょうし、また改めて作っても楽しそうです。 ただ今回ユニクロのコーススレッドを使ったのですが、手汗やらで錆びてくるらしいのでネジ部分だけ何かしら塗装をするか、SUS製のモノに打ち替えるかしようと思います。 自分で手をかけて作ったものを毎日使うと言うのはポンとモノを買ってくるのとは全く違った楽しさがあって良いものです。 そのうち木工と革細工を組み合わせて色々作ると楽しそう。広い部屋が欲しいですね……。

Thunder Road : IPA

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SEIYUで買えるお手軽IPA ご存知SEIYUで実は結構色んな種類のビールが売られている事を皆さんご存知でしょうか。 ピルスナー、ペールエールを始めIPAやフルーツビールまで、ちょっと以外なほどラインナップが充実しています。(店舗にもよりけり?) 今回はその中からお手軽な感じのIPAを紹介。結論から言ってしまうとあまり美味しくありませんでした。 苦味はやや強めで飲みごたえがあるんですが、妙な酸味も感じられて微妙。 加えて香りが弱いので全体的にIPA感が薄く、普段少し強めのアメリカンIPAを飲んでいるとちょっと物足りない感じでした。

エチゴビール : FLYING IPA

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イカした見た目のさっぱり系IPA 今夜は国内クラフトの大御所エチゴビールから「FLYING IPA」。 みんな大好きIPA、クラフトビールと言えばIPAという人も多いのではないでしょうか。 手に入りやすいところだとヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」何かをコンビニでよく見かけますね。 ただ個人的にエチゴのIPAは初めて?見かけたので思わず購入。 味わいはしっかりとした苦味が感じられてIPAらしいです。ただインドの青鬼(結構にがめ)ほどではなく、IPAが初めてという人でもある程度取っ付きやすいかなと思います。 香りの方も少しさっぱりしていますがピルスナーやペールエールとの違いがはっきり分かる位には華やかに仕上がっています。 全体的に大人しめに、でもしっかりとIPAの味わいを楽しめるビールだと思います。 いきなり海外のガッツリホッピー系を飲んで苦手になってしまうよりはこういう飲みやすいモノでIPAを体験してみても良いかも知れません。

SAPPORO : エーデルピルス

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個人的因縁のある限定ビール SAPPOROのエーデルピルスと言うと札幌にあるビアガーデンで限定販売されていたり、店舗限定で飲めたり、何年か前に数量限定で発売されていたりと、何かと「限定」のイメージがある方も居るかと思います。 かく言う僕も存在自体は何年も前から知っていたものの、機会が無くて中々飲めなかった一品。 「飲める店を見つけて翌月行ってみたら店が潰れてた」と言ういわく付きとも言えるビールだったりもします。 今回またまたWeb限定で発売開始していたので専用グラスとのセット品を買ってみました。 味わいは思っていたほど個性のキレるものではありません。 スッキリとしつつもしっかりとした苦味、ホップの香り、基本は他のピルスナーと同じです。 ただその苦味やホップの香りが非常に上品、繊細で、とても丁寧に作っているのがよく分かります。きちんと味わって飲むピルスナーと言い換えても良いかも知れません。 どちらかと言うと普段から変わり種含めて色々な種類を飲み漁っているクラフトビールフリークの人よりは、「いつも黒ラベル一筋」と言う人に飲んでみてもらってちょっとした違いを感じてもらえれば楽しそう。という雰囲気のビールですね。 実は今回このグラスが欲しくて買ったような所もかなりあります。 ピルスナーグラスが無かったんですよね。特段作りが素晴らしいと言うものではないのかも知れませんが、スタンダードな形状で普段使いにはピッタリです。 ※ホワイトバランス調整がメチャメチャなのはご愛嬌です。そろそろちゃんとしたディスプレイを買わなきゃいけませんね……。

KIRIN : GRAND KIRIN WHITE ALE

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ビールだと思って飲んだら白ワインだった ・いきなり大手のクラフトシリーズに手を出している ・ピルスナーグラスならともかくビールをロックグラスに注いで飲んでいる ・隣のじゃがりこ(チーズ)が見切れている と、真面目なビールレビューブログから説教を食らいそうな写真から始まっていますが、このシリーズそもそものコンセプトが「飲んだビールを片っ端から紹介する」なのでご容赦ください。 今回はキリンのグランドキリンシリーズから、最新?のホワイトエール。 「白ワインのような」と但書がありますが、味の感想は 「マジで白ワインだった」 これに尽きます。 苦味が抑えられており非常に飲みやすく、かと言って甘いわけもなく、ベースはビール。 ただしホップが独特で、本当に白ワインの様な香りが立っています。小麦の風味と相まって良くも悪くもビール感があまりありませんね。 ビールと思って飲むと疑問符がつくかも知れませんが、お酒として飲むなら全く問題なし。 むしろよく言うビール(ピルスナー)の苦味やホップの香りが苦手な人、女性などには受け入れやすいかも知れませんね。 家でさっぱりしたオイル系のパスタなんぞを作って一緒に食べたいような雰囲気。 これまで瓶で供給されていたグランドキリンシリーズも最近は缶で流通するようになっているようですし、ますます買いやすくなってきていますね。 クラフトビールと言うとどうしても小さなブルワリーに目が行きがちですけど、こうして大手が色んな下地を作ってくれるというのは素晴らしいモンだと思います。

ATSUGI Brewing & Cluster : CASH FROM BEER

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ビールレビュー…と言うほど大層なものではありません ご存知の方が居るか居ないか分かりませんが、実は私、個人的にビール、特にクラフトビールと呼ばれる類のお酒が大好きです。 昨今はクラフトビールブームとも言われ、新進気鋭のブルワリー(醸造所)やビアバーが全国で活発に活動されております。 僕がこの手のお酒にハマった数年前とはえらい変わり様で、嬉しいような、ちょっと寂しいような複雑な心境です。 とは言え自分の好きなものが広まって認知されるのは良いことに違いないので、このブログでもちょっとしたビール紹介をしてみようと思います。 もちろん僕はビールの専門家でも何でも無く、好きと言ってもそんなに知識や舌があるわけでもありません。基本的にビールを飲んで「うーん、うまい!」と言って次のを飲んでまた「うーん、うまい!」と言っているタイプの人間です。 飲んだビールの備忘録的なところもありますので、味の感想なんかは話半分に、是非みなさん買って実際に飲んで確かめてみて貰えればと思います。 CASH FROM BEER 第一弾はこれと決めていました。実はビールの写真自体は何本か撮りためてあったのですが、せっかくなら思い入れのあるものから紹介しようと思ってコイツを開けるのを待っていたという次第です。 こちらは千葉県の柏市にある「Cluster」と言うビアバーと、神奈川県は厚木にある「GreenBud!!Beer Public House」と言うビアバーのコラボ商品。 このClusterというビアバー、何を隠そう僕がクラフトビールを飲み始めたお店であり、関東を離れた今でも機会があれば行っている、言うなればホームグラウンドみたいなお店です。 今回機会があってこのコラボビールが手に入ったのでさっそく感想を書いてみようというワケ。 スタイルはアメリカンペールエールになるんですかね? 第一印象はとにかく スッキリ爽やか 。 アメリカンペールエールと言うと最近ではIPAと区別がつかないくらい濃厚でホッピーなモノが多いように思いますが、これは言うなれば対極かもしれませんね。 ビールのコンセプトが「無限に飲める」らしく、それも納得という感じの爽快感です。 かと言って軽すぎる、俗に言うジャブジャブ系のビールでは到底無く、飲んだ瞬間の爽やかさからは想像し難いホップ感も追ってき...

ジムニーにLEDリアルームランプを追加する

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オプションは自分で付けるジムニスト 「車のオプション」と聞いたら普通はシートヒーターだの革張りのインテリアだのナビだのオーディオだのと思いがちですよね。 でもスズキのジムニーはまるで違います。最低グレードのGグレードでは ・スピーカー…無いです。オプションです。 ・ラジオアンテナ…無いです。オプションです。 ・オーディオ…スピーカーもアンテナも無いので当然無いです。オプションです。 ・リアルームランプ…無いです。オプションです。フロントにはありますが優しい感じの豆電球です。 とまぁ考えうるあらゆる快適装備が無いと思って頂いて問題ありません。 以前書いた (参考:SONY SRS-XB3 を買った話) ように、スマホとポータブルのスピーカーを持ち込めば案外ナビやオーディオは無くてもなんとかなるものです。 しかしリアのルームランプ、コレばっかりは実は非常に不便です。 趣味の都合上どうしても周りに明かりが全くない状態でリアに積んだ荷物をゴソゴソしたりするのですが、そのたびに山用のヘッドランプを引っ張り出すのは面倒ですし、作業性もあまり良くありません。やっぱりリアに明かりが欲しくなるわけですね。 実はジムニーにはリアルームランプ用のベースは付いており、部品を取り寄せたり互換品を買ったりすればスッキリと取り付けることが可能です。(軽くググるとその手の情報はたくさん出てきます) しかしせっかくの遊べる軽。妙ちきりんに自作をしてみようじゃありませんか。 安く、簡単に、使いやすく 個人的な考えですが、部品を組み合わせて何かを作る時にまず考えるのは汎用部品を使ってなるべく潰しの効く構成にすることです。(あと安いこと) 今回も極力扱いやすくて応用の効く光源という事を第一に考えて5VのUSB電源で点灯するLEDパーライトを2本購入しました。 テープライトも売っていますが強度なんかをかんがえるとパーライトが無難かと思います。車内での使用を想定しているので広く照らせる拡散光のモデルを選びました。 電源ケーブルの途中にスイッチが付いているので電源に接続したまま点灯消灯が可能。 電源がUSBだとシガーソケット、ノートPC、加えて非常に安価で大容量、交換も用意なモバイルバッテリーが使えるので使い勝手はピカイチ。 加えてUSBの2股分岐や延長コードを購入。シガ...

山道具紹介~snowpeak チタンシングルマグ300~

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道具に興味がないアウトドア好きは居ません 山道具紹介。アウトドア系の雑誌がネタに困ったらとりあえずやっとくみたいなイメージのある記事ですね。 プロの登山家やガイドはともかく、最近じゃシンガーソングライターの方とかアウトドアライフの達人(?)の道具みたいな話まで紹介されてて「お前それ山と渓○で発信する必要あるか?」と思わないでもないですが、まぁそれだけ山道具というモノには魅力があると言うことでしょう。 ご多分に漏れず、とうとうこのブログでも山道具紹介をシリーズ物としてやっていくことにしました。 僕は別にプロ登山家でもなんでもない(むしろあまり山に行ってない)インドア系のオタクなので、話半分に読んでもらえれば充分かなと思います。 また道具選びやブランドイメージに関して 極めて差別的な 発言を多々すると思いますが批判は受け付けません。 第一弾はド定番のカラトリーから このシリーズの記念すべき1品目。何にするか迷いました。 妙にマイナーなウェアとかにして通ぶるか、はたまたあえて評判の良くないギアを持ち出して通ぶるか。 とりあえず通ぶりたいのは間違いないのですが、せっかく記事書くんなら何かしら役に立つ事を発信したい。 そこで紹介する道具は ・自分が持っていて1年以上は使っているモノ ・その上で本当に良いと思えるモノ に限定する事にしました。当然ド定番のギアが多くなってくるとは思うのですが、それもまた仕方ないなと思います。良いモノは良いですからね。 という訳で、初回はアウトドアやる人なら誰もが知っているあのマグカップ。 snowpeak チタンシングルマグ300 です。 もう定番も定番。定番すぎて今更何を言えば良いのか全く分かりませんね。 登山道具メーカーと言うよりはキャンプ道具メーカー、特に キャンプ場でクソ高い道具を見せびらかして周りを見下したい中高年とかに大人気 のsnowpeak。 いきなりでなんなのですが、実は個人的にはsnowpeakのギアは嫌いです。なぜなら 高すぎて買えないから 。 しかしカラトリー(食器)関係の秀逸さはアンチの僕でも認めざるをえないものがあり、このマグカップ以外にも幾つか愛用している品があります。(その紹介はまた今度) チタンマグカップ300の何が良いのか モノとしては極めてシンプルなチタン製の...