MTBを担いで最高のトレイルへ せっかくの晴れた休日、MTBを担いで低山に登ってきました。 お目当ては稜線上のなだらかなシングルトラック。 序盤は徒歩でも厳しいような急登で死にそうになりましたが、稜線に出ると期待通りのアップダウンを繰り返す綺麗なトレイルが現れます。 所々に階段が入るので乗車率100%とはいきませんが、登りも下りも基本的になだらかでトレイルとしては最高でした。 ゲレンデダウンヒルの様な整備されたコースはもちろん楽しいのですが、稜線の登山道をのんびりと走るのもまた別の楽しさがありますね。落車しても誰も助けてくれないという怖さももちろんありますが……。 道中でルートを間違えてピークを踏まずにそのまま下山。湧き水で喉を潤して頭を冷やして少し舗装路を走って車に戻りこの日は終了。登り始めから2時間程度のお気軽登山となりました。(頂上まで行けばもう少しかかったはず) トレイル自体は素晴らしかったので、また改めて再挑戦しましょう。 MTBで登山道を走る ということ 登山をする人の中には“MTBで山に登る”と聞いただけで無条件に怒り出す人が居ます。残念ながらこれは事実です。 特にかつてのMTBブーム(この頃僕はまだ生まれてすら居ません)で登山者とのトラブルが頻発し、そのイメージを持っている高齢者が多いようにも思います。 「MTBが山を荒らす!」など、詭弁のような話(その理屈が通るなら登山者含めて『もうみんなで登山やめようぜ!』ってお話になってしまいます)も散見されますが、個人的には登山者もMTBもお互い山登りを楽しめれば良いのではないかなと思います。 基本的にMTBは少数派。ルールやマナーを律儀すぎるくらいに守って丁度いいくらいでしょう。 例えば時間やルートを選んでそもそも登山者と出会う確率を減らす、スピードは控えめに(カッ飛びはそれこそゲレンデで)する、ライン取りやブレーキ操作に気を使って道を荒らさない、常に歩行者優先、などなど。 実際に今回行った登山道はマイナールートで、平日の午後だったこともあり山中で登山者との遭遇はゼロで快適に走ることが出来ました(まそれはそれで何かあった時が不安なのですが……)。 このあたりのルールに関しては「 東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会 」で 自主制作されたルールブック が大いに参考に...