男は黙って液体燃料 前回に引き続きSOTOのSOD-372 ストームブレイカーをレビューしていきます。 (参考: SOD-372 ファーストレビュー ) さて、前回は全体的な印象やガス(OD缶)での使用感を見てみたのですが、今回はいよいよガソリンバーナーの本領発揮。燃料にガソリンを使ってみましょう。 準備するもの ちなみに燃料にガソリンを使用する場合は別途 ・専用燃料ボトル(400,700,1000 mlと各容量ありますが今回は400 mlを用意) ・ホワイトガソリン or ガソリン携行缶 が必要になります。 SOD-372はアウトドア向けのホワイトガソリン以外にも自動車用のレギュラーガソリン(赤ガス)が使用可能ですが、 国内では法的な理由で専用燃料ボトルには直接給油出来ないのでクルマやバイクからガソリンを抜くポンプかガソリン携行缶が必要になります。今回は携行缶を別に購入しました。 今回購入したのは左の400mlのボトル。消防法適合品ではないため給油は不可。適合品の純正携行ボトル(上記右)もありますが、ちょっと割高ですね。 燃料ボトルを組み付けるとこの様な状態になります。 ポンプ自体は前モデルのMUKAストーブと共通みたいですね。しっかりとした作りで安定しており使用中にボトルが転がるような事はありません。 簡単に使えて低燃費 SOD-371から引き続きSOTOのガソリンストーブの売りはなんと言っても プレヒート不要 。コレに尽きます。 ガスと違ってガソリンは燃料を供給する際にしっかりとガス化させた状態で送り出す必要があるわけですが、そのためにバーナーヘッドの上に妙なパイプが通っています。 ガソリンがこのパイプを通る際に加熱されて気化するワケですね。 しかし皆さんお気づきのように点火前はバーナーヘッドは別に熱くも何ともありません。当然燃料パイプも冷え冷えです。ガソリンは液体のまま出てきますね。 そのため一般的なガソリンバーナーでは点火前に 液体のままガソリンを噴射&着火してヘッドを火だるまにする という 極めて野蛮な 伝統的な“儀式”をします。これを 火事 プレヒートと言います。 このプレヒートが危険かつ面倒くさいのでガソリンバーナーは敷居が高い存在だったわけですね。 SOTOのガソリンバーナーでは点火時に...