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2000円で無限に回るハンドルを手に入れろ~ゴメクサス パワーハンドル~

週末の相棒にちょっとひと手間
最近やっと気温も水温も上がってきて、ショアジギングには嬉しい季節ですね。
今年こそは陸っぱりから青物の1つも釣りたいと日々準備(Amazonでメタルジグとかを買う行為)を重ねています。

今回はその一環としてリールのハンドルノブ交換をやってみたので軽いレビューです。

2020年4月19日追記:ダブルハンドルも買いました。
グラップラーCTのハンドル交換 ゴメクサス アルミダブルハンドル


僕はショアジギング用にシマノの17サステイン4000XGを使っているのですが、このリール、値段の割になかなかどうして使えるやつです。
そもそも1万円台のリールしか使ったことのなかった僕にとって中堅リールと呼べるグレードはもはや高級品。巻心地はなめらかで(最近のリールは安価なものもそうそうゴリゴリ感など感じませんが)、一体型のベールはチタン製と言うワクワク感。(オタクはチタンとかジュラルミンとかセラミックスに弱い)



唯一の不満が安っぽいハンドルノブ。
これを改善すべくAmazonで一番お安かった交換用ハンドルノブを購入してみました。
みんな大好きゴメクサス。Amazonレビューは100件超え。交換ハンドルノブ業界では有名人ですね。
ちなみにサステインの4000番だとΦ38mmが丁度いいサイズかなと思います。



カラーは黒地にゴールド。黒地にシルバーでも良かったかもと若干後悔しましたが差し色ということで。


お値段は約2000円ですが、この低価格でベアリングが2つ付属します。(他に銅っぽいスペーサーやシャフトも)
ハンドルノブにベアリングを追加するのは割とメジャーなカスタムで、コストの割に変化が感じ取りやすいので結構皆さんやられてますね。ハンドルノブ交換と同時にベアリング追加出来るのは気分的にも実用的にもありがたい。

取り付けは勢いで

しかし流石2000円だけあって取説の類はなし。箱に超低解像度のイラストが描いてありましたが低解像度過ぎて理解できませんでした。
従って取り付けは何となく雰囲気を感じながら勢いで行います。まずは純正ノブの取り外しから。
ちなみに必要な工具は#1のプラスドライバーのみ。

安っぽいSHIMANOプレートを外すとシャフトに繋がるネジが見えるので取り外します。これでハンドルノブが抜けるのですっぽ抜き。
白いプラスチック製のカラーは不要なので取り外し。完全にシャフトだけの状態に持っていきます。

まずはシャフトにベアリングを1個挿入。テキトーにグリスアップした方がいいかも知れません。

交換ノブはグイッとねじると2つに別れます。この状態でシャフトへ挿入。

交換ノブの下半分を挿入したら適当にスペーサーを何枚か入れて、その上からベアリングをもう1つ挿入。最後に付属のボルトで固定して交換ノブの上半分を締め込んだら作業は終わり。

良いですね。アルミ削り出し、アルマイト加工も綺麗で高級感があります。ドレスアップとしての機能は十二分。
ガタツキもなく、加工精度も特に文句をつけるポイントはありません。
肝心の回し心地も純正のハンドルノブと比べると雲泥の差です。特にベアリング追加で抵抗が劇的に小さくなっているので単に回しているだけでキモチイイ。最近は朝会社に行く前にリールを回していい気持ちになってから家を出るようにしています。病気の類。

こーんな写真も撮れます。純正ノブではちょっと出来ない芸当。
シャッタースピードが若干遅いのは秘密ですが、普通に手で回して数秒間は回っているくらいの滑らかさです。
硬めのグリスを使ったりしたらまた少し変わるかも知れません。

回転抵抗に加えてT字ノブからラウンドノブになったので指先で握り込むような形でホールドしやすくなりました。
逆につまんで回すような使い方はやりにくくなっているのですが、ショアジギングではあまり繊細なリーリングしないのでひとまず困りません。

強いて文句をつけるのであれば、表面が比較的なめらかなアルミなのでとっさの巻取り時に指先が滑りやすい点でしょうか。
あとはあまりありませんが、ハンドルノブの上下にネジが切ってあり締め込んで固定する形なので固定が甘いと緩んできます。(逆に締めすぎると緩めるのが結構大変そう……)

しかし総評すると費用対効果満点、お手軽な割に効果が実感できて愛着も湧く、良いカスタムだと思います。おすすめですよ。

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