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2020/04/19

グラップラーCTのハンドル交換 ゴメクサス アルミダブルハンドル

カウンター付きベイトリールの文明開化


手持ちのスピニングでイカメタルを始めてからというもの、惰性でずっとスピニングタックルのみを使い続けていました。
水深70m前後までの浅場や潮が緩い日であれば15号くらいまでのスッテで十分勝負できるので、正直スピニングタックルで困ったことはありません。

ただ水深100m前後の深場など、スッテ20号以上が必要になってくると柔らかめのスピニングロッドで釣りをするのが難しくなってきます。
それにせっかくなのでカウンター付きリールを使ってタナ取りの楽さってやつを感じてみたい!

という事で、グラップラーCTを購入してハンドルを交換してみました。


最初は硬いロッドでアタリを取る感覚が掴めず、結局スピニングタックルに戻したりしていましたが、
ある程度慣れてくると重いスッテを使えること、タナ取りの再現性が非常に高いことのメリットが分かってきました。

ただいずれにせよ柔らかいスピニングロッドの方がアタリは取りやすいと感じているので、
ベイトでタナ探し→見つけたらスピニングで狙い撃ち、というスタイルが定番になりつつありますね。

定番のゴメクサス


さて、リールのハンドル交換と言えばスタジオオーシャンマークとか、リブレとか、夢屋とか、
アホみたいに高い頭のネジ飛んだネームバリューのあるハイレベルなメーカーが多いですね。
グラップラーCTは僕の購入したフォールレバー付きのモデルだとパワーハンドルしか付いていないので、イカメタルやるならほぼ交換は必須です。
とは言えハンドル1つに2万円とか出してられないので(だって本体が特価で18000円ですよ)、以前紹介したゴメクサスさんに登場してもらいましょう。

安いぞ強いぞゴメクサス

ハイ出た!5000円以下でオールアルミ削り出し!すごい!
シマノ製のリールの場合、軸サイズが7mm×4mmのサイズを選んでおけばOKです。
ちなみに今回購入したのはチタンゴールド(チタンを使っているとは言ってない)の100mmのタイプ。

手前に置いてるのは純正のパワーハンドルですね。
この値段のリールなので仕方ないのですが、プラスチックのブッシュしか入っていなくて回転性能はお察しです。



あまりにも露骨でいっそ許せちゃうノブデザイン

ノブなんか完全にリブレのパクリですね。まぁ使いやすいので良いです。
当然両ノブにベアリング入っていて回転は非常にスムーズです。それでも気になる人はミネベアあたりの国産品に入れ替えると良いかも知れません。

少しオイルさすとスムーズになり、防蝕にも良いのでおすすめ

流石にこの値段でチタン製のノブが付いたりはしませんが、使用感は十分です。
空転させるとシャーっと回りますし、ダブルハンドルなので巻き出し、止めがスムーズ。

もはや安心感すらある加工精度


以前スピニングリールのハンドルノブだけ交換した際にゴメクサスを紹介していました。

2000円で無限に回るハンドルを手に入れろ~ゴメクサス パワーハンドル~

この記事を書いたのが2018年の事ですが、当時はそこまでメジャーなメーカーではなくて、結構怪しいパチもんというイメージでしたね。
今ではあちこちのメディアでも取り上げられたりして、一流のパチもんメーカーという地位を確立しているように感じます。
当時いくつか買って、一部切削が甘くてバリが残っているような部分もありましたが、今回購入したダブルハンドルにそのような部分は一切ありませんでした。

別にロゴは要らんかな……と正直思ってしまう

個人的には「ハンドルに2万かけるくらいなら5000円で済ませて1回余計に釣り行こうぜ!」という派閥なので、非常にありがたく使わせてもらっています。
ただし言うまでもなく、クソ高いハンドル買ってなおかつ釣りにも行けるお金があるのが無敵です。

特殊ネジ?と見せかけてトルクスで回る

取り付けは非常に簡単で、付いていたハンドルを外して付属のボルトで付けるだけ。
工具も付属するので特に用意するものはありません。ただしろくな説明書が付いてないので、全くの素人だと戸惑うかも。
いずれにせよググりながら出来る程度の作業難易度です。ご安心を。

ガッツリ肉抜きされてます

切削痕が残る肉抜き部分が良いですね。理工系の人間はもれなく削り出しが好きなんです。
ちなみに素材はA7075アルミニウムだそうで。Al-Zn-Mg系の超々ジュラルミンと呼ばれる類のアルミ合金ですね。Appleとかがやたら好きなやつ。

カラーもたくさん選べてコスパよし



カラーはドンピシャでした。
純正か?!というバランスと自負しています。
シンプルなカラーリングなのでどんなロッドに付けても違和感は無いです。

他にもフルシルバーとか、レッド(どう見ても炎月向け……)とか、色々選べるようですね。
おまけにブラックシルバーなんて限定で4000円切ってますからね。(リブレだったらノブ1つすら買えないぞ)



ヤリイカメタル釣行で何度か使用していますが、今のところ気になる点は「冬に使うとハンドルノブがメッチャ冷たい!」くらいです。
この価格でこれだけ高精度、かつカラーバリエーション豊富となるとよっぽど好きな人でない限り高価なメーカーのハンドルノブは買わないかなぁ。

ハンドル、ハンドルノブ交換は手頃な費用で使用感やデザインをガラッと変えることが出来る費用対効果に優れたカスタムです。
今回のように、パワーハンドルのリールでイカメタルしたい!という時なんかは必須と言ってもいいですね。

最近はゴメクサス以外にも色々な中国系メーカーが手頃な製品をたくさん出しているので、Amazonで探してみると楽しいですよ。
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