東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2018/06/03

船釣りリベンジ

アネロンを山程飲んで大勝利
以前書いた船釣り初体験。さも釣りをしてきたような事を言いましたが実際は9時間の釣行中、釣りをしたのは1時間くらい、残り8時間は寝ているかゲロを吐いているほど船酔いに苦しんでいました。これがエサ釣りじゃなくて常に面倒を見ないといけないルアー釣りとかだったら終わりですね。
(参考:福井県越前海岸沖で釣り船デビュー

今回また別の場所で船釣りにリベンジする機会があったので、「最強の酔い止め」と名高いアネロンを前日の夜から飲み始めるというこの上ない状態でリベンジをしてきました。結論から言ってしまうと全く酔わなかったのですが、あまりにもベタ凪すぎて薬が効いているのかちゃんと寝たのが良かったのか、そもそも凪で酔いようがなかったのか全く分からない感じになってしました……。

イカを無視してひたすら五目
ポイントは岸からすぐの場所。明るいうちは胴突き仕掛けを使った五目釣りです。ちなみにエサは支給されるオキアミ。
この日は一応五目とイカを狙う予定だったのですが、個人的には電動リールを使ったイカ釣りはあまりにも単調で面白くないのでひたすら五目釣りを続けていました。

開始早々にレンコダイが釣れたりしていい感じ。と思いきやぱったりとアタリすらなくなりました。
前はオモリが底に着いた瞬間にアジが食ってきたりして楽しかったのですが、毎回そうはいかないようです。

夕マヅメまで何度か場所移動を繰り返し、いよいよ夕方というところで久々のヒット。
小ぶりですが前回釣れなかったチカメキントキが釣れました。見るからにウマそうな魚ですね。

夕方で活性が上がったのか立て続けにマダイもヒット。
マダイに限らず釣り上げた瞬間の魚やイカは本当に綺麗な見た目をしています。タイなんかは光の当たり具合で写真の様に青く光って見えたりも。

サイズ的にはスーパーで安く売られているような程度ですが自分で釣ったマダイは喜びひとしお。
これくらいのサイズでも十分お刺身に出来ますから持ち帰って美味しく食べましょう。

この日イチバンの収穫はなんとアジ。
左上に置いてあるタバコの箱みたいなちっちゃいのがスマホです。スマホがちっちゃいと言うかアジがデカい。
ざっと見積もって40cm以上。俗に言うギガアジですね。(帰宅後に測ってみると45cmほどありました)
これくらいのサイズになると流石のアジも青物の風格が漂ってきます。こんなのがオキアミで釣れるんだから船釣りはやめられませんわ……。

ちなみに船長曰く、漁礁に居着いているアジだそうで、その手のアジはこういうサイズになるそうです。船中で数尾上がっていました。
僕が釣った2尾のギガアジはどちらも針丸呑み。時合の活性はかなり高いようですね。なお釣れた棚はボトムべったり。

アジパーティーが終わった後はパッタリとアタリも無くなりチダイを1枚追加したのみ。
イカもあまり芳しくなかったらしく、夕方の時合で1日分の釣果を上げたような格好になりました。時合大事ですね。

最終釣果はギガアジが2尾、キントキ2尾、チダイ5~7尾くらい、カサゴ1尾となりました。(友人と二人での釣果)
爆釣とは言いませんが、普段陸っぱりで寂しい思いをしている釣り人としては大満足の内容。しかもどれを取っても美味しい魚というのが素晴らしい。

朝の四時まで魚を捌いて酒盛り
半夜仕立てなので家に帰り着くのは午前2時位です。そこから魚の処理をして一部はお刺身に。
とりあえずマダイ、カサゴ、キントキ、アジのすべてを半身ずつ使ってみました。


マダイは皮もウマいと聞いたので鱗を落としてさっと炙ってそのまま刺身に。
これだけ種類があるとそれぞれ味も歯ごたえも違って飽きずに楽しめます。何だかんだ一番旨味があったのはアジ。
しかもこのサイズになると半身で皿が半分埋まります。刺身にした見た目も完全に青物のそれ。

キントキやカサゴはどちらも上品な白身でウマいのですが、歯ごたえはカサゴが上。
キントキは少し身が柔らかいので昆布締めみたいな感じで水気を抜いてやると美味しいかも知れません。

まだまだ魚は残っているので刺身以外のメニューも色々試してみようと思います。

おまけ
前回えらい寒い思いをしたので山専ボトルにお湯を詰めて船上でコーヒーを淹れてみました。(インスタントですけど)
船酔いしなければこのくらい余裕を持って釣りを楽しめるのかと痛感。船釣りは睡眠、服薬を万全に、そして波のない日を狙って行きましょう。(一番大事)
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