投稿

2019の投稿を表示しています

三重県志摩市 へいみつ丸で中深海ジギングに挑戦

イメージ
超人気船で中深海ジギングに初挑戦 「中深海ジギング」という釣りをご存知でしょうか。 水深250mから300m、あるいは500、600mくらいまでのかなり深いポイントで行うジギングをこう呼んでいます。 ターゲットは主にクロムツ、キンメダイ、アラなどですが、なんと言ってもメインになるのはアカムツ。 ノドグロという呼び名で有名になったあの高級魚です。 今回は三重県の超人気船でこの中深海ジギングに初挑戦してきたのでご紹介します。 予約が取れない釣り船 お世話になったのは志摩のへいみつ丸。夏はキハダのキャスティング、冬はアカムツジギングで有名な超人気船です。 土日はほとんど予約が取れないようで、今回たまたま空いたところに入ることが出来ました。 船は新しく、素晴らしくきれいに手入れされています。 多分今まで乗った釣り船の中では一番キレイ。キャビンの下には大人3人くらいが横になって寝れるスペースもあり、人気が出るのも納得。 ポイントまでは1時間弱ほど走って到着、状況にもよるそうですが水深250mくらいの浅場(浅くないけど)からスタートすることが多いようです。 中深海タックル 一般的な近海ジギングが深くても水深100~150m程度であることを考えると、平均で300m程度の水深を狙う中深海はかなり特殊な釣りかもしれません。 それでもとりあえず手持ちの道具でどうにかなったので、今回用意したタックルを紹介します。 ■ロッド 基本的に硬めのスロージギングロッドを使用します。 テイルウォークのソルティシェイプダッシュ スローピッチジャーク(SSD SPJ)の633。 表記では350gまで背負えることになっていますが、ある程度竿の反発でジグを持ち上げようと思うと良くて300g弱までが快適です。 今回は250mラインのポイントで250~290gのジグと合わせて使いました。 テンリュウのホライゾンSL HSL-66B MH。 こちらはテイルのものよりも硬めで、もともとは太平洋側のドテラ流しで200gくらいのジグをワンピッチでシャクるために買ったもの。 中深海だとmax350gくらいまでは竿の反発を使って快適にシャクれました。(潮にもよるので一概には言えませんが) いくつかのメーカーを使ったことがある方ならわかると思いますが、竿の...

GOOD GOODSのLED投光器 YC-02Wレビュー

イメージ
備えよ常に 以前からいくつかのモデルを検討していたLED投光器を購入しました。 もともと夜間に屋外で作業(キャンプや、釣りの準備など)をする際の光源を探していて、12V駆動のLED投光器を車に付けることも検討していましたが、可搬性と導入の簡単さを重視して今回はポータブルの充電式投光器をチョイス。 最近ではちょうど台風や地震など、自然災害への備えとしてこの手のLEDライトを準備する人も居るようですね。 今回購入したのはGOOD GOODSというメーカーのYC-02Wというモデル。お値段はAmazonでおよそ4000円少々。 LED充電式投光器 YC-02W | LED照明製造・販売・開発・OEM・ODM (株)グッドグッズ 主張の強い社名だ LED投光器(ワークライトとも呼ばれる)で有名なのは国内メーカーだとGENTOSとかですが、このGOOD GOODSは2009年に立ち上がった比較的新しいメーカーのようです。 GZ-302 - GENTOS OEM生産や業務用の作業灯を主に製造販売しているようで、デザイン等荒削りですが実用性を重視した作りでお値段も控えめです。 ※今回購入したモデルと同程度の光量のモデルをGENTOSで選ぼうとすると20000円くらいするので、値段だけで比較すると1/5ですね。 あまりレビューも出回っていないようなので、使用前の印象を簡単にまとめておこうと思います。 作りはシンプルで業務向け感が漂う スペックを簡単に文字に起こすと下記のような感じです。 ・最大2500lm ・昼光色 ・照射角度120° ・照射モード:High, Low, SOS, Flash(点滅) ・バッテリー容量4400mAh ・電池もち:Highで3時間、Lowで6時間 ・IP65生活防水 この値段でこれだけあれば十分でしょう。 特に屋外使用を想定した生活防水は嬉しいです。(海水にどれだけ耐えられるかは怪しいもんですが……) 見た目はいたってシンプルで、大きさは7インチのタブレット程度。 「スマホサイズ!」と紹介しているサイトも見かけましたが、あれは嘘です。どんなスマホ使っとんねん。 外周に配置された黄色のガード?パーツのお陰かどうか知りませんが、2mまでの落下衝撃に耐えうるようです。 厚...

Coleman ガソリンツーバーナー 414H で半年生活した

イメージ
キャンプ用バーナーで生活はできるか? 皆さんの台所にあるコンロ、熱源は何をお使いでしょうか? 都市ガス?プロパン?IHかも知れませんね。 我が家はガソリンです。 購入から20年以上経っている 好きな人は好きなガソリン火器。 ガスカートリッジ全盛の今でも好きな人は使ってますね。一部のキャンパーとか、冬山をやる人とか。 実はここ半年ほど上のガソリンバーナー、Colemanの名機414Hで生活していたので、「家でガソリンバーナーを使う」という生活をご紹介します。 危なくないの? 馴染みのない方がガソリンバーナーと聞いて真っ先に考えるのがこれですね。 包み隠さず言ってしまうと、「リスクはある。けど付き合っていける程度。」という感じです。 確かに普段あまり馴染みのない液体燃料を扱うのは避けられないので、給油の際や点火時など、ガスコンロやIHほどお気楽に使うことができないのは事実です。 まさしくチャッカマンで着火 しかし幸いにもColemanのツーバーナー、414Hと413Hはプレヒートが不要。 点火時は点火レバーを上に向けて着火、火が落ち着いてきたらレバーを戻せばそれでOKです。簡単でしょう? ※「プレヒートってなんやねん!」という方は下記の記事をご覧ください。 SOD-372 ストームブレイカー ガソリン使用レビュー 燃料はレギュラーガソリンなので、ガソリンスタンドで携行缶に入れてもらっています。 流石に家の中で燃料タンクへの詰替をしたりするのは危険極まりないと言えますが、玄関先やベランダなど、換気のいい場所でする分には問題ありません。 当然ながら火気は厳禁。ガソリンは非常に便利ですが、灯油などと比べて極めて危険であることを忘れてはいけません。 ※注意※ 上記の414Hはレギュラーガソリン対応モデル(デュアルフューエルモデル)ですが、国内で通常販売されている413Hはホワイトガソリン専用モデルになります。 ホワイトガソリンモデルにレギュラーガソリン使っても正直どうもない(汚れがたまるので掃除や部品交換が要る)のですが、お気をつけください。 ちなみにおすすめは樹脂製の「ゴリッタ」です。軽い、凹まない、錆びない、と非常に優れた携行缶ですよ。 難点は給油時に「ポリタンクはガソリン給油出来ないんですよ...

南紀串本 サンマジックで一泊二日釣り旅行

イメージ
釣りの聖地で一泊二日 串本という街をご存知でしょうか? 和歌山県の最南端、本州で最も南にある港町です。 沖合を黒潮が流れていることもあり、カツオのフカセ釣りやカセからの青物狙いなど、非常に釣りがお盛ん。 関西からだと高速が便利で比較的アクセスが良い一級釣り場です。 夏真っ盛りの某日、サンマジックさんにお世話になって一泊二日の五目釣行に行ってきました。 天気は悪いが魚は釣れる 初日は完全フカセでカツオを狙いつつタイラバやジギングでお土産を確保する作戦。 台風が近いこともあって天気はイマイチですが、とりあえず7時位に出船。 五目狙いなのでタックルもかさみます。キャスィングが2本とフカセ用の船竿が1本。ジギングロッドが2本。 フカセ用の竿としてアルファタックルのスフィンクスクロスオーバーを新調しました。 SPHINX CROSSOVER スフィンクスクロスオーバー alphatackle.com モデルは272、6;4調子のスタンダードな船竿ですが、グラスのワンピースロッドで非常に柔らかくて腰があり使っていて楽しい竿です。 相当粘るので大物狙いのフカセ釣りには丁度いい。 船からの完全フカセは最近始めた釣りで、これはこれで非常に面白いのでまた紹介します。 ちなみに串本でカツオ、キハダ類を狙う基本的なフカセタックルは下記のような感じ。 リールのラインキャパだけ特殊ですが、他はそんなに特殊なタックル不要です。オシアジガーの2000番クラスでも十分行けると思います。 ロッド…大物用の船竿を使う人が多いみたい。僕の師匠はキハダ用のキャスティングロッドに石鯛リール付けて釣ってました。 リール…日本海の完全フカセと違って徐々にラインを送り出すことはないので太い糸がたくさん巻ければOK。僕は石鯛リール使用。 ライン…下巻きにPEラインの4~5号ほどを300m巻いて、その上に50mほどフロロカーボンの10号。 串本のカツオフカセ釣りはおよそ15mほど流した位置で針を止めておくスタイル。カツオが食えばラインがビャーっと走って心臓バクバク。パチンコみたいな釣りですな。 しかしこの日は(というか、今年は)カツオの数が非常に少なく食いも悪い。 しばらく撒き餌をしていると外道のムロアジが寄ってきてしまうので釣りにならない状態で...

初秋の九頭竜で鮎釣り入門

イメージ
日本有数の大物狙いの川で 随分とご無沙汰しておりましたが、お陰様で魚釣ったり自転車乗ったりと楽しく遊んでおりました。 今回紹介するのは今シーズンから始めた鮎の友釣り。 オトリ鮎を使って野鮎をかける、伝統釣法です。 夏に車で走っていると、長い竿を出した鮎釣り師が居るのをたまに見かけることがありましたが、まさか自分で始めることになろうとは。 場所は九頭竜川の勝山地区。 ダウンヒルに行く道すがら、いつも知らずに通り過ぎておりました。 実は鮎師に言わせると大物釣りのメッカらしいです。 9月の頭、まずはオトリ屋さんでオトリ鮎と入漁券を購入します。お世話になったのは石田おとり店さん。師匠のイチオシ。 ちなみに鮎は天然物が600円で養殖物が500円でした。入漁券は一日券で3000円。 道具はほとんど借り物なので、実質必要なのは1回の釣行で4000円くらいです。船に乗るのと比べたらリーズナブルですねぇ。 涼しげに楽しむ夏の風物詩 川によって色々ですが、九頭竜川ではほとんどの人が川に膝くらいまで浸かって釣りをすることが多いみたいです。 暑い夏に川に浸かって涼みつつ、周りの景色を眺めつつ釣りが出来るなんて最高! これまでしてきた釣りではあまり水に立ち込んで釣るような事はしなかったので、これだけでもちょっと新鮮です。 クソ暑い磯でひたすらメタルジグを投げていた去年の夏にはもう戻れません……。 まだ数日しかしていない鮎釣りですが、どうも「ポイントを釣る」というタイプの釣りみたいです。 ジギングなんかだと基本的にポイントは船長任せ、棚は釣り人が決められますが、自分で魚のいる場所を意識して釣るということはあまりありません。(いや、上手い人はあるのかも知れないけど……) その点鮎釣りは釣る川、上流?下流?、瀬で釣る?トロで釣る?どの石の周りを釣る?というところまで、全てを釣り人が決められます。 そこが面白くもあり、難しくもあり。僕はまだ川選びや大まかなポイントは師匠頼みなので、来期は「川読み」を身に着けたいですね。 来年は年券買って通ってみようと思います。 道具のハードルは少し高いですが、やってみると奥深くて面白い釣りでした。皆さんも是非。

越前海岸沖でイカメタルに挑戦

イメージ
イカメタルとは 鮮やかな小型軽量ルアーでイカが釣れちゃう 先日、お馴染みの釣りクラブで令和初の船釣りに行ってきました。ターゲットはイカ。 昔ながらのイカ釣りと言えば3mくらいの船竿に電動リール、スッテと呼ばれるイカ用ルアー(と言うか漁具)を5個も10個も付けてやるのんびりしたもの。 初船釣りの際に挑戦したものの、電動リールでひたすらゆっくり巻き上げて落とすのを繰り返すという作業めいた内容でげんなり。 実はそれ以来イカ釣りにあまり興味を感じなくなってきたのでありました。 しかし最近「イカメタル」と言うゲーム性の高いルアー釣りがあると知り、ついでに安く道具が手に入った事もあって初挑戦してきました。 イカメタルという釣法については解説されているサイトやブログが山程あるので検索してみてください。 今回は半夜釣りというスタイル。 出船が15時~16時くらいで、帰港は深夜23時ごろ。 日の出ているうちは漁礁周りに付けて胴突き仕掛けや天秤フカセで魚を狙い、夕方にイカのポイントへ移動してイカ釣り。というのが定番のパターンです。 前半の魚五目用に2.4mの船竿タックル(シマノのホリデーマリン、超安い入門竿ですがエサ釣りは頻度も少ないので十分です)、 後半のイカメタル用にメジャクラのスカイロード(廃盤で7000円くらいになっていたモノを衝動買い)、リールはツインパワーXDのC3000XD。 明らかにイカを釣る気ない道具立てですが… おまけでスロージギングタックルも持っていきましたが、こちらは今回ほとんど使わず。 ( 以前同じ船でジギングをしていて事故的に真鯛が釣れた ので、柳の下のどじょうを狙った形。故事通り釣れなかった。) 意外と釣れるし意外と楽しい 思った以上に釣れちゃった 正直なところ、イカ釣りってあまり興味なかったんですよね。青物みたくバカみたいに引くわけでもなし、根魚みたいに高級なわけでもなし。 ところがどっこい、いざやってみると想像以上にゲーム性が高くて病みつきになってしまいました。 どれくらい病みつきかって、来月すでに2回イカメタルに行く予定が入っている程度には病みつきです。 以下が初挑戦の感想 イカメタルのここが好き! ・イカがめっちゃあたってくる ・かけなきゃ獲れない ・仕掛けが弱いから引き...