遠征2日目は富山湾で寒ブリジギング…のはずが
初日の話は下記参照。
【釣行メモ】2020年1月 北陸遠征初日 遊心丸 寒ブリ?ジギング
初日、ラッキーなことにブリ爆釣ですでに2つある大型クーラーボックスの片方が満タンになった我々。
そもそも初日はアマダイと根魚を少々狙うお気軽五目ジギングだった気もしますが、釣りは分からないもので……。
実は2日目に予約していた船は寒ブリ狙いのジギング船。
正直もうブリはいらんのでキャンセルも考えましたが、キャンセル料払うくらいならという事で乗船です。
お世話になったのは幸栄丸さん。
常連さんの多い、昔ながらの釣り船っぽい雰囲気。船長は気さくで良い人でしたよ。
富山湾の景色を楽しみつつ、つらい時間が続く
事前に宿で「氷見の寒ブリに憧れて富山湾で釣りをしても釣れないらしい」という記事を読んでしまって嫌な予感はしていたこの日。
この手の予感ばかり当たるもので、釣れない。まぁ釣れない。船中ほぼゼロのまま時間ばかりが過ぎてゆきます。
「反応はあるけど食わんなぁ」というのは季節の挨拶みたいなものなのでいまさら気にしませんが、それにしてもアタリがない。
真偽の程は分かりませんが、富山湾内の良いポイントには軒並み定置網が入っていて釣りができないようですね。
ブランドブリなだけあってそのへんはしっかりしているようで……。
目の前は立山連峰、ありえんロケーション |
ちなみにこの日のタックルは下記
タックル
ロッド:テイルウォーク SSD S66/160
リール:テイルウォーク クロシオ43HGX
ライン:PE 3.5号
リーダー:ナイロン12号
キャスティング用に太糸巻いたリールに細いリーダーを繋いだ雑なセット。
おまけにハイギヤモデルなので重い重い。ブリ欲の無さと相まってやる気ゼロ状態。
前日の電話で船長が「せっかくならマダラジギングもやるか!」と楽しそうなこと言っていたので、内心そちらに行きたくて仕方ありませんでした。
タラジギ、超楽しい!
10時くらいまで延々とブリを狙うものの、船中で上がったのはハマチ1本というかなり厳しい状況。流石にこれは……と船長も見切りをつけて200mちょいの深場でマダラを狙うことになりました。
それにしても流石の富山湾。ポイントとしてはさっきまでブリ釣っていたところとそう変わりません。
海岸がすぐそこに見えているのに水深は200mオーバーの超絶ドン深でした。羨ましいですねぇ。カヤックで中深海ジギングできそう。
なお流石に太糸巻いたスピニングリールで深場のジギングなんてやったら身体が壊れてしまうので、ベイトに変更。
志摩沖のアカムツジギングで使っているタックルをそのまま持ってきました。
タックル
ロッド:テンリュウ ホライゾン SL MH
リール:シマノ オシアコンクエスト 301HG
ライン:PE 1.2号 600m
リーダー:フロロカーボン 5号
ポイントはそこまで深くない(300m以下)ので、ジグは手持ちの250g程度から始めます。
潮が落ち着いていたので後半は200gくらいでやっていました。
アクションは何が良いかよく分からず、ひとまず中深海ジギングおなじみのロングフォール。
テンションを完全に抜いて落としたり、ラインを張り目で落としたり、色々試しているとヌタっとしたアタリ。
デデーン。小ぶりながら本命のマダラ!60cmちょいくらい?
意外と引きが良くて深場から上げてくるのはヒヤヒヤもの。このときはフッキングバッチリでした。
ゲストのスケトウダラ。タラ違い。
北海道の方だとタラといえばこのスケトウダラです。たらこのタラですね。
マダラ計4匹と十分な釣果 |
最終的にはスケトウダラ1、マダラ2で釣果十分。
しかしこれブリだけ狙ってたらヤバかったな。
一緒に乗った友人はカレイとマダラを釣ってました。
マダラジギングは京丹後の方で有名なので、話は聞いていのたですがまさか北陸で初挑戦するとは思いませんでした。
中深海ならではのスローな誘いと、意外と手元に伝わるアタリ、バレるかどうかのハラハラしたやり取りは癖になりますね。
この時期は白子・真子を狙えるのでハイシーズンと言えますが、身が美味くなるのは夏場とのことで、今年の夏は京丹後でもう一度挑戦してみようと思います。
ちなみに今回は小ぶりなサイズしか上がりませんでしたが、大きいものは10kg程度になるそうなので、大物狙いも楽しそうです。
(10kgの魚を200m以上巻き上げるのは想像しただけで楽しそうですが……)
良いぞ北陸!楽しいぞ北陸!
個人的な初北陸旅行&釣行となった今回の釣り旅。
実は紹介していませんが美味しいラーメン屋さんや餃子屋さんも見つけたり、良さげな安宿見つけたりと旅行としての楽しみも十分でした。
番外編としてまたそのうち紹介したいと思います。
釣行としても初日の爆釣早上がり+2日目のタラジギ初挑戦と大満足。
北陸、多少距離はあるものの、定期的に遊びに行きたいフィールドになりそうです。
自分で釣ったタラの白子ポン酢は超絶最高 |
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