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2月, 2021の投稿を表示しています

オーシャンフリークス キャプチャ60HG

 左巻きを讃えよ 皆さんもご存知、かつ僕が常日頃嘆いている通り、大型(PE3号,1200m巻スペック)のベイトリールは大半が右巻きです。 右巻き使っている人が多いというだけではなく、そもそも右巻しかねーよ!ってモデルも多数ございます。 右巻き派の主張は色々ありますけど、まー使いたい道具使って好きにやれば良いんです。趣味なんだから。 という訳で今回は念願の 左巻き大型ベイトリール のレビューです! OFFL CAPTCHA 60 HG 今回買ったのはオーシャンフリークスのキャプチャ60HG。 オーシャンフリークス、普通に生活していると「なにそれ?」って感じですが、比較的老舗が多い大型のレバードラグリールメーカーの中では新しくてイマドキな岡山のメーカーです。 左、左、左巻き! そもそもこのサイズの左巻きリールは候補が大体下記くらいしかありません。 ・エイテック マーフィックスW6 ・スタジオオーシャンマーク ブルーヘブンL120 ※3号1000m ・AVET HX ※2スピードで良い感じ ・Accurate バリアント600か800 ・MAXELL RAGE or シーライオン ※あんまり見たこと無い…… ・OFFL キャプチャ60HG 右巻きであればここに天下のSHIMANO、オシアジガー4000番が入ってくるんですが、SHIMANOは左巻きユーザーにカラいのでラインナップありません。 ブルーヘブンは一部に熱狂的な 信者 ユーザーが多いイメージですが、いかんせん値段が高すぎ。頭2つ抜けてます。(実売15万円くらいですかね?) 作りは良さそうですし、見た目キレイなんですが貧乏人の候補には入らず。 マーフィックスは現物触りましたが重たくてパス。(900g近い) また直径がかなりあるのでパーミングしんどいです。ただし歴史が長い分、サードパーティ製のパーツなんかが相当出回っているのでカスタムして楽しむならコイツ一択かも知れません。正直かなり悩みました。 MAXELLは見る機会も触る機会もなくてとりあえずスルー。 AVETとAccurateは最初候補になりましたが、すべてインチ規格で作られているのでメンテナンス用の工具を揃えるのが嫌でやめました。アメリカ人いい加減メートル規格使え。 削り出しはロマン という訳で、実質最後はマーフィックスとキャプチャの2択。 どちらも値段は8万円

オシアジガー2000番 深海仕様ロングハンドルに交換

 正解は筋肉です 深海はつらいです。 何がつらいって回収。水深800mから900gのジグを回収するのは控えめに言っても超しんどいです。これをどうにか楽にしたい。せめて帰りの運転で手が震えるようなことは無いように……。 しかし結局のところ物を言うのは筋肉で、小手先のテクニックよりも上腕の太さが正義です。 これから小賢しいリールカスタムの紹介をしますが、聡明なアングラーなら今すぐスマホを捨てて筋トレをしましょうね。 でもでもそんなこと言っても努力せずに楽して深場の釣りがしたい!という最低なアングラーの皆様にはロングハンドル。そうロングハンドルなんです。 はい完成形がこれ。 泣く子も黙る激安ブランドゴメクサス。お金のある人はリブレとか買えばいいと思います。 今回はとにかく安く長くするのを目標にして、お値段の張る削り出しアルミハンドルアームではなくてカーボンハンドルアーム仕様をチョイス。 軸間距離は120mm、純正が95mmなので実に25mmの延長です。 一般にジガー2000番クラスだと110mm程度の延長がバランス良いと言われていますが、なぜかAmazonで一番安いのがカーボンの120mmだったので即決。(だってノブ込みで2990円ですよ!)   届いたものをジガー純正と比べてみるとびっくりするほど長いです。 さっそく取り付けいってみましょう。 相変わらず簡単な取り付け 純正リテーナー外して 固定ナット外して ※逆ネジ 純正ハンドルアーム外して ゴメクサスのリテーナー外して ※2穴で長さ選べる というお手軽作業です。なおハンドルアームにはハンドルノブも付属しており、最初から組み上がった状態で届くのでハンドルノブの取り付けは不要でした。 付属のナットはイケてない ただしここで注意点。 ゴメクサスのリテーナーを使うためには付属の袋ナットでハンドルアームを固定する必要があるのですが、この袋ナットは深さが足りなくてそのままでは使えませんでした。 グローバルな製品なので、そのうちシレッと改善されるかも知れませんが僕の買った2つはどちらもNG。 一応SUS このようにハンドルアームとドラグノブの間にM8のSUSワッシャーをスペーサとして2枚噛ませる事でどうにかなりました。あまり見栄えの良いものではありませんが、使えます。 これが問題の袋ナットちゃん なおリテーナーは裏返して取り付ける

バラムツを釣って食う

 またも那智勝浦 最近は毎週末那智勝浦に行っている気がします。 この日もキンメ狙いで暗いうちからスタート。 まずはいつものメサイア450gから。 2020年の年末から3ヶ月ほど、数回キンメジギングに通いましたが朝の時間は高活性で大きめの目立つジグが好感触。 水深は270m程度の浅場からスタート。 いつもボトムから10~20m浮いた位置で良型が食ってくるので着底後は早めのワンピッチで誘いあげ……ていたら、中深海とは思えない暴力的なアタリ。 「キンメなら2kgくらいあるね~w」 などと船長と話していたら急激に巻きが軽くなりました。バレたかと思って焦りましたが、どうも魚が上に向かって泳いでいるっぽい。 と油断していたら残り100m前後からドラグを出したり頭を振ったり。 明らかにキンメじゃない引きに嫌な予感がビンビン。 ウロコはトゲトゲ、怪獣かよ。 はい。これでした。深海の定番バラムツちゃん。 全長はおよそ1mほど、重量はボガグリップの計量で28ポンド=12kgほど。 PE1.2号のリーダー4号で上がるものですね~。ギャフ入れの際に暴れてリアフックが簡単に折られました。 キンメで心癒され、深海へ 釣り上げた瞬間のキンメは白いのです その後は安定の勝浦キンメ! 朝の時間は本当に安定して食いが良い。 大当たりで爆釣!というのはどこの海域でもありますが、狙った魚を狙ったタイミングで再現性よく釣れるのは稀ですね。釣らせてもらってる感がすごいです。 初のレバードラグ ひとしきりキンメとクロムツを釣ったら新しく買ったリール、オーシャンフリークスのキャプチャ60HGのテストを兼ねて深海へ。600m前後のポイントをひとしきり流します。 遺影です ジグは漢のアーク600gや! でも実はこの前の週に水深1000m、ジグ1000gをやっていたのでこれでも軽くて涙が出ました。800m以深は常人の釣りする世界ではねーな。 残念ながらこの日は深場でアタリなし。 それどころかトラブルでド新品のラインを600m高切れ。さよならアーク。さよならジガーULT。泣きながらポイント移動してる間に追加ラインを発注。15000円也。 深場でギャンブルした割に良い釣果 最終的には良型キンメ4匹にクロムツ2匹、バラムツ1匹の好釣果。 キンメの数が伸びませんでしたが、型は良好。700g前後ですね。 釣ったら食べよう さて、