根がかりって嫌じゃないですか? 根がかり、嫌ですよね。 お祭り、根がかり、高切れ、ジグロスト…… ジギングやっているとある程度は仕方ないとは言え、特に中深海ともなると1回の高切れで総額1万円近く消し飛ぶことはザラ。ちょっと対策しないわけにはいきません。 そもそも根がかりって好ポイントにゴミ捨ててるのと変わりませんから、防げるトラブルは防ぎたいもんです。 という訳で今回は岩礁帯の中深場、根魚ジギングで使えるディープ直リグの紹介。 もともと死ぬほど面白いけど死ぬほど根がかりするオニカサゴのジギングをやっていて編み出した苦肉の策。「それもうジギングじゃないですやん」と言われそうですけど、一応考えがあるんです。聞いてください。 ちなみに対象のフィールドは ・水深120~200mくらいの超岩礁帯 ・ボトムから50cm以内がヒットゾーン ・300g弱のジグにフロント、リアフック有り と言う悪夢のような環境です。アベレージ根がかり頻度は素人で毎時4~5ロスト、慣れた人でも毎時0~1ロストくらい。要は地獄ですね! オフセットフックにデカいオモリ付けようぜ そもそもジギングやってて根がかるのは下記の3パターン。 ①底が取れてない ②底取れてから立ち上げまでが遅い ③運が悪い(着底した瞬間に根がかっている) まず①は論外。適切なジグウェイトにするのが吉。 ②は難しい。底取りがしにくかったり、糸ふけが出やすい状況かつ潮が早くて船が流されているパターンですね。ベストは尽くしてるんだけどどうしても斜め引きに近くなってしまう事もあります。 ③はつらい。出来ることを全てやっても根がかる事はある。 通常は①にならないようにしつつ、②を極力避ける事でほぼ根がかりせずに釣りをする事ができます。ただしオニカサゴジギングの様に異常なアップダウンを繰り返す岩礁帯でボトムを叩くような釣りをしていると、下手な鉄砲数撃ちゃ理論でそのうち②か③のパターンで根がかりしちゃうんですね。 そこで編み出したのがこのスーパーヘビー直リグ オフセットフック=根がかりしにくい! 深場を攻める=デカいオモリ付けよう! と言う知性ゼロの短絡発想で作ったリグですが、今のところは作者の考え以上にうまく機能してます。 こんなの釣れちゃいます シンプルかつ安価に パーツ構成は単純で、親子サルカンのような連結パーツにオモリとオフセッ...