日本から何持ってくればいい?
釣り好きが海外で生活するとなって一番最初に気になるのは「釣り具は何が要るの?」だと思う。
流行りの海外釣行みたいに釣るものや日程、行く場所が決まっていれば全部日本から持ってくれば良いんだけど、とりあえず海外で暮らします!何釣るかは分かりません!という場合は結構困る。実際困った。
今回はチェンマイで生活する前提で「現地で買えるもの、買えないもの」をご紹介したいと思う。
チェンマイの釣具屋
もちろんThaiにも釣具屋さんはある。
けど残念ながらお店の数や品揃えは日本のそれには遠く及ばない。
って言うか多分日本の釣りに対するこだわりや道具の豊富さが世界的に見ても異常な部類なんだと思う。
ぶっちゃけThaiでは釣りはメジャーな趣味ではないし、「ちょっと金のあるおっさんがやっている遊び」というイメージが強い。
そんなちょい厳しめの釣り環境の中で探したチェンマイの釣具屋さんをまずは2つご紹介したい。
1店舗目:ร้านมาตาฟิชเชอร์
店名が全然読めないけど、地元の釣り好きのおススメ店舗。
小物やルアーがたくさんあるし、割と日本製の釣り具も置いている。
どう見ても初見の外国人は入らない見た目 |
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店先にはリールが並ぶが、日本製の新しい型はまず無い |
2店舗目:MK fishing
こっちは他の日本人のブロガーの方が紹介していた店舗。
規模としては1店舗目より少し大きめで、特に店の裏や2階にロッドが山ほど置いてあるので現地のロッドを見てみたい人にはおススメ。
ただしルアー系の品揃えは1店舗目の方が良い。
店構えはこっちの方がキレイ |
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ハードルアーよりもワームが多い |
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延べ竿のヘラ・コイ系の仕掛けは充実してる |
チェンマイで買えるもの
前提として、日本製釣り具の品揃えは少ない。
理由は単純で、値段が高すぎるから。
1食200円くらいで食べれるThaiでD-contactをインポートで1つ2000円とかで売っても誰も買わないので、残念だけど仕方ない。
またルアー釣りはあまり盛んではなくて、逆に延べ竿を使ったヘラブナ・コイ釣りのようなジャンルは釣り堀も多くてやっている人もちらほら。
一番人気があるのは多分巨大なテナガエビの釣り堀で、どこの釣具屋さんにも必ず道具が置いてある。
ワーム・フック・安価なモノフィラライン
パッと入手可能なのはこんな感じの小物。
・オフセットフック
・伊勢尼系のバラ針(がまかつ・シマノ)
・ローカルルアー(バズベイト)
・ローカルワーム(シャッド系のみ)
・ダイワのナイロンライン30lb
・その他中華系メーカーのラインや小物
フックに関して言えばがまかつが意外とどこにでも置いてある。ただし高い。メインは中華系の謎メーカー製。
ラインはナイロンが圧倒的多数。フロロがちょっと。
PEはあまり種類がなくて、特にチェンマイは海が遠いので300m巻とかは皆無。
逆に面白いのはローカルメーカーのバズベイトやフロッグなど。
雷魚をルアーで狙う人が少数居るのでどの店にも多少は置いてある。
1ピース、2ピースロッド、延べ竿
日本製の中古ヘラ竿やコイ竿は人気があるみたいで結構たくさん置いてある。
またローカル、海外(日本以外)製のバス・雷魚ロッド系も種類は豊富。
日本国内の最近の竿と比べるとガイドやグリップ周りのパーツの質、ブランクの重さなど見劣りはするものの、結構個性のあるロッドがたくさんあるので見てるのは楽しい。
小物類
プライヤーや針外し、ロッドバンドなどの小物類は中華製、インポート含めて色々あるのでそんなに困らない。
ただしラパラなどのインポート品は日本で買うより高かったりするので、もし荷物に余裕があるなら全部送っておくのが安心かも。
エビ釣り仕掛け
逆にこれはThaiでしか買えない数少ない釣り具。
テナガエビの釣り堀が盛んなので、タナゴ竿のブランクを使ったようなエビロッドや仕掛けは種類もたくさんあってお客さんも多い。
意匠に凝ったようなものもあるし、ローカルロッドビルダーのような人も居るので楽しいジャンル。
チェンマイで買えないもの
どれくらいこだわるかにもよるけど、基本的に何も買えないと思っていてもいいかも知れない。
特に日本製釣り具は値段の関係もあってエントリーモデルや古いモデルしか置いていないことも多いので、日本で買って持ってくるのが正解。
バンコクまで行けば多分外国人や富裕層向けに品揃えの良い店もあると思う。
リーダー(フロロ、ナイロン)
オーシャンレコードは絶対売ってない |
PEラインをメインラインにする文化が薄いので、当然リーダーを組むという文化もあんまりない。
メインライン用のナイロンラインがmax 30lbくらいまで売っているけど、それ以上の太いラインは持ち込んだ方が良いかも。
でも雷魚狙いの人も居るはずなので、どこかには強いラインが売っているはずなんだけど……。
PEライン
メインのPEはリールに巻いて持ってくる人も多いと思うけど、忘れがちなのが予備や番手違いのPEライン。
PE自体あまり置いていなかったり、あってもバークレーの謎いやつだったりするので好きなラインがある人は持ってきた方が良い。
(特に高価な)リール
リールを現地調達しようって人はあまり居ないと思うけど、特に高価な上位モデルは全然置いてない場合が多い。
あっても型落ちだったりするので最新の上位モデルを使いたい人は日本で買うのが手堅い。
マルチピースロッド
Thaiはクルマ社会でみんなデッカいピックアップトラックに乗ってるのでロッドは基本的に1ピースか2ピース、あるいは振り出しのヘラ・コイ竿。
逆に外国人はGrab(タクシー)移動やLCCでの遠征釣行が多いのでパックロッドが欲しくなる。けど全然売ってない。
いま日本はパックロッドブームでジャンル問わずマルチピースの竿がたくさん出ていると思うので、ライトゲームスピニング、そこそこ強めのベイト、オフショア用のキャスティングロッドあたりを持ってくれば何でも出来て良さげ。
個人的に盲点だったのはライト目のスピニング。
海外の釣りとなると怪魚や大物というイメージが先行して強い竿を準備しがちだけど、聞いていると割とライトなリグで小型・中型魚を狙うことも多いみたい。
日本製ルアー
好きなルアーは基本的に持ち込んだ方が良い。
特にチェンマイで大型のオフショア用ルアーは皆無なので、もし遠征でキャスティング等々に行きたい人はフックやリングなどの小物含めて準備しておくのが安心。
とりあえず不安なら持って行こう
まとめとして、Thai(特にチェンマイ)で日本感覚で魚釣りをしたいなら基本的に道具は全部持ってきておいた方が良い。
海外で生活して改めて実感するのは「日本人の釣りに対する情熱の異常さ」だった。
釣り具の質や量、ラインナップ、全てにおいて現時点で日本より充実している国はそうないと思うので、心配ならまずは日本の道具を持ち込んでおけばいいと思う。
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