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ペリカン1040がファーストエイドキットに良い

日本ではあまり見ないペリカンケース。 スマホケースにでもしようと思ってPELICAN THAILANDで買った マイクロケース1040 が予想外にファーストエイドキットに最高だったので紹介したい。 MADE IN USAの迫力 そもそもMADE IN USAがカッコいい。 BOGA GRIPに通じる無骨さしか無いカッコよさがある。 サイズ感ほぼ一緒だけどハードケースの方が存在感はある 実は以前少しだけ書いているように、基本的にどんな釣りに行くときもファーストエイドキットは持って歩くようにしている。 オフショアタックルボックスの中身 元々は学生の頃に買ったdeuterのファーストエイドキット専用バッグを使っていた。 これ自体は専用だけあって細かいものも入れやすくて色も真っ赤、ザックの中でもすぐに探せてすごく使いやすかった。 欠点を挙げるとすれば ・防水でないので中身が濡れる ・海水でファスナーが腐食する ・あくまでバッグなので踏んだりすると中身が潰れる という3点。 特にオフショアの釣りで使っているとどうしても海水をかぶる事が多くて、実際にこのバッグもドロドロ。 薬の梱包が気づかないうちに破れていたりすることもあったのが玉に瑕だった。 ハードケース良いじゃん インナーケース兼シーリングのラバーがセット 先日たまたまタイの友人たちと一緒に行った釣りで、メンバーの一人が持っていたのがこのケース。 ペリカンのマイクロケースと言うシリーズ。サイズは1040。 防塵防水性能はIP67相当なので、水深1mに30分までは沈めてOKよ、と言うスペック。 完全防水ハードケースだけあって、上で挙げたファーストエイドバッグの欠点は全部クリア出来る。最高や…。 基本は切り傷、刺し傷のみ考えた内容 入れているのは ・小分けした消毒液 ・テープ ・滅菌ガーゼ ・サイズ別の絆創膏各種 ・酔い止め、アネロン ・鼻炎薬 ・点鼻薬 ・予備のコンタクト など。 日本では鼻炎になることが多かったので謎に鼻炎薬がたくさん入ってるけど、タイではほとんどならないので入れ替えても良いかもしれない。 ハードケースはカプセルの梱包が潰れて破れたりしないのもすごく良い。 唯一欠点を挙げるとすれば重たいくらい。300gくらいあるかな? 最近の生活だと基本的にはボートの釣りが多いので問題なし。 登山や長距離を歩く渓流だと少し...
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バンコクの養殖池でバラマンディをボコボコ釣る

 釣れそうで釣れなくて釣れるところは釣れる。 それがバンコク釣り堀。超有名なブンサムランやパイロット111ではないところに遊びに行ってきたので紹介したい。 タイ!釣り堀!バラマンディ! タイで釣りと言うとブンサムランでメコンオオナマズ、パイロット111でバラマンディ、チャドー、アマゾンBKKでピラルクー!みたいなイメージがある。 …あるんだけど、実際行っても意外と釣れなくて「野生のチャドーより全然難しいじゃん……」となることはあまり知られていない。(バンコク在住の日本人アングラーは全員知ってる) なので皆さん近郊のダム湖に行ったり、海に行ったり、そして今回行ったような高価な貸し切り養殖池に行ったりするのだ。(本当の達人はエグい技を使って普通にパイロットで魚釣ったりしている、けど僕には無理だ) スネコンもまさか養殖池にブチ込まれるとは思ってない お金払うと幸せになるのがタイ 今回は色んな紹介があってバンコク近郊の養殖池に行ってきた。 これは釣り堀ではなくて、食用のバラマンディを養殖している池。 その日に出荷する魚を回収するついでに外国人から金を取って釣りもさせてやろう、と言うタイらしい異常に合理的なシステムの釣りだ。 普段ネコソギ投げるメンタルなんて無いがここでは許される 価格は予約の仕方やガイドを頼むかどうかなどによってすごく変わる。 コネがあれば安くなるけど、無ければ釣具屋さん経由とかでガイドを頼んで1人1日5000バーツ(約25000円ほど)は見ておきたい。 釣り船よりたけーじゃん!と思いつつ、せっかくタイまで来て修行みたいな激戦釣り堀で疲弊するくらいなら気持ちよく爆釣出来る養殖池に行くのがオススメ。 何だかんだ、お金を払えば払っただけ幸せになれるのは本当にタイらしい。 何でも釣れる そして釣り方。 残念ながらパターンなんてモノはない。 厳密にはあるけど、本当に何を投げても釣れる。気にする必要があまりない。 それこそバドワイザーの空き缶投げても釣れるんだろうと思う。 別注ヒラマサ、安くて丈夫で素晴らしい 個人的なおすすめは 大型のトップウォータープラグ 。 これは ・飲まれにくい、リーダーが傷つきにくい ・丈夫で壊れない ・やってて楽しい という理由から。 特に飲まれにくくて壊れないってのは重要なポイント。 似たような理由でフックはアシストライン無しのシ...

厳冬の北海道でアメマス釣る

北海道でアメマス釣ろうぜ! 年末年始の休暇で久々に日本に帰っていた。 ちなみに帰国便はソウル経由のチェジュ航空。 以前乗ったときにシャンパンが出て来て感動したANAと比較して絶望しつつ、ほぼ24時間くらいの移動を経て北の果てに到着する。なおその数日後にチェジュ航空が韓国で大きな事故を起こしてもう二度と乗らないことを誓った。 さみーよ北海道 個人的には見慣れた風景だけど、こういうのが”刺さる”んでしょ? 相当久しぶりに帰ってきたとは言え、流石に1週間も2週間も家でダラダラしてても飽きると思って実は事前にAmazonで新しいパックロッドとリールを実家に届けておいた。 せっかく珍しい地域に住んでるんだから釣り行こう釣り。 この時期の海がマジで釣れないのと死ぬほど寒いのは数年前の帰省で学習済み。今回は前から気になっていた湿原のアメマスを狙う。 地元の釣具屋さんで適当にポイントを聞いて実家のクルマをかっぱらって年末から出撃。 クルマで移動ができるってだけで田舎は楽しくなる。地元に居る間にこれやりたかった。 ちなみに早朝の気温は-15℃、北国の生活に疎い方でもとりあえず魚釣りをする気温でない事だけは容易にイメージして頂けるでしょう。 アメマス釣れちゃった 小さいけど釣れた!! 入川ポイントは湿原河川が道路沿いまで蛇行してくる有名ポイント。 ちなみに有名な理由は「この辺は凍ってないから」 ルアーは釣具屋さんで進められるがままに揃えた”世界のDコン”の85mm 勝手がよく分からないのでとりあえずは手前の岸寄りを撃ちながら釣り登る。 30分くらいランガンして、流れで少し掘れ込んだ足元をボトムノック…でなんかヌルっと釣れてた。 うーん、感じる……ビギナーズラックの気配を……。 そしてしばらく釣れなくなる シカ撮るくらいしかやること無い🦌 世界の釣り人の90割に共感頂けると思うけど、初めてやる釣りっていきなり釣れて、それから全然釣れなくなる。ほんとに。何なんだろうあの現象は。 初日でヌルリと釣れてから同じ場所に通うも無反応の日が2日ほど続く。 パターンが掴めていないので当然と言えば当然だけど、それに輪をかけてそもそもあまり反応が多い季節ではないので経験値が稼げないのがつらい。 とは言えそんな修行の数日の中でも理解できる事はあって ・湿原河川は意外とめっちゃ流れている ・スプーンなら20...

今さらタイのオニテナガエビ釣り堀を紹介する

タイと言えば釣り堀文化。 よくネットで紹介されてるタイの釣りと言えばバラマンディの釣り堀、メコンオオナマズの釣り堀、そしてオニテナガエビの釣り堀。 タックルも全部レンタル出来るし、何なら釣れなくてもエビ買ってビール飲めたりするんでタイの釣り堀シリーズの中では一番お手軽。 散々カスープだのチャドーだのと紹介してきて今さら感がMAXですが、実はそこそこ真面目にやってるんで紹介させてください。 仕組み 基本的に何もかもレンタル可能。 竿・仕掛け・エサ(鶏のハツ)など全部支給されるので手ぶらでOK。 もちろんマイタックル持参でより楽しめる。 料金はほとんどの場合時間制で、1時間100バーツ弱が2025年時点での相場。 なおレンタルタックルは基本的に無料。 飲み物や料理を頼むことも出来て料金はまとめて後払い。 店によってはポイントカードがあって何回か行くと1時間無料になったりもするので、住んでる人は同じお店に通ってみても良いかも。 基本的な流れとしては ①入店して釣座を選ぶ(予約出来る場合もある) ②エビを入れるカゴ、手拭き、ハサミ、エサをもらう ③エサを小さく切って準備 ④仕掛けを組み立てて釣りスタート ⑤釣り終わったらカウンターでお会計 と言う感じ。そんなに難しいポイントはない。 いちばん大事なこと お店の開店直後に行け! 以上です。 いろんなブログとかYoutubeで竿だの針だのフレーバーだのと紹介されていますけど、いちばん大事なのはこれ。 エビ釣り堀って他の魚の釣り堀と違ってそこそこ釣れる上に基本的に全部キャッチ(持って帰る)だし、そもそもの池が狭くてエビの数もそんなに入ってない。 そして店によっては前日の釣り残しが池にそのまま入ってるんで、結局一番フレッシュなエビがたくさん入ってるのが開店直後なんすね。 身も蓋もない話ですが、釣りは釣れる場所・釣れる時間にやるのが何より大事なんでしゃーないです。頑張って開店直後に突撃してください。 楽しいのは仕掛け と、身も蓋もない話でしたが当然時間以外にもこだわれるポイントはたくさんある。 日本でアユ釣りしてた身としては一番楽しいのが仕掛け。 竿 数百バーツから数千バーツまで様々。長さはチェンマイなら1.5mが基準(池が浅い場合が多いので)、バンコクは1.8mくらいかな? 基本的には胴調子のダルダルの竿を使うことが多いけど、たまた...

タイの山奥にブルーマシールを求めて~2日目~

間違いなく前日の”タイショーチュー”が効いている。 激二日酔いからのスタート……。 タイの山奥にブルーマシールを求めて~釣行初日~ ↑初日 とりあえずパラセタモン(よく分からないタイの二日酔いの薬)をもらって飲む……。 それからみんなでのんびりママー(カップ麺)を食べてあま~いコーヒー飲んで釣り開始が9時くらいになるのがタイスタイル。こんなもんです。 朝はトップで 前日に反応が良かった場所から推測して良さそうな場所にフローティングペンシルを通していく。感覚的に、朝イチのサラ場ならトップでも出るはず。 恐らく流れてくる餌を捕食しているという予想のもと、アクションは控えめ。 何度かバイトは出たものの乗らず、結局は前日に最大サイズを釣った好ポイントの1投目で取り合うようなバイト! スティーズペンシルをほとんど丸呑みにして上がったのは30cmちょっとの綺麗な個体。 やっぱりトップでも釣れるんだ。単に釣るだけではなくてトップウォーターにまで出てくれるのはゲームフィッシュとして本当に嬉しい。 こんな綺麗な魚がトップやミノー、スプーンなどバリエーションに富んだルアーにバイトしてくるんだから、アクセスの悪さや気軽さを抜きにすればこんなに良いターゲットはタイには少ないかも。 逆に言えば気合を入れたゲームフィッシングの文化が日本ほど無いタイでは山岳渓流エリアは釣り荒れしにくいだろうし、この環境がしばらくは保つかも知れない。 その後はスピナーで小型を追加して終了 釣り抜きにしてもメチャクチャ楽しいキャンプ旅になるので、年に1回くらいの定期釣行にしたい。 そしていつかは1m近い5kgオーバーの超大型個体を狙いたい。 チャドーや大型魚の釣り堀と比べると手軽さ・派手さ共に見劣りするかも知れませんが、こういう釣りこそ住んでいないと、地元との繋がりがないと出来ない釣りかも。 皆さんも機会があれば是非東南アジアの渓流で美しいブルーマシールと戦ってみるのも良いかも知れないと思います。