深海釣りと鮎釣りメインに水辺で遊んでいます。 JB23ジムニー弄りやキャンプやDIYなども。

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2020/04/25

中深海用アシストフックを自作する

巣ごもり作業


どこも自粛自粛でうんざりです。
流石に家でアシストフック作るくらいは大目に見てもらえるだろうということで、消耗しがちな中深海用のアシストフックを自作しました。

ちなみに以前、質はどうでもいいからとりあえず安くアシストフック作りたい!と言って紹介したやり方とほぼ変わりません。

可能な限り安くアシストフックを自作する

基本的な作り方は

・ツインフック
・外掛け結び
・各部を瞬間接着剤で固定

それだけです。

用意する道具は?


前回は青物ジギングや根魚狙いのスローピッチを意識した針を作っていました。そして今回は中深海用となります。
基本的な作り方は変わりませんが、使うラインや針が少し変わります。

ベースになるのは「針」「糸(アシストライン)」「金具」「瞬間接着剤」くらいです。あとハサミとか。


アシストライン


これは僕が普段使っているアシストフック用の素材。
ラインは主にオーナーばりのPEアシスト(フロロ入り)を使っています。最近中深海にはよつあみのシーハンターを使うようになりました。


以前紹介したのはヤマトヨテグスのアシストライン用PEですが、これは柔らかすぎてもうあまり使っていません。
個人的な使用感としては下記のような感じ。

・オーナーばりPEアシスト
…フロロが入っていて一番硬い。1日使ってもヘタレにくい。

・よつあみシーハンター
…芯は入っていないので比較的柔らかいが、素材自体に張りがある。中深海に丁度いい柔らかさ?

・ヤマトヨテグスPE
…一番柔らかい。何度かエビになったり絡んだりするとラインがふにゃふにゃになってフックがあらぬ方向を向いたり。

オーナーのPEアシストは万能ですが、張りが強めなのでアカムツで絡むように何点もフッキングしたい時はデメリットとなります。
その点シーハンターはある程度柔らかいので深場のジギング向きかも。



アシストフック


フックは一番値が張る素材なので、釣具屋でセールになってるもの、中古屋で叩き売られてる新品なんかを狙って買っています。


ただし中深海ではフッキング率やバラシ率によって最終的な釣果がかなり左右されてきます。可能な限り専用の針を使うのがおすすめです。
以前は小型のジギングフックなどを使ってましたが、周りが釣れてて自分だけかからない……ということがあり専用フックに切り替えました。

専用フックで好きなのはオーナーばりのレーシングスペック中深海の2/0と3/0。
サイズとしてはアカムツであれば3/0くらいが調度良いかと思います。
汎用フックであればデコイのパイク2/0が細軸で好み。

針の形状と掛かりやすさ、バレにくさなどは鮎釣りを始めてからよく意識するようになりました。


左から順に

・オーナー ジガーライトシワリ
・オーナー レーシングスペック中深海
・デコイ  パイク
・シャウト TCスパーク

レーシングスペックは針先がストレートで開いてますよね。鮎で言う早掛けタイプ。
中深海の場合、バラシ率が多少上がったとしてもアタリを拾える方を重視したいと考えてます。
仮にバレたとしても魚が反応してきているかどうかは分かりますし、バレるようであれば他の針に変えることはすぐ出来ますからね。
全く掛けられないと、魚が居ないのかアプローチが悪いのか分からずつらいだけの釣行になりがちです……。



金具類(溶接リング、スイベル)


400m以上の深場を狙う場合(キンメやアブラボウズ、アコウダイ)はボールベアリング入りのスイベルを使います。
それ以外の場合は溶接リングのみです。


Amazonで安価に手に入るNTスイベルの溶接リングをずっと使っています。
10個以上入って1パック200円少々なので助かりますね。適切にサイズを選べばブリやビンチョウマグロを掛けても歪むことはありません。

まだ試していませんが、ダイワのフッ素コートスイベルも安価で滑りが良いので気になっています。
ボールベアリング入りのスイベルは値が張るので代替できれば良いコストダウンネタですね。



アシストフックの作り方


作り方は非常に簡単です。


結びは外掛けのみ。糸を巻いたりする作業は手間がかかる割にメリットが少ないと判断して行っていません。
結んだあとで瞬間接着剤を染み込ませて固めてしまえば強度は十二分に出ます。


長さを決めてラインの両端に針を結んだら瞬間接着剤で結び目を固め、溶接リングに結んで同様に根本を固めます。
それだけです。簡単でしょう?


溶接リングをスイベルに変えれば深場用です。
強度バランスを考えて針はデコイの3/0に、ラインはPEアシストの155lbに変えています。


悩みどころのアシストフックの長さですが、ジグの1/2~1/3程度にしています。
フック同士が交差するような長さにすればフック絡みのリスクが上がるので、基本的には短めで作ることが多いですね。

特に中深海ジギングはフックのセッティングやその他の道具のバランスで釣りやすさ、釣果が左右される印象です。
あちこちで船が休業になって遊びに出れない間に色々作って準備するのも面白いですよ。
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