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6月, 2017の投稿を表示しています

里山トレイルライド no.1

MTBを担いで最高のトレイルへ せっかくの晴れた休日、MTBを担いで低山に登ってきました。 お目当ては稜線上のなだらかなシングルトラック。 序盤は徒歩でも厳しいような急登で死にそうになりましたが、稜線に出ると期待通りのアップダウンを繰り返す綺麗なトレイルが現れます。 所々に階段が入るので乗車率100%とはいきませんが、登りも下りも基本的になだらかでトレイルとしては最高でした。 ゲレンデダウンヒルの様な整備されたコースはもちろん楽しいのですが、稜線の登山道をのんびりと走るのもまた別の楽しさがありますね。落車しても誰も助けてくれないという怖さももちろんありますが……。 道中でルートを間違えてピークを踏まずにそのまま下山。湧き水で喉を潤して頭を冷やして少し舗装路を走って車に戻りこの日は終了。登り始めから2時間程度のお気軽登山となりました。(頂上まで行けばもう少しかかったはず) トレイル自体は素晴らしかったので、また改めて再挑戦しましょう。 MTBで登山道を走る ということ 登山をする人の中には“MTBで山に登る”と聞いただけで無条件に怒り出す人が居ます。残念ながらこれは事実です。 特にかつてのMTBブーム(この頃僕はまだ生まれてすら居ません)で登山者とのトラブルが頻発し、そのイメージを持っている高齢者が多いようにも思います。 「MTBが山を荒らす!」など、詭弁のような話(その理屈が通るなら登山者含めて『もうみんなで登山やめようぜ!』ってお話になってしまいます)も散見されますが、個人的には登山者もMTBもお互い山登りを楽しめれば良いのではないかなと思います。 基本的にMTBは少数派。ルールやマナーを律儀すぎるくらいに守って丁度いいくらいでしょう。 例えば時間やルートを選んでそもそも登山者と出会う確率を減らす、スピードは控えめに(カッ飛びはそれこそゲレンデで)する、ライン取りやブレーキ操作に気を使って道を荒らさない、常に歩行者優先、などなど。 実際に今回行った登山道はマイナールートで、平日の午後だったこともあり山中で登山者との遭遇はゼロで快適に走ることが出来ました(まそれはそれで何かあった時が不安なのですが……)。 このあたりのルールに関しては「 東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会 」で 自主制作されたルールブック が大いに参考に

シマノ 油圧ディスクブレーキのエア抜き

エア噛み 即ち 死 先日ゲレンデでDHをしていた時のこと、スタート地点から走り始めてしばらくするとフロントのブレーキがスカスカになる現象が何度か起きました。スタッフの人に相談したところ、「エア噛みじゃない?」とのこと。どうも傾斜地を走ることでブレーキホース内の気泡がキャリパー側に移動してブレーキの効きが悪くなっているようです。(恥ずかしながらこの話は帰宅後に知りました…) その場でフロントブレーキのエア抜きをしてもらい事なきを得たのですが、自分のバイクのブレーキ整備くらいは自分でやらなきゃ、ということで早速オイル他を購入して実際に作業をしてみました。 用意するもの 最近のシマノの油圧ブレーキは非常にメンテが簡単らしく、エア抜き作業に必要なのはブレーキオイルとファンネルというイカした名前のじょうごだけです。(じょうごなのでファンネル、何の問題もない名前なんですが、どうにもロボットアニメの方が頭をよぎりますね) 「オイル(フルード)はオートバイ用のブレーキフルードでも良い」という話もネット上では散見されますが、シマノ純正のブレーキオイルが1Lで2000円程度なのでわざわざリスクを犯す必要も無いと思います。今回は純正を購入。50mlのボトルも売っていますが値段が1Lボトルの半額、どうしても1Lボトルに手が伸びます。 ちなみにエア抜きに使う量なんてたかが知れているので1Lボトルを買うと無限に使えます。 ※Amazonのリンクを張っておいてアレなのですが、ファンネルはヨドバシで買うと300円少々で購入できます。 エア抜き作業に必要なのは根気だけ エア抜きの理屈は極めて単純で、レバー側から気泡を抜き、その分のオイルを補充する。それだけです。 その為にはキャリパーを低く、レバーを高く、理想的にはレバーを固定してそこからキャリパーをぶら下げるような状態にする必要があります。 今回は面倒なのでフロントはキャリパーをフォークに固定したまま、リアはシートステーから外して極力だらんとぶら下げました。 こちらがファンネル。口の部分にネジが切ってありリザーバータンクに固定できます。棒みたいなのはじょうごの栓。 栓をしたファンネルにオイルを適当に入れ、六角レンチでリザーバータンクのキャップを外してファンネルをねじ込んで固定。あとは栓を抜いてブレーキレバーをニ

SCHWALBE Magic Mary

MTBタイヤ新調 ダウンヒル向けにMTBのタイヤを新調しました。元々履いていたのと同様、シュワルベのマジックマリー。 何度かお世話になっているゲレンデで「サスペンションとかも色々あるけど、変えて一番変化が出るのはタイヤだよ」と教えてもらったので、それに従いDHタイヤをチョイスした形です。 調べるまでよく分かっていなかったのですが、1つのモデルでもコンパウンドやタイヤの積層構造?などによって数種類のラインナップがあるみたいですね。今回はお値段と相談して一番安かったVertStar+SuperGravity仕様のものを購入。( 参考 )ちなみに1本5000円をちょっと切る程度でした。 ついでにMAXXISの安いチューブも買っておきました。基本的にダウンヒルで使うことが多いので軽量チューブよりかは安くて厚いものが安心ですかね。 購入元はみなさんお馴染みのCharin Reaction Cyclesさん。前回タイヤを買ったWiggleと言い、何でもかんでも安い上に在庫が豊富でもう国内通販を利用する理由がありませんね…。 圧倒的凹凸感 徹底的柔らかさ 左:以前リアに履いていたロックレーザー 中:今回購入したマジックマリー 右:以前フロントに履いていたハンスダンプ ノブの大きさ、高さ、間隔、とどれを取ってもマジックマリーが見るからに下り向けなのが分かって頂けるかと思います。 実際にタイヤを触ってみるとコンパウンドの違いなのか、マジックマリーが圧倒的にブニブニと柔らかく、露骨にグリップが良さそうな印象。(以前履いていた2本はコンパウンドがトレイルスター) 試しに近所の農道を走ってみたのですが、柔らかいタイヤに食い込んだ小砂利がフレームや足にバチバチと飛んでくるのには笑ってしまいました。明らかに今まで使っていたタイヤとはモノが違うみたい。 実際にゲレンデDHで使ってみるのが楽しみですね。

ソロキャン+ゲレンデダウンヒル

久々のソロキャンプ 春から勤め始めて2ヶ月、久々のソロキャンに行ってきました。 実のところはMTBのゲレンデダウンヒル(雪の無い時期のスキー場に作られたコースをMTBで走る遊び)の前泊として適当な空き地で野宿をした。が正確な表現になります…。 実はDH(ダウンヒル)はこれが2回目で、前は日帰り。今回は折角なのでスキー場の臨時駐車所らしき場所でキャンプをして星でも見ようと思ったわけです。 ゲレンデダウンヒルが出来るスキー場は全国に幾つかあるようなのですが、今回行ったのは福井県の「福井和泉スキー場」、夏の間は「 福井和泉マウンテンバイクパーク 」になるようです。※リンク先はMTBのコース情報をまとめているPotalink。 福井の山で林道遊び 目的地はスキー場なので、当然ひたすら山を登っていく事になります。とは言っても標高自体はそこまで高くなく、九頭竜川に沿ってのんびりとした田舎道はドライブするだけでも十分楽しめるかと思います。唯一辛いのは地元ナンバーに死ぬ程煽られる事ですかね…。 道すがら幾つかの林道入り口を見かけましたが、時間も時間だったのでスルー。しかし目的地である駐車場(らしき更地)の奥にも更に細い道が続いているのを見つけてしまい、せっかくなのでテントを張る前に久々の林道遊びをすることに。 毎度のことではありますが、林道に入る手前で一度止まり、4WD-Lに入れてカチッと音が鳴る瞬間は何とも言い難いワクワクがありますね。 轍なのか雨水が流れた跡なのか怪しい感じの道を進みます。軽規格はともかく、大型のクロカン車だと幅がいっぱいっぱいかも知れません。 とは言え序盤は作業道がしっかりと付いていて安心して走れます。新たに道を拓いている箇所もあって結構人が入っているみたいです。開通したら走ってみたいですね。写真では分かりにくいかも知れませんが、この先の道も結構な斜度です。 途中にはデカい落石がゴロゴロ。気をつけていないとホイールこすったりしそうでヒヤヒヤします。 結局最後は落石まみれで道がなくなって終了。調子に乗ってギリギリまで進んでいたので泣きながら切り返しをするハメに…。 窓のすぐ前まで迫ってくる藤なんかは林道ならでは。香りまで入ってきます。こういう他では見れない車窓も林道遊びの魅力かもしれません。 道の脇には所々絵に描いたような清