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5月, 2023の投稿を表示しています

初心者に優しいボートヒラスズキ

 お馴染み和歌山の船でオフショアから狙うヒラスズキのキャスティングをさせてもらいました。これがまた超絶面白かったのでぜひ紹介させてください。やってない人は人生損してるかも知れませんよ! 簡単?難しい? ヒラスズキと言えば「荒天×地磯×ガチガチタックル×ブチ抜き=超ムズい」みたいな敷居、ハードルが激高なイメージがありますよね。 実際ショアから狙うのは難しいでしょうし、大変だと思います。基本的に陸っぱりって人間不利なことが多いから難しいよね……。 しかし今回挑戦したのはボートからのキャスティング。 当然磯際まで連れて行ってもらって、ぼくらがやるのは足場の良いミヨシから投げて巻くだけ。 ヒットしても磯から離れる方に引っ張るのでラインブレイクのリスクも小さくてスーパーイージーです。 こんな場所でランディングなんて難しいに決まってる 基本的な釣り方 ずぶの素人なんで、最初は船長に言われた通り…… ・なるべく磯際を狙って投げる ・波が磯に当たって、引く間際に着水がベスト ・負荷一定で、ゆっくり巻く※ ※波が手前に引くときは早めに、奥に行くときは止めるくらいの感覚 超カッコいい魚体 色々試しましたが、やはりヒットするのは磯際のサラシの中が一番多かったです。 Youtubeのヒラスズキ動画でも言われているように、波に揉まれて弱ったベイトを待ち伏せしている様な個体を釣っているらしく、ルアーが引波と一緒に落ちてくるような流れ方をした際に一発で食ってくる事もありました。 体感的に最も重要だったのはルアーを落とす位置と引くライン。 磯のギリギリに落としてなるべく長くサラシの中を引くのがヒット率を上げるポイントみたいです。 なのでキャストは放物線と言うより直線的にピンスポを狙い撃つ……くらいの感覚。僕のようにオフショアが多くて投げる釣りに慣れてない人は要練習でした。 ヒット後はテンション抜かないように一定で巻くだけ。 イキって必要以上にポンピングやると大体バレました。これはどんな魚でも変わらんね。 また取り込み直前で暴れたり、エラ洗いしてバレることが非常に多かったので最後まで気は抜けません。大きめのタモで雑にさっさと掬ってしまうのが安心でした。 必要なタックルは? 上記の通り、ボートからの釣りなのであまりハードなやり取りにはなりません。 基本的にオカッパリのシーバスタックルそのままで大丈夫だ

北海道うまいもの記;老麺やはた

 北海道≠味噌 みなさんラーメン好きですか? 好きですよね。ラーメン好きじゃない人ってあんまり居ませんよね。 そして皆さんは「北海道=味噌ラーメン」だと思っていますよね。 はい、これは大変な間違い、誤解の元、戦争の火種、一歩間違えば楽しい北海道旅行中に喧嘩別れ、一家離散です。 ラーメン 北海道 この農水省のサイトでも述べられている通り、北海道ラーメンと言うのは札幌味噌ラーメンだけではありません。ここ大事。 有名なのは函館塩ラーメン、札幌味噌ラーメン、旭川と釧路の醤油ラーメンなど。 特に道東地方の釧路ラーメンと呼ばれるものは全国的に珍しい細縮れ麺を使った魚介系の醤油味が特徴。 そう、札幌の太麺のこってり味噌とは対極にあるようなテイストなんですね。 なので道東で「美味しい北海道味噌ラーメン食べたいな~」などと言ってしまうともう喧嘩。ぜひ注意していただきたい。 今回は道東地方でも個人的ナンバーワンのお店を紹介します。 白糠町の「老麺やはた」です。 釧路市からはクルマで30分ちょっと。 駐車場はお店の横に数台+少し離れた大地みらい信用金庫の裏にさらに数台分確保されています。 全てのレベルが高い 基本のもやしラーメン ラーメンのパーツって色々ありますが、ここは全てのレベルが高いです。 麺は自家製の細縮れ麺(若干平打ち)。 メンマも自家製、チャーシューも自家製。 特にチャーシューはイカれた柔らかさと味わい。 これだけ冷凍して5kgくらい買いたいレベル。 もやしワンタン メニューとしては定番の醤油に加えて塩や味噌も完備。 味噌・塩も地元の人には地味に人気があります。 それぞれのスープでワンタン、チャーシュー追加が可能。 もやしチャーシュー オススメは道東地方の定番醤油ラーメン、中でも香ばしい炒めもやしが乗ったもやしラーメンが超ウマです。(もやしトッピングは醤油スープだけ) “全部載せ”の暴力 そしてイチオシが「もやしチャーシューワンタン麺」、要はトッピング全部載せ! 美味しいものをたくさん、長く食べれる。それだけで幸せ。 とりあえずこれ頼んでおけば悔いのない北海道旅行を楽しめるでしょう。 祝:持ち帰りラーメン この激旨ラーメン屋さん、せめて新千歳から近ければ行きやすいですよね。 しかし現実は厳しく、250kmを3時間弱かけて走る必要があります。 釧路空港に降りれば20km程度なの

北海道うまいもの記;城山東家

 そば屋さんだらけの北海道 蕎麦って寒いところ向きの作物だけあって、実は北海道には蕎麦畑が多いんですよね。季節になると白くて小さい花が一面に広がった綺麗な畑を見ることが出来ます。 そのせいか北海道はやたらと蕎麦屋さんが多いです。 中でも釧路を通る時に寄るのが「城山東家(しろやまあずまや)」さん。 釧路には東屋と呼ばれる系列のお店がたくさんあるんですが、この城山店はその中でも特に美味しい上に店主の方がお酒好きで日本酒のラインナップが多いのがサイコーです。 駐車場は全部で15台ほど。 お蕎麦屋さんだけあって回転は早いので、開店前から並んで……みたいな戦法は不要です。長くても15分~30分待てば入れます。 日本酒と一品物で攻める この店でおすすめしたいのが「蕎麦屋呑み」、いわゆる蕎麦前? まずは日本酒と蕎麦味噌で1杯。 日本酒は北海道内外の地酒が7~8種類ほど揃っています。その他は普通のビールや焼酎。 珍しいところだと蕎麦焼酎の蕎麦茶割や蕎麦湯割なんかも。 道東では一般的な「かしわ蕎麦」のかしわを使ったかしわ焼き。 かしわと言うのは親鳥のこと。肉は硬いのですが旨味が強くて美味しいです。 定番の天ぷら。これもうまい……。 他にも焼海苔や各種ぬき(親子蕎麦の蕎麦抜き、天とじの蕎麦抜き)なんかで延々呑めます。天国か。 当然蕎麦で〆る 最後は蕎麦。 もりそばでさっぱりするも良し、天南や天ざるでガッツリするも良し。 今回は種込(天ぷら1本と親子=かしわの卵とじ)でガッツリ系。 蕎麦湯と蕎麦茶も貰えるので最後はそれらを飲んでまったりして終了。 お蕎麦屋さんと言うとササッと蕎麦食って出ることが多いと思いますが、たまには長居してのんびり呑むのもオツですよ。

北海道うまいもの記;ジンギスカン白樺

 地元の人も行く人気店 白樺 みなさんジンギスカンお好きですか? 北海道フェアやふるさと納税でジンギスカンが広まったこともあって、最近では日本全国で食べれるようになってきましたね。 今回は地元北海道の人も行く帯広の有名店「白樺(しらかば)」に行ってきたので紹介しようと思います。 帯広市と言いつつ、店舗は市街地から割と離れたところに位置しており、市内からはクルマで30分くらい走ります。クルマ以外でアクセスするのはあまり現実的ではないので、道外から行く人はレンタカーがマストですね。 駐車場はお店の前に数台、裏手に20台程度停められるスペースがあるので混み合う時間帯に直撃しなければどこかしら停められると思います。 開店前の到着が必須 開店時刻は11時。 今回は少し余裕を見て10時半ごろに到着しましたがすでに駐車場が半分くらい(つまり10台以上)埋まっていて20人ちょっとの列が出来ていました。 開店の15分前くらいにはお店の方が人数を聞いて順番待ちの番号札を配り始めます。 僕は27番で約1時間待ち。入店できたのは12時頃でした。 開店時刻ジャストくらいに来た方は60番くらいで2時間以上かかると言われていたようなので、開店前から並んで待つのは必須と考えたほうが良さそうです。 ちなみに番号札を貰えばお店を離れてしまってもOK。 順番に間に合わなければ飛ばされて、到着後に入れるようなので近くを観光して時間を潰すのも良さそうでした。 肉・米・汁・飲み物だけ メニューは超シンプル。 肉はマトン(普通の羊肉)とラム(子羊)の2つだけ。 あとはライスや味噌汁なんかもあります。 無難にマトンとラムを1人前ずつ頼んでこの分量。 軽く下味が付いていて、焼けたらさらにつけダレに付けて食べるスタイル。 ちなみに道内でも色々な流派があって「下味なし×付けタレ」「下味+タレ→煮込み」「下味×付けタレ」「切り落とし vs 丸い肉」などいくつかのパターンがあるので各地で食べ比べるのも楽しいです。 マトンはしっかりした歯ごたえで肉の旨味が強く、ラムはとにかく柔らかくてどちらも最高。もちろんご飯が進みまくるのでライスおかわりは避けられないかも。 たまに挟む玉ねぎがいい感じに口をさっぱりとリセットしてくれるのも嬉しい。 たまたま限定品のラムサーロインなどと言う希少部位があったのでこちらもオーダー。ラムの柔らかさ