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5月, 2020の投稿を表示しています

ヘラブナ釣り用金属万力購入+竿掛け自作

ナチュラル素材は捨ててしまえ ヘラブナ釣り。それは和の趣漂う雅な遊び……。 ではないです。少なくとも個人的には。 これはこれで味わいあって良い 今まで木&竹製の万力と竿掛けを借りてやっていましたが、 ・扱いに気を使う ・剛性が低い ・セッティングが面倒 という散々な使い勝手でした。借りておいて文句言うなよって感じですが。 特に許せないのは剛性の低さからくるセッティングの面倒さ。 荷重かけると少しお辞儀するから高さ調整が面倒だし、ちょっと風吹いたりすると角度変わるし。 こんなの釣り堀のおじいちゃんしか使わんわ!と思ってましたが、へらぶな釣りやっている人の95%くらいは釣り堀のおじいちゃんなので問題なさそうですね。 ぼくは魚さえ釣れればそれでいいので、見た目は気にせずこの竿受けを置き換えましょう。 金属削り出し=正義 この世には色んなルールがあって、金属の削り出しはカッコいい、というのもその一つ。 味わいは無い。全く、無い。 ほらカッコいいでしょ。 この和の趣が1ミリも無い感じ。たまりませんね。 見れば見るほどダイワの銀閣シリーズのパクリですが、細かいこと気にしたらおしまいですよ。 しかもこれはダイワの銀閣をパクった泡づけ本舗のOEM先の中国メーカーから仕入れてる謎ブランド品。(たぶん) ヤフオクで1万円で売ってました。本家銀閣が13000円弱、泡づけが9000円くらいなので、値段的には微妙。 本家、よく見るとCクランプみたいなやつに無理やり本体をくっつけていてあんまりイケてないですね。 段取り超簡単 角木も使える 何が良いって、これこれ、これですよ。 銀閣の横木差す金具に直接入るんですよね。これが。 段取り一発。いちいち緩めたり締めたりする必要なし。ずれないし、剛性が高い。 全部ボルト固定で最高 左右と上下の角度調整もボルトで一撃。 一度位置決めすればずれません。最高……。 今まで竿掛け関係で感じていたストレスが全部消えました。 やっぱり時代は火と鉄ですね。ナチュラル素材には退場してもらいましょう。 軽くて丈夫な棒 さて、この風情ゼロの万力に竹製の(あるいは竹調の)竿掛けなんてセットしたら終わりですよ。デザインの統一性が。 そもそも竿掛けなんて極

貴族の遊戯 ビワマストローリング

ビワマスって何 ビワマストローリングをしてきました。 そもそもビワマスって何でしょう。琵琶湖のマスですね。 分類としてはサクラマス・ヤマメに近い陸封型のマスの仲間だそうです。 川から出ないのがヤマメ。 海に降りるのがサクラマス。 琵琶湖に降りるのがビワマス。っつー具合です。 銀鱗眩しい 何でもサケ・マス類の中で一番うまい!という人も居るそうで。 関西に住んでるならやるしかないでしょう! トローリングって何 トローリング?カジキ釣るやつちゃうん? そうですね。カジキマグロのトローリングが有名。和歌山の方で大会とかやってます。 しかしトローリングは別にマグロに限った話ではなく、ルアーを船で引っ張って魚を釣る釣法の総称です。 海のトローリングと区別して、レイクトローリングなどと言うこともあるみたいですね。 貝殻を削ったシェルスプーンなんかもあり、奥が深い 今回は琵琶湖の宝石と名高いビワマスをレイクトローリングで狙ってきましたよ。 貴族、それは手ぶら 用意するものは ・クーラーボックスと氷 以上です。 驚くべきことに、このビワマストローリングはありとあらゆる道具がレンタル出来ます。 竿も、リールも、ルアーも、〆る道具も。 お気軽装備で出かけられる 更に驚くべきことに、今回お世話になったBEAT KNOTさんでは船長が 「カップ麺ありますから、食べたくなったら言ってくださいね」 と言っていました。お昼ごはんも要らない。 そのうちクーラーボックスもくれるんじゃないか。 今回用意したのはクーラーボックスとフィッシュグリップ。 あとは救急セットとライフジャケットくらいです。 救急セットはどんな釣りでも必ず持っています。 どうしてそうするようになったのかは語り尽くせぬ事情がありますので、またいずれ。 貴族は何もしない 出船は6時半ごろ。 貴族なので当然船は仕立て(グループで貸し切り)です。 「早起きしんどいから9時出船にしてーな」とかできちゃいます。貴族なので。 大津より出船し、ポイントである北湖の沖ノ島周辺へ移動。 船で約45分程度。信じられないようなベタ凪の中を静かに進みます。 いつも車で渡っている琵琶湖大橋も、早朝に下から

ヘラ釣り初心者が揃えた道具

道具、多すぎ! ヘラブナ釣り、なんとなくハードル高いですよね? よく分からん竹竿…何万円もする木製の道具…山程種類のある餌… 数ある釣りの中でもヘラブナ釣りって道具に対するこだわり と意匠自慢とかけた金額でマウント取る 要素が詰まっている雰囲気で、正直とっつきにくいです。 でも実は釣り方としてはめちゃめちゃシンプルで、必要最小限の道具を揃えれば意外と手軽!と気づきました。 今回はヘラブナ初心者の僕が揃えた道具の話。 最低限何が要るの? ・竿 竿がないと始まりませんね。釣りですから。 僕が困ったのはまず長さ。 リールを使わない延べ竿の釣りなので、 竿の長さ=仕掛けの長さ=投げれる距離 or 沈められる深さ となります。 だから上級者は1尺(30cm)刻みで10本とか竿を揃えちゃうわけです。 逆に言えば、釣りをする場所、水深が決まれば1本でOKです。 僕の場合はポイントが遠い事が多いので、比較的長い18尺、15尺から揃えました。 SHIMANO刀春 また面倒くさいんですが、竿にも継ぎ方で主に2種類 並継竿…高い、穂先が抜ける、軽い 振り出し竿…安い、穂先が抜けない、重い があります。 穂先が抜ける、というのは野釣りでコイなんかが急に来た場合の事故で、たまにあるようです…。 予算が許すなら並継、厳しければ振り出しで良いと思います。 ただし振り出しの長竿はメチャ重いので、実用的ではないかも。 僕は最初安価な宇崎日新の振り出し竿を候補にしていましたが、重量を理由にSHIMANO刀春に決めました。 多くのメーカー、モデルがあるので迷うところですが、基本的にDAIWAかSHIMANOの入門モデルで十分かと。 野釣りは特に破損のリスクもありますからね。 ・浮き ヘラブナっぽくて楽しい道具ですね! 正直価格差と性能差を実感できておらず、安いので揃えました。 各セット5000円くらい Amazonで売ってる安いセット浮き。 大体1本1000円かちょい切る位の値段です。 釣り堀でオジサマたちが使ってる超高級浮きと比べたらただみたいなもんですね。 釣りあるあるですが、高級品を1つ揃えるより安いものを複数種類持った方が色々な状況に対応できて良いです。 左:パイプ 右:ムク

ヘラ釣り釣行 新ポイントで尺上!

午前中は不発 荒天明けの日曜日、意気揚々とヘラ釣りに行ってきたので釣果情報をご紹介。 朝イチで前回行った川に到着して釣りスタート。 上針はバラケ系のダンゴ、下針に食わせのグルテンを使った底釣りで組み立てました。 へらぶな釣り開始! 始めて2時間ちょいはアタリも少なく、修行の様に打ち返しを続けました。 まだキャスト精度が低いので、上手い人みたいに一箇所に魚を集められないのも多分悪い。 ただ運良くいい感じのアタリで尺ジャストくらいのを1枚ゲット。 その後全く続かなかったので、交通事故的な釣果と言ってもいいでしょう……。 ところで、川でのヘラ釣りってあまりメジャーじゃないのか、あまり情報が出てこないのでいずれ仕掛けの紹介もしようと思います。 地元のおっちゃん達に教えてもらった仕掛けそのまんまですけどね。 体高があって綺麗なフナ その後20cm少々の小型を追加。 ただ、こいつは「上げてみたら掛かってた」というなんとも面白くないパターン。 ゲームフィッシングなので「あ、釣れてた」ってパターンに価値は無いんですよね~。厳しい世界。 ジムニーのヒッチキャリアは便利 風も出てきて釣りにくい感じだったのでお昼ごはん食べて移動です。 午後は新規ポイント 雰囲気良し! 事前にGoole mapで目星を付けておいた風裏ポイントへ行ってみました。 Google mapでポイント探すと大概激シャローだったり駐車場が閉まってたりしてひどい目に合うんですけど、今回は大当たりで超風裏の雰囲気いい釣り場を使うことが出来ました。サンキューGoogle。 初ポイントでの1匹目 釣り方は両グルテンの底釣りにチェンジ。 なぜならバラケを作るのが面倒くさかったから。 それでも打ち初めて1時間位で良いアタリの小フナをゲット。 初ポイントで何が釣れるかすら分からなかったので一安心。 でっぷりとした良いフナ モヤモヤと触りは出ますが食い込まない。といういつものパターン。 この辺はきっと仕掛けの組み立てが良くないんだと思います。要改善。 それでも尺届かないのを1枚追加。 「え?アタリ?」みたいななんとなくのあわせでなんと目標の尺上34cm。 背中に傷があって痛々しい……。なんかに齧られたようです。

へらぶな釣り開始!

釣りで人生終了 面白すぎて人生終わる釣りランキングがあったら間違いなくワンツーフィニッシュするであろう、鮎釣りとヘラ釣り。 去年から鮎釣りを始め、順調に人生が終わっているところだったのに、あろうことかこのゴールデンウィークにヘラ釣りまで始めてしまいました。残念ながら、人生終了です。 初秋の九頭竜で鮎釣り入門 実はヘラブナではなくマブナらしい 身近なポイントでヘラ釣り入門 ゴールデンウィークに会社の人に教えてもらいながら初挑戦、どうにか20cmくらいのヒワラ(マブナ?)を釣ることが出来ました。 しかしまぁ、その時は仕掛けから何から全部用意してもらったので釣った!というより完全に釣らせていただいた……という感じ。 悔しかったので1時間ほど走って実績があるらしいポイントで再挑戦してきました。 もともと3時間4時間走ってジギングに行くのが当たり前の生活をしていましたから、これだけ近くで面白い釣りが出来るというのは感涙モノですよ。 ボックスと網以外は全部借り物 ヘラ台と言う足場、竿受け、竿、浮き……などなどは依然として借り物。 ヘラ釣りは特殊な道具が色々必要になるので、最初は借り物で始めるのが良いでしょうね。このへん鮎に近いな。 しかし日本国政府から釣具代10万円が貰えるらしいので、とりあえず竿と浮きだけ注文しました。早く来ないかな~。 鮎の仕掛け巻き便利ですよ 針や仕掛け小物は買ったので、仕掛けだけ自作。 道糸はフロロカーボン1.2号、ハリスは0.8号で針はオーナーばりのプロスト5号。 そしてへらぶなは餌が肝心要という事で、食わせのグルテンと寄せのバラケ?よく分かりませんがおすすめされたやつを買ってきました。 鏡の様な最高の水面 色々な釣り方があるようですが、基本は食わせ餌(硬めで針持ちが良い)を下針につけてボトムに置き、上針にバラけ餌(柔らかい寄せ餌)をつけて魚を集める釣り方みたいです。 雰囲気はチヌのかかり釣りに近いかも。浮きを使ってアタリを取るのが楽しいですね。 ビギナーズラックで尺上 アタリの出方は様々で、モヤモヤと浮きが動く前アタリで上手く準備して、食い込んだ瞬間にかける事が出来るとアドレナリンがドバドバ。 もうこれ完全に鮎と同じですやん。前アタリでドキドキした直後に目印吹っ飛んでい

鮎のイカリ針を作った

鮎解禁前の楽しい仕込み 全国1億2千万の鮎釣り師の皆さん、こんにちは。 5月に入り、鮎の解禁まで秒読みという感じになってきましたね。そろそろ準備終わってます?  意識高い鮎釣り師は冬の間に1年分の仕掛け準備を終えるそうですが、僕は中深海ジギングなどなどにかまけて全く準備できてないです。  今日はやっとこさ掛け針の準備を始めたので、その紹介。 針の巻き方自体はいろんなサイトやメーカーが紹介しているので、そちらを見てみてください。 針の選び方、ハリスの種類、太さ、巻き方など、それぞれに一家言あるので初心者は語らんでおきます。   準備したもの 以前ジギング用のアシストフックを作る方法を紹介しましたが、鮎の掛け針の場合はよりシンプルでした。   必要なのは針と糸だけと言っても良い バラ針、フロロカーボンのライン(1号~2号程度)、瞬間接着剤、根巻き糸とボビンホルダー(写真撮り忘れましたが・・・)があればOKです。 作り方はシンプルで、まず2本の針とフロロラインを持って軽く巻き、3本イカリなら追加で1本、4本イカリなら2本を添えて本巻きして瞬間接着剤で固めるだけ。 ……とは言いつつ、これが非常に難しい。最初は針を落としたりきれいに巻けなかったり、ラインが針の中心を通らなかったりしてイライライライラします。 こればっかりは練習して慣れるしか無いですね。市販の針固定用バイスみたいな治具も売ってますが、15000円くらいというふざけた価格設定なので買うのやめました。 何なら出来合いを買えばいいし…… イカリ針の収納 作った針ですが、釣り場に応じて持っていく針を変えますし、何種類も作ってストック用と携帯用で分けておく必要が出てきます。 僕が普段使っているのはオーナーの携帯ケース。 一応防水ですし、片手で開け閉め出来るのが便利です。鮎は基本的に竿を常に肩に掛けたりしてますからね。   だいたい4種類、各5本入れることが多い。 ストック用のケースには近所の釣具屋で買ったメイホウのスリットフォームケースを使ってます。 ラベルはマスキングテープに油性マジックで手書き。これ結構便利です。リールの糸巻き変えしたときの号数表示とかもこれでやってます。 字が汚いのはユーザーの問題 一応専用のストックケースも買いました。