スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2017の投稿を表示しています

山道具紹介~snowpeak チタンシングルマグ300~

道具に興味がないアウトドア好きは居ません 山道具紹介。アウトドア系の雑誌がネタに困ったらとりあえずやっとくみたいなイメージのある記事ですね。 プロの登山家やガイドはともかく、最近じゃシンガーソングライターの方とかアウトドアライフの達人(?)の道具みたいな話まで紹介されてて「お前それ山と渓○で発信する必要あるか?」と思わないでもないですが、まぁそれだけ山道具というモノには魅力があると言うことでしょう。 ご多分に漏れず、とうとうこのブログでも山道具紹介をシリーズ物としてやっていくことにしました。 僕は別にプロ登山家でもなんでもない(むしろあまり山に行ってない)インドア系のオタクなので、話半分に読んでもらえれば充分かなと思います。 また道具選びやブランドイメージに関して 極めて差別的な 発言を多々すると思いますが批判は受け付けません。 第一弾はド定番のカラトリーから このシリーズの記念すべき1品目。何にするか迷いました。 妙にマイナーなウェアとかにして通ぶるか、はたまたあえて評判の良くないギアを持ち出して通ぶるか。 とりあえず通ぶりたいのは間違いないのですが、せっかく記事書くんなら何かしら役に立つ事を発信したい。 そこで紹介する道具は ・自分が持っていて1年以上は使っているモノ ・その上で本当に良いと思えるモノ に限定する事にしました。当然ド定番のギアが多くなってくるとは思うのですが、それもまた仕方ないなと思います。良いモノは良いですからね。 という訳で、初回はアウトドアやる人なら誰もが知っているあのマグカップ。 snowpeak チタンシングルマグ300 です。 もう定番も定番。定番すぎて今更何を言えば良いのか全く分かりませんね。 登山道具メーカーと言うよりはキャンプ道具メーカー、特に キャンプ場でクソ高い道具を見せびらかして周りを見下したい中高年とかに大人気 のsnowpeak。 いきなりでなんなのですが、実は個人的にはsnowpeakのギアは嫌いです。なぜなら 高すぎて買えないから 。 しかしカラトリー(食器)関係の秀逸さはアンチの僕でも認めざるをえないものがあり、このマグカップ以外にも幾つか愛用している品があります。(その紹介はまた今度) チタンマグカップ300の何が良いのか モノとしては極めてシンプルなチタン製の

紅葉の日本コバを歩く

秋は山登りの季節 春と秋は(特に手軽な)登山のハイシーズン。夏の低山は暑すぎるし、冬は下手すれば死んじゃいます。 今回はちょっと足を伸ばして鈴鹿の紅葉を見に行ってきたお話。 妙な名前の日本コバ 県下のお気軽な低山を探していて目に止まったのがこの山、「日本コバ」。なにせ日本コバですからね。 山の名前と言ったら9割9分が○○山とか○○岳じゃないでしょうか。日本コバ、どうやらその名前の由来には諸説あるようです。興味のある人はちょいとググってみてください。 位置は琵琶湖の東。鈴鹿山系に属する標高934mの静かな山です。 京都方面からは名神の八日市ICで降りて下道を30分ほどなので非常にアクセスが良いと言えますね。 今回選んだのは藤川谷という沢沿いを歩くルート。 登山口は「道の駅 奥永源寺渓流の里」の少し手前、永源寺キャンプ場と愛知川を挟んで反対側にあり、駐車場が数台分+路駐可能な広めの路肩が数台分。 変化に富んだ飽きさせない登山ルート 今回の登山ルートは始めなだらかな杉の植林帯を抜けながら幾つかの沢を渡り、続いて沢沿いの見事な広葉樹林帯を堪能。 そこから少し斜度を上げてちょっとした鎖場(ロープが張ってある岩場)をクリアして最後はまたなだらかな広葉樹林帯という流れ。 標高の割に景色がよく変わるので飽きません。基本的に樹林帯を歩き続けるので眺望こそあまりないかも知れませんが、純粋に山歩きを楽しむという意味では非常に魅力的なコースです。 コースタイムはゆっくり登って登りで2時間半、下りで2時間といったところ。 渡河ポイントが幾つかありますが、以前来た時は無かった真新しい橋がかけてありました。作りもしっかりしているので安心して渡れます。 鎖場を過ぎたあたりが一番見通しの効くポイントになっています。 岩屋と呼ばれる洞穴もあるのでちょっと寄り道してみても良いかもしれません。運がいいと寝ているコウモリを観ることが出来ます。 山頂手前の広葉樹林帯はよく開けていて歩きやすく、もう少し早い時期なら紅葉を楽しみながらお昼ごはんなんてのも出来たかも。11月下旬だと葉は落ちきっていました。 残念ながら山頂の周囲は木が生えていて展望はあまり良くありません。 そのお陰で風が当たるようなことも無いので山頂でお昼を食べる時なんかは快適かもしれないですね

CB缶 to OD缶「つめかえ君」レビュー

CB缶とOD缶 久しぶりの更新ですが相変わらずどうしようもなく貧乏くさい話題です。 皆さん「CB缶」と言うのはご存知でしょうか。 名前は知らずとも、普通に生きていれば一度は使ったことがあるかと思います。カセットコンロに入っているアレです。 では「OD缶」と言うのはご存知でしょうか。 こちらはアウトドアが好きな人しか知らないかもしれません。アウトドア用のガスバーナーに使う丸っこいアレです。 今日のおはなしはその2種類のガスボンベの詰め替えをやろうぜ!と言うもの。 なぜ詰め替えるのか さてこれが今日の主役。CB缶-OD缶詰め替えバルブ、その名も「つめかえ君」です。 ある種の潔さすら感じるネーミングのこのバルブ、用途はその名の通りCB缶とOD缶の間でのガス詰め替えになります。 そもそも何でわざわざガス缶の詰め替えなんてやるんだ、と疑問に思う方も居るかも知れませんが、それは両者の特徴を知ると自ずから理解ができます。 ・CB缶(写真右)~よく言うカセットボンベ。どこでも買えて クソ安い(100円~/250g缶) 。 ・OD缶(写真左)~アウトドア用ボンベ。ホームセンターや専門店で売ってます。 クソ高い(300円~/250g缶) 。 細かい話をするなら充填されているガスの種類やら気化する温度やらナンやら違うのですが、今回いちばん大事なのはお値段です。 ガスの種類やお店にもよりけりですが、ま一般的には3倍から4倍程度の価格差があります。 年収1800万円くらいで週末は長野でグランピングを楽しんでいるような人ならともかく、僕のように貧困なサラリーマンはそうポンポンOD缶を買うことなんて出来ません。そこで安いCB缶から中身だけ詰め替えてランニングコストを下げようという発想になるわけですね。 つめかえ君の性能 小林製薬みたいな名前のつめかえ君ですが、その機能は至ってシンプルかつ堅実です(別に小林製薬がチャランポランだと言っているわけではない)。 片側にOD缶用の雌ネジが切ってあり、反対側にはCB缶用のコネクタ(CB缶の口金にはネジ切りが無いのでツメで引っ掛ける仕様)があります。 その間にニードルバルブがあり、両者を接続してバルブを開けばガスの移動が可能になるというもの。 詰め替えは10分から15分程度で終わります。簡単そのもの。