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5月, 2018の投稿を表示しています

釣って食べようカレイ~煮付け

穴釣りロッドを放置しよう 先日行った筏では基本的にルアーを投げていたのですが、おまけで持っていった穴釣りロッドに適当な針とオモリとイソメを付けて放置していたら小さなカレイが釣れていました。(しかしカレイは種類が多くて同定出来ません…) 放置していた事を責めるかのような丸呑み。 それでも釣れれば嬉しいものです。 初めての煮魚 いつも釣れた魚はだいたい刺身や唐揚げ、なめろうあたりで食べてしまうので、今回はせっかくのカレイということで煮魚にしてみました。そもそもサイズが小さくて5枚におろしても食べるところが少ないですからね……。 内蔵と頭を落として二晩寝かせ(放置し)ました。 飾り包丁を入れて煮汁の準備。今回は酒とみりんと醤油を1:1:1というレシピ。一度煮立たせてから味を見つつ、砂糖を追加していきます。 ちょっとしょっぱかった……。 煮汁をかけたりカレイを裏返したりしながら15分~20分程度煮込んだら完成。 型自体は小さめですが、こうしてみると身が分厚くてなかなか悪くありませんね。 今回は身がホロホロの状態で食べたかったのであまりグツグツ煮るようなことはしませんでした。 その分出来上がってから冷まして一晩置き、味をよく染み込ませておきましょう。 煮魚という強力な技を覚えたので今後は根魚を始め色々と煮付けてみようと思います。 なんとなくめんどくさいイメージのある調理法だったので敬遠していましたが、やってみると案外簡単なので今後は多用するかも知れませんね。

あえて筏で狙うロックフィッシュゲーム

のっこみチヌがアツい時期 そろそろ初夏と言っても良いような天気が続いていますが、一応まだ5月で釣り業界的には春ののっこみ(産卵期)チヌがホットな話題です。 そこで今回は福井県は日向湖の筏を利用して根魚釣りをしてきました。 だって筏のチヌってかかり釣りの専売特許なんですもの。 (本当はジグやワームでチニングのマネごとをしてみたんですが反応なしでした。) 筏の根魚はブルーオーシャン 筏というのは海、主に若狭湾や三重のリアス式海岸など波の静かな海岸沿いに浮かんだ足場のこと。 だいたいは岸にほど近く、かけ上がりの直上に設置されており餌団子を沈めてタイを狙うかかり釣りやアオリイカ狙いのヤエンで利用されます。 が、実はこの筏、かけ上がりの上に設置されている上に岸からはエントリーしにくいポイントにあることが多く、地味に良い型の根魚などが狙えるポイントでもあるのです。 根魚というと馴染み深いのはガシラ(カサゴ)やアコウ(キジハタ)、北の方だとアブラコ(アイナメ)でしょうか。 どれも成長が遅くて陸っぱりの人気ポイントだとアベレージが12,3cmなどというところもしばしば。 それでも「味噌汁サイズですね!」とか「唐揚げなら食えます!」とか意味不明な理屈を付けて持ち帰られる気の毒な魚種。それが根魚です。 しかし逆に筏釣りの対象魚はマダイ、クロダイ、アオリイカなどで、根魚を本気で狙っている人はあまり見かけません。(気分を変えてちょっと狙うとかその程度)おかげで魚影は濃く、ルアーへの反応も良い場合が多いのです。 使う仕掛けは主にショアジギングのタックルと30~40gのメタルジグを使ったパターンとエギングタックルでワームなどのソフトルアーを使ったパターンの2つ。 メタルジグはスロージギング向けの太短いシルエットのものを大きめにゆっくりとシャクって底を叩くようなアクションで釣れることが多いです。 ワームの方は主にバグアンツ、色は気分次第ですがオレンジ系が反応良いような。たまにシャッド系も使いますがちょっと扱い難しい気がします。 ちなみにワームのリグはよく使うのがテキサスリグ、今回はナス型オモリとオフセットフックを使ったジカリグ的なものを使ってみました。(一枚目のガシラがくわえているのがソレ。組むのが簡単で非常に好印象。テキサスリグはシンカー変えたりフッ

2000円で無限に回るハンドルを手に入れろ~ゴメクサス パワーハンドル~

週末の相棒にちょっとひと手間 最近やっと気温も水温も上がってきて、ショアジギングには嬉しい季節ですね。 今年こそは陸っぱりから青物の1つも釣りたいと日々準備(Amazonでメタルジグとかを買う行為)を重ねています。 今回はその一環としてリールのハンドルノブ交換をやってみたので軽いレビューです。 2020年4月19日追記:ダブルハンドルも買いました。 グラップラーCTのハンドル交換 ゴメクサス アルミダブルハンドル 僕はショアジギング用にシマノの17サステイン4000XGを使っているのですが、このリール、値段の割になかなかどうして使えるやつです。 そもそも1万円台のリールしか使ったことのなかった僕にとって中堅リールと呼べるグレードはもはや高級品。巻心地はなめらかで(最近のリールは安価なものもそうそうゴリゴリ感など感じませんが)、一体型のベールはチタン製と言うワクワク感。(オタクはチタンとかジュラルミンとかセラミックスに弱い) 唯一の不満が安っぽいハンドルノブ。 これを改善すべくAmazonで一番お安かった交換用ハンドルノブを購入してみました。 みんな大好きゴメクサス。Amazonレビューは100件超え。交換ハンドルノブ業界では有名人ですね。 ちなみにサステインの4000番だとΦ38mmが丁度いいサイズかなと思います。 カラーは黒地にゴールド。黒地にシルバーでも良かったかもと若干後悔しましたが差し色ということで。 お値段は約2000円ですが、この低価格でベアリングが2つ付属します。(他に銅っぽいスペーサーやシャフトも) ハンドルノブにベアリングを追加するのは割とメジャーなカスタムで、コストの割に変化が感じ取りやすいので結構皆さんやられてますね。ハンドルノブ交換と同時にベアリング追加出来るのは気分的にも実用的にもありがたい。 取り付けは勢いで しかし流石2000円だけあって取説の類はなし。箱に超低解像度のイラストが描いてありましたが低解像度過ぎて理解できませんでした。 従って取り付けは何となく雰囲気を感じながら勢いで行います。まずは純正ノブの取り外しから。 ちなみに必要な工具は#1のプラスドライバーのみ。 安っぽいSHIMANOプレートを外すとシャフトに繋がるネジが見えるので取り外します。これでハンドルノブが

家庭菜園で経済的に勝利する

勝ちにこだわる家庭菜園 突然で恐縮ですが、家庭菜園と言えばトマト、ナス、キュウリ、ジャガイモ、いんげんあたりが王道ではないでしょうか。 降りしきる初夏の日差しを受けてぐんぐん成長するみずみずしい野菜。春先になると園芸番組なんかで種まきなどが特集されたりしていますよね。 しかしこのブログ、当然そんなまともな家庭菜園をやるはずもなく。 今回は“経済性”を最優先した家庭菜園をご紹介します。 野菜は買おう さて、今回の目標である「経済的に勝利する家庭菜園」の競合はといいますと、当然農家の方々になります。 向こうはプロですし、規模も違います。参考までに農林水産省の出している 「 平成29年産指定野菜(春野菜、夏秋野菜等)の作付面積、収穫量及び出荷量 」 を見てみますと、キャベツで約10000ha、レタスや大根、トマト、にんじんなどのメジャー野菜で4000~5000haほどの作付面積があり、出荷量はいずれも100000tのオーダーです。結論から言ってしまうと、 この手の野菜はお金払って買うのが良いです。 これまでのノウハウの蓄積、機械化された作業、規模、どれを取っても素人が生産性で太刀打ちできるフィールドではありません。 ではどういう種類の植物が家庭菜園に適しているかと言うと、単純に上の統計に出てこないような小さい市場の植物、分かりやすい例を挙げるならハーブ、香草の類です。(もちろん他にも色々ジャンルはあるでしょうが、身近な食材である割に消費量が少なくて市場が小さいと言う意味で) 例えばこちら。 今回用意した道具と苗。左からシソ、バジル、パセリになっています。 これらはいずれも 「一度にあまり量を使わない」 「でも新鮮なモノが欲しい」 「単価が高い」 というまさに経済的家庭菜園の為に存在するかのような品種です。 しかもありがたい事にこの手の香草の類は思った以上に丈夫でバカスカ増えてくれるのでプランター1つで1家庭ぶんくらいは賄うことが出来ます。 (本当はパセリは通常のものではなくイタリアンパセリにすると更に購入単価が高くなる上に使い勝手も良くなるので今回のテーマにはよりマッチしますね) 他に例を挙げるなら鷹の爪、山椒などでしょうか。特に鷹の爪は売っているものを料理に使う際に種を取っておくだけで栽培開始出来るので費用対効果が凄まじ

福井県越前海岸沖で釣り船デビュー

やっぱり船は強かった 先日福井県の方で初の船釣りをやってきました。 昼過ぎから出て夕方は五目釣り、日が落ちてからはムギイカ(スルメイカの小さいやつ)を狙う半夜仕立てと呼ばれるスタイルの釣行。 五目釣りのポイントは岸からほど近く。3本針の胴突き仕掛けにオキアミを刺し餌にして海底付近まで落とします。 型の良いアジがポンポン釣れるのを見て船の強さを思い知りました……。 タックルは仕掛けから何から全てレンタル、よく分からないロッド(船用の竿は全く分かりません)に小ぶりな電動リールの組み合わせ。 自分のタックルがあるとまた楽しそうですが、電動リールともなるとお値段もそこそこしますし、しばらくはレンタルでしょうか。 個人で船を借りて釣りに出たりするようになれば回収も早そうなのですが、陸っぱりメインの現状だと投資は厳しいかも知れません。 ちなみにこのポイントの水深80mくらいまで落として手巻き回収も一度やってみましたが、一回で「電動リール必須」と悟ったのでつまりはそういう事です。船釣りには電動リール、必須です。 チダイなんかも釣れ、周りではマトウダイやマハタ、キントキも上がっていたようでした。マトウダイが羨ましい釣果でしたね。 仕掛けを変えると釣れる魚も変わってくるようなので、次回の釣行では仕掛けを持参して色々試してみようと思います。 残念ながらこの五目釣りの後は船酔いで完全にダウン。と言うかまともに動けたのは最初の1時間くらいでしょうか。 前日の夜から移動して当日も朝4時から釣りをしたりしていたのが祟ったのかも知れません……。 一応船長や友人が僕のタックルの面倒を見てくれて、気がついたらムギイカが2杯釣れていました。ありがたい事です。 港に戻ったのが深夜12時頃、そこから仮眠を挟みつつ、朝の6時頃家に帰って釣果を捌いて頂きました。 友人の釣ったウマヅラハギの肝醤油が絶品。アジやタイの刺身をこれにつけて食べるという蛮行に走るのも無理はありません。 余談ですが、夜中集魚灯を焚いた釣り船の周りには小魚が山のように集まってきて、それを追うようにダツなどの大型の魚も泳いでいました。 次回は陸っぱりで使っているタックルを持ち込んでこの手の連中を狙ってみようと思います。 まぁ、まずは船酔いしないようにしっかり寝て休んでから参加するのが第一で

釣って食べようカサゴ~刺身と味噌汁

カサゴ料理は釣り人の特権 カサゴ(関西ではガシラ)は釣り魚としてはメジャーですが、お店に並ぶことは少なく、普段食べる機会もあまり無い、まさに「食べれるのは釣り人だけ」という感じの魚です。 先日三重県で筏釣りをした時に久々にキープサイズ(マイルールで20cm以下はリリース)が釣れたので刺身にしてみました。 ヒットルアーはみんな大好きメジャークラフトのショアスロー40gのイワシカラー。 朝イチで渡船屋のおじさんに「青物はおらんよ」とキツいお言葉を頂いていたのでひたすらボトムを叩いて根魚狙いをしていたらヒット。 ショアスロー以外のメタルジグもいくつか試したのですが、根魚のヒットがあったのはショアスローのみ。何となく根魚には強いイメージがあります。 ちなみにマハタのいいサイズもヒットしたのですが抜き上げ直前でバラシ。筏釣りではバラしてばかりです……。 帰宅後にサイズを測ったところ約27cmで尺には届かず。それでもコレくらいのサイズになると刺身で食べられます。 内蔵は現地で抜いておき、帰宅後にざっくりと鱗を落としたら頭を落として三枚おろし。中骨は気にしなくてもそのまま食べられるので薄めに引いて刺身は完成。 残った頭を背骨は煮出してアクを取り味噌汁に。もれなく食べつくしましょう。 カサゴは見た目に反して非常に淡白であっさりとした味で、それでいて歯ごたえはしっかりしており非常に美味しいです。 お鍋なんかにしてもダシが出てウマいですね。 ただカサゴに限らず根魚の類は大小構わずキープしてしまうとあっという間に魚影が薄くなってしまいます。ルールは人それぞれだと思いますが、食べる場所が無くてダシしか取れないようなサイズはリリースするのが良いかなと。 おまけ このところ(2018年5月6日現在)紀伊半島周辺でカタクチイワシが接岸しているようです。 この日のベイトもカタクチイワシと小サバ。サビキで山ほど釣れました。これはこれで美味しい魚なので持ち帰って色々と料理してみました。 お馴染みのカマボコ。 朝マヅメから午前中にかけてこれしか釣れず、オマケに写真に写っている新品のムーチョルチア60gを根掛かりロストして心折れました。 段々と気温も水温も上がってきて魚の活性も高くなってきたように思います。 去年からの黒潮大蛇行は相変わらずらしいですが、

ベルモント Belmont ネオプラヤーVI

地味に使えるベルモント 皆さんご存知かどうか分かりませんが、Belmontというメーカーがあります。 山道具や釣り道具をメインに作っている、言ってしまえば金物屋さんですね。 天下のsnowpeakやNORTH FACEと比べると クソ地味 なのですが、個人的には結構好きなメーカーです。 基本的にじみ~に使えるじみ~な製品ばかり作っているメーカーなのですが、山用のチタン製品など、シンプルかつお求めやすい価格で助かります。 今回購入したのはスプリットリングプライヤー、商品名だと「ネオプライヤーVI」?です。 ルアー釣り、特に溶接リングやスプリットリングを多用するショアジギングでは必需品ですね。 釣り具メーカーが作っている同様の製品にはラインカッターやガン玉潰しなどなど、多機能を謳ったものも沢山ありますが、これは本当にスプリットリングを開く機能のみ。 シンプルですが、単機能に特化したものほど使いやすいのは道具の基本です。 とは言っても普通のプライヤーとして針外しにも使えるので必要十分な機能は揃っているかなと思います。 先端のかみ合わせもバッチリ。この辺が甘いと使うたびにストレスが溜まってしまうので重視したいところ。 最初はツメの部分が厚過ぎるかなとも思いましたが、実際に使ってみるとスプリットリングが丁度いい開き方をします。 金属部分はステンレス、ハンドル部分は樹脂で耐食性は充分。 プライヤーがステンレスでもネジが錆びたりする製品も多い中、何度か使用した現在でもサビは皆無です。 表面は若干曇るくらいの研磨仕上げ。非常に綺麗に仕上がっています。 Amazonの表記だと「新潟・三条製」「原産国パキスタン」と書いてあって意味不明ですが、とりあえず品質は充分です。(ちなみに製品のパッケージにもパキスタン製とあったのでパキスタン製なのでしょう。) 部分的に樹脂のミミが残っていたり、研削が甘かったりと作り込みがイマイチな部分も見られますが、基本的に使用感には影響ない部分なので文句は言いません。ここまで作り込んでいたら2500円では効かないでしょうし……。 ちなみに写真には写っていませんが、これまたしっかりした作りのスリングが付属しているのでベストやズボンに繋いで使えます。前のプライヤーをテトラで落とした僕としてはありがたい。 全体的に非

京都の丹後で初の地磯デビュー

実は京都に海がある 京都、と聞くと滋賀や山梨のような「海なし県」をイメージする方も居るんじゃないでしょうか。 僕も関西に縁が無かった頃はその程度の印象しかありませんでしたが、実は北部の丹後半島は海に面しているんですよね。 しかもこの京丹後、何を隠そう地磯が多い釣りの名所でもあるんです。 今回はその京丹後で初の地磯釣りをしてきたのでその紹介。 登山靴を履いて釣りへ行く 入ったのはネットでも紹介されている丹後半島北端部の地磯。 駐車場から徒歩で15分くらいでエントリーできる比較的アクセスの良い場所です。 ただエントリーまでの道中は多少整備された登山道という具合で、山を少し巻いたような道が続きます。 最後は岩壁を海際まで20~30mほど降りていくのですが、ロープ等は特に無く、ルートを見極めながら降りていく必要があります。 そこまで斜度は無いのですが、登山道であれば鎖場になるくらいの場所なので地磯歩きや山歩きの経験がない人が単独で行くのはオススメ出来ないかも。 そんなハードルの高さもあってか、入る人はかなり少ないようでこの日もゴールデンウィーク中にも関わらず人影ナシ。 堤防やらで場所取りに躍起になったりお祭りに怯えるくらいならいっそ気合を入れてこういう磯に入ってしまうのもありかも知れません。 ちなみにここはヒラマサのポイントでもあるらしく、この釣行に向けてロッドを新調。 今まで使っていたSHIMANOのコルトスナイパーBBS906MからグレードアップしてコルトスナイパーS1006Hにしてみました。 しばらく使い込んだらインプレでも書こうと思います。 昼過ぎは全くアタリがなく、遥か遠くにスーパーナブラが湧いていた以外は盛り上がるポイントなし。 海底は砂地のようで根掛かりが無いのは安心感があります。一緒に行った友人はホウボウを釣っていました。 夕方17時くらい、そろそろ引き上げようかと言う時に何とかヒラメ(ソゲ)がヒット。 元々春のヒラマサ狙いでの釣行だったので少し残念でしたが、それでも魚が釣れただけ嬉しい。鳥山の下に居たのがヒラマサだと信じてまたリベンジしましょう。 伊根町、メシがウマい 釣行後はいつもならすぐに帰るのですが、今回は珍しく現地で夕食を取ることに。 ちなみにこの伊根町、舟屋で有名な所だったんですね。旅番組で見たこ