東南アジアの生活と魚釣りをひたすらご紹介

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2023/11/07

東南アジアの露店メシがうまい

 屋台のメシはうまいのだ

東南アジア。
地球の歩き方なりを読んだことがある方は当然ご存じだと思う。

・生野菜は避けましょう
・飲み物に氷を入れるのは控えましょう
・空調の効いているレストランは安心です

・露店・屋台は避けましょう

分かる。分かる。
せっかくの旅先で食あたりになるなんて嫌だもの。
衛生面が心配だし、なるべく綺麗なところでごはんが食べたい……。

でもここはあえて声を大にして言わせていただきたい。

屋台のメシはうまいのだ


何でも食えるチェンマイだから

以前ご紹介したように、タイのチェンマイは(高いお金をちゃんと払えば)何だって美味しい。
当然タイ料理も綺麗で空調の効いた良いお店で食べることが出来るし、当然のように美味しい。


「なら素直に綺麗なレストランで食ってりゃいいじゃないか」ってのはごもっともな話で、すでに言った通り少ない旅程でわざわざ(多少の)リスクを冒して屋台でメシを食う必要はあまりないかもしれない。

でも個人的な感覚として、異国でごはんを食べるときってその国とか人の雰囲気も含めて食事を楽しんでいると思う。
そう、あのラーメンハゲも言っていたように「ぼくたちは情報を食っている」のかもしれない。

その点で「東南アジアで屋台のメシを食う」という行為はそれ自体が一種のエンタメとして成立していると思う。
蒸し暑い屋外で、ペニャペニャのプラスチックのイスとテーブルについて、何となく分かりそうで分からないメニューを見ながら現地語で注文して、ドキドキしながら食べてみる。

これがエンタメじゃなくて何なのか。

パッタイとタマリンドサラダ

ニマンヘミンのうまい露店

実際にぼくがたまに行く露店を紹介したい。


MAYAからニマンヘミン通りをチェンマイ大学方向に歩いていくとセブンイレブンを過ぎたあたりにあるお店。

日本人が居るのは見たことないけど、欧米人は時たま見かけるし、ごはん時はタイ人で結構混雑している。
近くで働くタイ人や、ロングステイの欧米人向けという位置づけなんだと思う。

左の明るい方…ではなくその右の暗い店

一応ジャンルとしてはミャンマー料理店のようで、メニューくれと言うとBURMESE FOODとTHAI FOODの2種類をくれる。
流石に超観光地のニマンヘミン通りなのでメニューには全部英語が併記。
ただし注文はタイ語か指差し。(英語も通じるかも知れないけど使ったことはない)

プリックナンプラー、カオパットにかけると超うまい

個人的に好きなのは

Young tamarind salad
Tea leaf salad
Young mangoes salad

のサラダ系。タイで暮らしていると自動的に野菜を食べない生活になるので意図的に注文しないと死んでしまう気がする。

そこにカオパットとかパッタイを付けるのが定番化した。

味はごくごく普通に美味しい。
お店の人も優しくて、日本人が珍しいのかぼくが行くとニターっと笑ってくれるようになってきた。
何故だか分からないけどタイの人は他人の顔を覚えるのが本当に得意で、どこに行っても数回通うと何となく顔を覚えてくれるっぽい。

人の顔と名前を覚えられないばかりか、タイに来てニックネーム(タイ人は互いを本名ではなくてニックネームで呼ぶことが多い)まで覚えるのに苦労しているぼくからすればとんでもない話。羨ましい技能だと心底思う。

カオパットとソムタム(目玉焼きはトッピング)

値段は大体サラダが40THBで主食が50~60THBくらい。
本当の(?)屋台と比べると高いけど、周囲のレストランが1食で数百THBすることを考えれば安いと思う。
ちなみに水と氷もくれる。(レストランは有料の場合が多い)

比較的観光客向けの露店というちょうど良いバランスのお店なので、いきなりガチガチのローカル店に行くのはちょっと……と言う人でも大丈夫。

現地の雰囲気を感じながらリーズナブルに食事をしてみたい人にはぜひおすすめしたいお店。
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2023/10/08

【海外生活】チェンマイの食事事情

生活は、やっぱメシ

生きることは食べること。
食べることは生きること。

どこで生活しててもご飯はやっぱり大切ですし、逆にその地で生きていけるかどうかってご飯が美味しいかどうかに割と左右されると言っても過言ではありません。

そこで今回はタイ北部のチェンマイの食事事情を紹介します。

タイ料理は基本うまい

タイなので、普通に考えて一番メジャーなのはタイ料理です。
でも意外と普段の食事でタイ料理を食べる機会、実は少ないです。

カオパットとtea leaf salad


というのも職場の飲み会はタイ料理、接待や日本からの出張者を連れて行くのもタイ料理。当然社員食堂もタイ料理なので、プライベートのメシくらい他のもん食べたいよ!と大抵の人はなるんですね。

ただ、さっと安く済ませたいとき。
稀にタイ料理食いてぇな~となったときは適当に屋台や路面店で食べることが多いです。
何と言っても美味しいですからね。タイ料理。

鶏肉のガパオ

独特の香辛料、ものによっては辛さが結構あるので好き嫌いはありますけど、基本的には日本人の口にも合うと思います。

とにかく種類が豊富で安いのもうれしいポイント。
やっぱり地元の食べ物は何だかんだ安くて美味しいです。

パッタイと豚肉の焼いたやつ

日本人の口に合うのはカオパット(炒飯)とパップンファイディーン?(青菜炒めみたいなやつ)の2つ。
特にカオパットはネームと言う酸味のある発酵肉を使ったやつが好きです。
初めて頼むならムー(豚肉)かグン(エビ)が無難。

大体1皿で数十タイバーツで食べれます。

また、そういう屋台から高級店まで幅広く店を選べるのもタイ料理の魅力。

日本食ブーム最高

タイ料理の次に登場頻度が高いのはやはり日本食。
昨今の日本食ブームと「日本」のブランドイメージのおかげで日本食には困らないです。

とんかつ

大きなショッピングモールにはやよい軒とか大戸屋、ココイチとか色々入っていますし、街にも日本人や現地の人がやっている日本料理屋が嫌ってほどあります。

塩唐揚げ定食

味も日本と遜色なく、とっても美味しいです。

ただし刺身や寿司だけは、日本で港町に住んでいたり釣りをしていたような人にはあまりおススメできないかも。(別にまずくはないんですが、味の割に超高い)

余程店を選べば美味しいのが食べれますが、基本的には肉系にしておいた方が無難な気がします。

とんこつラーメン

ラーメンもたくさんお店があって、とんこつからまぜそばやつけ麺まで何でも食べれます。これは本当にうれしい。なかったら死んでたね。

和牛ユッケ

焼肉の類も豊富で、1人数千円~1万円オーバーまで幅広い価格帯で色々あります。
金さえ出せばいくらでも美味しくなるのがすごいところで、最高級クラスになると日本の近江牛を使っていたりして下手に日本で食べるよりうまいです。

日本式カレーライス

全体的に1食200~400タイバーツくらいが相場。
店によっては200バーツ以下で食べれるところもあるので、常食するのはその辺になります。

その他なんでも

そのほかとにかく何でも食べれるのがチェンマイの良いところ。
バンコクもそうなんでしょうけど、とにかく観光客や駐在員で外国人が多いので、世界中のうまい食い物が大体食べれます。

カルボナーラと何かのサラダ

現地の感覚からするとかなり高いんですけど、狭いエリアでこれだけのクオリティがそこそこの値段で楽しめるってのはかなり魅力です。

イタリアンはなぜか多くて、美味しいパスタやピザには困りません。
ただしワインは基本輸入物なのでメチャ高い。グラスで200バーツとかするので、ちょっとビビる。

エッグベネディクト(って何?)

カフェも非常に多いので、おしゃれな朝ごはんもいい感じで食べれます。
野菜マシマシのオシャレサラダとか、ベーグルとか。

コーヒーも美味しいので休みの日に朝ごはん食べに出かけるだけでも割に楽しいです。でもやっぱり高い。朝食で250バーツ(1000円)くらいは普通。

本格ビビンバ

その他韓国料理、インド料理、中華、チェーン系のケンタッキーとかマックとかサブウェイとか。本当に何でもあり。

食事で不安になる必要は1ミリもないと断言できます。

熟成肉のステーキ

現地の食事事情と食費

ここまでで食べ物で困ることはないとよく分かって頂けたと思います。

強いて日本と違うところを挙げるなら、タイは外食文化が強くて自炊をする人があまり多くないという事でしょうか。
現地でも出勤途中で朝ごはんを買って、帰りがけに晩ごはんを買う、みたいな生活をしてる人が多いです。

特に市内の日本人が多いエリアだと気軽な感じのスーパーがなくて、日本でいう成城石井的な「モノは良いんだけどメチャ高い」系のRimpingとかになります。
肉も野菜も結構高いので、「ここで買い物して1人~2人前作るくらいなら外食かな」となっちゃう感じですね。

そうなると気になるが食費。
前述の通り、これは店選びでかなり変わってきます。

タイ料理を最安クラスで食べ続ければ1食数十バーツ~maxでも100バーツ。
夕食だけ考えて、月に30食食べても3000バーツなので、2023年時点で約12000円くらいですね。安い。

トリュフリゾット

一方で全部日本食やその他高級系の店で食べると平均250バーツくらい。
30食で7500バーツ、30000円くらいになります。結構高い。毎回お酒も頼んだりすればもうちょっとかかっちゃいます。

この辺は出向者でも人それぞれで、せっかく来て他にやる事もないんだから美味しいもの食べたい!って人も居れば、ガチガチにタイメシばっかり食べてる人も居ます。

旅行で来ている方であればそこまで予算はうるさい事言わないでしょうし、おおよそ1食400バーツくらいで見ておけば十分かなと思います。

ただ個人的には現地の雰囲気を楽しむのも兼ねて、その辺の屋台で頑張って指差し注文しながらタイ料理を食べてみてほしいです。
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2023/10/03

400円怪魚 メコンオオナマズ釣ってきた

 流行りの怪魚

コロナ渦が落ち着いた事もあってか、ここ2022~2023年にかけて日本国外で俗に怪魚と呼ばれるちょっと変わった大型魚を狙うのが流行ってますね。


流行ってるなら乗ってみましょという事で、タイの北部チェンマイにあるChiangmai fishing parkに行ってきました。
現地の釣り方や雰囲気、システムを簡単にまとめているので、チェンマイで手軽にナマズ釣りに挑戦したい方は参考にしてみてください。

位置とシステム

タイの釣りは釣り堀でやる事が多く、日本のように海川で野生の魚を狙う人はそこまで多くありません。というか世界的に見て日本人が釣り好きすぎな気がします。

今回紹介するChiangmai fishing parkもそんな釣り堀の1つ。


チェンマイとランプーンの間くらいに位置しており、チェンマイ市内からだとホテルの位置にもよりますがGrabタクシーで200THBくらいが目安かと思います。

木の奥にはヘラ池、左には管理棟兼レストラン

オープンはAM9時くらいで、初めに管理棟で受付をします。
エサ(パン)がバケツ1つで50THB、竿1本が50THBで最低100THB(400円!)から釣りが可能。レンタルタックルは使ったことありませんがせいぜい200~300THBかと思います。


ちなみに時間制限は特にないのでやろうと思えば1日ダラダラできます。
目安ですがバケツ1つのエサ×竿1本で気合入れて釣っても4時間くらい遊べますね。

基本的に地元の人が多い釣り堀なので、外国人向けの1000~2000THBするような釣り堀とは違ってのんびりした感じです。

タックルバランス

ベイト、スピニングいずれも可です。
キャストのしやすさを考えるとスピニングの方が良いかもしれないですね。

PEなら2~2.5号くらいあれば十分です。
リーダーは8号(約30lb)でOKでしょう。


ぼくはZENAQのEP67BにDAIWAのHRF PE SPECIALの組み合わせを使っています。
最近ならカルコンの300や400を使ってゴリゴリやるのも楽しそうですね。

エサと仕掛け


エサはクラッシュした食パンと、クラッシュしてないミミ。
クラッシュしたパンに水を加えて適当にこねて練りエサ(まきエサ)に、ちぎったミミを刺しエサにします。


仕掛けはシンプルで、プラスチックやワイヤーで出来たエサキーパーの下にサルカン、その下にハリスと針。
エサキーパーはオモリ付きと無しがあり、狙う棚によって使い分けるようです。

この写真ではハリスにナイロンを使っていますが、地元の人はPEラインのようなタコ糸のようなラインを使っています。


針は伊勢尼の管付きがメイン。
というかタイで伊勢尼以外の針全然見ません。なんでや……。

ただしナマズって思いっきり吸い込み系のバイトをする魚なので、ムツ針の方が良いと考えてます。実際に伊勢尼を使っていてハリスを切られるケースがありました。恐らくフッキング位置が口内になってますね。

2回目の釣行では日本から送ったムツ針を使っていい感じのフッキングが続いたので、やはり針はネムリの方がよさそうです。

釣り方

エサをセットしたら後は適当にぶっこむだけ。
表現が難しいのですが、アタリはラインスラッグの走り方で判断します。

ナマズがバイトすると水面に浮いたラインが走るので、そのタイミングを見てフッキング。あとはのんびりやり取りしていればOKです。



混んでくると隣の人が近くなることもありますが、何となく頭を下げながら寄っていくといい感じにクロスしてかわしてくれます。この辺は言葉が通じなくてもどうにかなりますね。

ランディングはずり上げ。
Chiangmai fishing parkの場合はmaxでも10kgちょっとくらいの小型サイズの釣り堀なので、よくある入水抱き抱え!みたいなランディングは不要です。

初心者OKのイージー怪魚

特に準備もなく、オールレンタルで気軽にできる怪魚フィッシングでした。
他にも大型メコンオオナマズが狙えるちょっとお高めの釣り堀もありますんで、その辺もおいおい試してレポートします。

数kgまでのサイズであれば子供でも十分楽しめるので、観光のついでに怪魚釣りにチャレンジするのもおススメです。

釣り堀ランチ

おまけ情報。釣り堀のランチ事情をご紹介。

現地の人は半分ピクニックのような感覚で家族連れで釣り堀を楽しんでいます。
ジュース飲みながらダラダラ釣りして、お昼ご飯食べて…みたいな。


ド定番はカオパット。チャーハンですね。
日本人の口に超絶マッチするのでどこで頼んでもうまいです。
唐辛子(プリック)が入ったプリックナンプラーをかけて食べるのが現地風。


これもうまい。ガパオ。
特に指定せず注文すると割と辛くなることが多いので、「ペット・ノイ(辛さ控え目)」が良いと思います。
この釣り堀のガパオは本当にうまい。

どちらも70バーツくらいで、街中の屋台で食べるよりちょっと割高です。(小奇麗なところで50THBくらい。もっと安いところもあるみたい。)
飲み物は15THBとかなんで、日本円にしたら数百円あれば飲み食い十分できます。

1000円ちょっとで1日怪魚釣り出来ると考えると思ったより身近な感じ、しませんか?
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2023/05/22

初心者に優しいボートヒラスズキ

 お馴染み和歌山の船でオフショアから狙うヒラスズキのキャスティングをさせてもらいました。これがまた超絶面白かったのでぜひ紹介させてください。やってない人は人生損してるかも知れませんよ!



簡単?難しい?


ヒラスズキと言えば「荒天×地磯×ガチガチタックル×ブチ抜き=超ムズい」みたいな敷居、ハードルが激高なイメージがありますよね。
実際ショアから狙うのは難しいでしょうし、大変だと思います。基本的に陸っぱりって人間不利なことが多いから難しいよね……。

しかし今回挑戦したのはボートからのキャスティング。
当然磯際まで連れて行ってもらって、ぼくらがやるのは足場の良いミヨシから投げて巻くだけ。

ヒットしても磯から離れる方に引っ張るのでラインブレイクのリスクも小さくてスーパーイージーです。

こんな場所でランディングなんて難しいに決まってる

基本的な釣り方


ずぶの素人なんで、最初は船長に言われた通り……

・なるべく磯際を狙って投げる
・波が磯に当たって、引く間際に着水がベスト
・負荷一定で、ゆっくり巻く※

※波が手前に引くときは早めに、奥に行くときは止めるくらいの感覚

超カッコいい魚体

色々試しましたが、やはりヒットするのは磯際のサラシの中が一番多かったです。
Youtubeのヒラスズキ動画でも言われているように、波に揉まれて弱ったベイトを待ち伏せしている様な個体を釣っているらしく、ルアーが引波と一緒に落ちてくるような流れ方をした際に一発で食ってくる事もありました。

体感的に最も重要だったのはルアーを落とす位置と引くライン。
磯のギリギリに落としてなるべく長くサラシの中を引くのがヒット率を上げるポイントみたいです。

なのでキャストは放物線と言うより直線的にピンスポを狙い撃つ……くらいの感覚。僕のようにオフショアが多くて投げる釣りに慣れてない人は要練習でした。

ヒット後はテンション抜かないように一定で巻くだけ。
イキって必要以上にポンピングやると大体バレました。これはどんな魚でも変わらんね。

また取り込み直前で暴れたり、エラ洗いしてバレることが非常に多かったので最後まで気は抜けません。大きめのタモで雑にさっさと掬ってしまうのが安心でした。

必要なタックルは?


上記の通り、ボートからの釣りなのであまりハードなやり取りにはなりません。
基本的にオカッパリのシーバスタックルそのままで大丈夫だと思います。

ただし時には80cm~90cmの大型が食ってくる可能性もあるので、目安としてPE2号前後のタックルがあれば安心みたいですね。


今回はヒラスズキ&スピニングで狙う中型魚向けってことで21ツインパワーSWの5000番HGにPE2.5号を300m巻きました。
タックルとしてはゴツめですね。

21ツインパSWの使用感がスーパー良かったので、またそのうちレビューしようと思います。

 


竿は中古で1万円くらいになってたディアルーナXRのML。
リールとラインに対して竿が柔らかいんですが、これは軽くて小さめのルアーも使いたい+掛かったあとのエラ洗い等々でバレやすいので、なるべく柔らかくて追従性の良い竿にしたかったため。

長さはオカッパ同様に9.6ftくらいあるとよく飛んで良いんですが、乗る船の仕様(イカ釣り用の集魚灯があるとか、人がたくさん乗るとか)によっては短めの方がアンダーキャストし易いのでケースバイケースで。



ルアーは基本的にフローティングタイプのミノーです。
今回はKOMOMOIIの110mmのボラカラーをずっと使っていました。

ただしフックはゴツいものに変えないと伸ばされたり、取り込んだあとで針を外す際に曲がったりしてしまうので注意が必要です。
たまたま家にあったSTX-58の2号(カツオ用)に交換してますけど、流石にデカいかも。もう1サイズ落としても良いかも知れないですね。

どうしてもウネリのある中でルアーを引いてくる事になるので、針を少し重ためにして沈ませ気味のバランスにするのは使いやすくてよかったです。
標準セッティングだとたまに水面から飛び出してしまったりするので気を使います。

 

とりあえずやってみよう


何だかんだと言いつつ、手持ちのシーバスタックルや青物タックルでイージーに挑戦できる敷居の低い釣りです。
それでいてヒットからランディングまで非常にエキサイティングで信じられないくらい楽しい釣りなので、対応してくれる船が近くにある人はぜひ挑戦してみてください。
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2023/05/10

北海道うまいもの記;老麺やはた

 北海道≠味噌


みなさんラーメン好きですか?
好きですよね。ラーメン好きじゃない人ってあんまり居ませんよね。

そして皆さんは「北海道=味噌ラーメン」だと思っていますよね。

はい、これは大変な間違い、誤解の元、戦争の火種、一歩間違えば楽しい北海道旅行中に喧嘩別れ、一家離散です。


この農水省のサイトでも述べられている通り、北海道ラーメンと言うのは札幌味噌ラーメンだけではありません。ここ大事。

有名なのは函館塩ラーメン、札幌味噌ラーメン、旭川と釧路の醤油ラーメンなど。
特に道東地方の釧路ラーメンと呼ばれるものは全国的に珍しい細縮れ麺を使った魚介系の醤油味が特徴。

そう、札幌の太麺のこってり味噌とは対極にあるようなテイストなんですね。
なので道東で「美味しい北海道味噌ラーメン食べたいな~」などと言ってしまうともう喧嘩。ぜひ注意していただきたい。

今回は道東地方でも個人的ナンバーワンのお店を紹介します。


白糠町の「老麺やはた」です。
釧路市からはクルマで30分ちょっと。
駐車場はお店の横に数台+少し離れた大地みらい信用金庫の裏にさらに数台分確保されています。


全てのレベルが高い


基本のもやしラーメン

ラーメンのパーツって色々ありますが、ここは全てのレベルが高いです。
麺は自家製の細縮れ麺(若干平打ち)。
メンマも自家製、チャーシューも自家製。
特にチャーシューはイカれた柔らかさと味わい。
これだけ冷凍して5kgくらい買いたいレベル。

もやしワンタン

メニューとしては定番の醤油に加えて塩や味噌も完備。
味噌・塩も地元の人には地味に人気があります。
それぞれのスープでワンタン、チャーシュー追加が可能。

もやしチャーシュー

オススメは道東地方の定番醤油ラーメン、中でも香ばしい炒めもやしが乗ったもやしラーメンが超ウマです。(もやしトッピングは醤油スープだけ)

“全部載せ”の暴力



そしてイチオシが「もやしチャーシューワンタン麺」、要はトッピング全部載せ!

美味しいものをたくさん、長く食べれる。それだけで幸せ。
とりあえずこれ頼んでおけば悔いのない北海道旅行を楽しめるでしょう。

祝:持ち帰りラーメン


この激旨ラーメン屋さん、せめて新千歳から近ければ行きやすいですよね。
しかし現実は厳しく、250kmを3時間弱かけて走る必要があります。

釧路空港に降りれば20km程度なのですぐですが、関西からだとピーチの直行便が休止中なのでアクセス悪いです。

そんな皆さんに朗報。
この老麺やはたの持ち帰りラーメンがふるさと納税で入手可能です。

【楽天市場】【ふるさと納税】やはたお持ち帰りらーめん(醤油味)【2人前×2箱】 ふるさと納税 北海道 応援 グルメ 食べ物:北海道白糠町

去年までは1万円でしたけど、今見たら11000円になってますね……。
どの道今年も納税枠は定期的にこのラーメンに全ベットです。
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2023/05/09

北海道うまいもの記;城山東家

 そば屋さんだらけの北海道


蕎麦って寒いところ向きの作物だけあって、実は北海道には蕎麦畑が多いんですよね。季節になると白くて小さい花が一面に広がった綺麗な畑を見ることが出来ます。

そのせいか北海道はやたらと蕎麦屋さんが多いです。
中でも釧路を通る時に寄るのが「城山東家(しろやまあずまや)」さん。

釧路には東屋と呼ばれる系列のお店がたくさんあるんですが、この城山店はその中でも特に美味しい上に店主の方がお酒好きで日本酒のラインナップが多いのがサイコーです。


駐車場は全部で15台ほど。
お蕎麦屋さんだけあって回転は早いので、開店前から並んで……みたいな戦法は不要です。長くても15分~30分待てば入れます。

日本酒と一品物で攻める



この店でおすすめしたいのが「蕎麦屋呑み」、いわゆる蕎麦前?
まずは日本酒と蕎麦味噌で1杯。
日本酒は北海道内外の地酒が7~8種類ほど揃っています。その他は普通のビールや焼酎。
珍しいところだと蕎麦焼酎の蕎麦茶割や蕎麦湯割なんかも。


道東では一般的な「かしわ蕎麦」のかしわを使ったかしわ焼き。
かしわと言うのは親鳥のこと。肉は硬いのですが旨味が強くて美味しいです。


定番の天ぷら。これもうまい……。
他にも焼海苔や各種ぬき(親子蕎麦の蕎麦抜き、天とじの蕎麦抜き)なんかで延々呑めます。天国か。

当然蕎麦で〆る



最後は蕎麦。
もりそばでさっぱりするも良し、天南や天ざるでガッツリするも良し。

今回は種込(天ぷら1本と親子=かしわの卵とじ)でガッツリ系。

蕎麦湯と蕎麦茶も貰えるので最後はそれらを飲んでまったりして終了。

お蕎麦屋さんと言うとササッと蕎麦食って出ることが多いと思いますが、たまには長居してのんびり呑むのもオツですよ。
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2023/05/07

北海道うまいもの記;ジンギスカン白樺

 地元の人も行く人気店 白樺



みなさんジンギスカンお好きですか?
北海道フェアやふるさと納税でジンギスカンが広まったこともあって、最近では日本全国で食べれるようになってきましたね。

今回は地元北海道の人も行く帯広の有名店「白樺(しらかば)」に行ってきたので紹介しようと思います。

帯広市と言いつつ、店舗は市街地から割と離れたところに位置しており、市内からはクルマで30分くらい走ります。クルマ以外でアクセスするのはあまり現実的ではないので、道外から行く人はレンタカーがマストですね。


駐車場はお店の前に数台、裏手に20台程度停められるスペースがあるので混み合う時間帯に直撃しなければどこかしら停められると思います。

開店前の到着が必須


開店時刻は11時。
今回は少し余裕を見て10時半ごろに到着しましたがすでに駐車場が半分くらい(つまり10台以上)埋まっていて20人ちょっとの列が出来ていました。

開店の15分前くらいにはお店の方が人数を聞いて順番待ちの番号札を配り始めます。
僕は27番で約1時間待ち。入店できたのは12時頃でした。
開店時刻ジャストくらいに来た方は60番くらいで2時間以上かかると言われていたようなので、開店前から並んで待つのは必須と考えたほうが良さそうです。

ちなみに番号札を貰えばお店を離れてしまってもOK。
順番に間に合わなければ飛ばされて、到着後に入れるようなので近くを観光して時間を潰すのも良さそうでした。

肉・米・汁・飲み物だけ



メニューは超シンプル。
肉はマトン(普通の羊肉)とラム(子羊)の2つだけ。
あとはライスや味噌汁なんかもあります。


無難にマトンとラムを1人前ずつ頼んでこの分量。
軽く下味が付いていて、焼けたらさらにつけダレに付けて食べるスタイル。

ちなみに道内でも色々な流派があって「下味なし×付けタレ」「下味+タレ→煮込み」「下味×付けタレ」「切り落とし vs 丸い肉」などいくつかのパターンがあるので各地で食べ比べるのも楽しいです。


マトンはしっかりした歯ごたえで肉の旨味が強く、ラムはとにかく柔らかくてどちらも最高。もちろんご飯が進みまくるのでライスおかわりは避けられないかも。
たまに挟む玉ねぎがいい感じに口をさっぱりとリセットしてくれるのも嬉しい。



たまたま限定品のラムサーロインなどと言う希少部位があったのでこちらもオーダー。ラムの柔らかさ×マトンの旨味を併せ持った感じで美味でした。

4切れで1760円が妥当かと言われると……僕はマトンで良いかな。

帯広行ったら寄ってみよう


個人的に結構好きで、北海道に行くたびに寄ってる白樺でした。
最近はやたらと並ぶのがちょっとしんどいポイントですけど、オンラインショップもやってるみたいなので家でジンギスカンできる環境の人はこっちでも良いかもしれないですね。

ちなみに北海道では一家に一台ジンギスカン鍋が装備されているのでおうちジンギスカンもメジャーです。関西のたこ焼き器と一緒だと思っていただければ差し支えないでしょう。

以外と普通の焼肉にも使えるんで、1個あると便利ですよ。

『ジンギスカン白樺』 ジンギスカンの通販サイト 北海道 十勝・富良野

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